【法制史文献目録V(1980〜1989):日本法制史>近世の2】 総目次 |   [一括検索]  [home]


3 裁判・紛争処理・司法制度

饗庭  実 / 江戸小伝馬町牢屋敷における「牢法」の一考察(中央史学8) / 1985
網田 周平 / 加賀藩三州十村流刑事件(下)(氷見春秋16) / 1987
飯田 文弥 / 天保八年甲州市川支配所領河内領の篤篭訴《磯貝古稀記念》 / 1983
石田 文一 / 近世後期における争論と「内済」−日山麓幕領の一事例から−(史翰20) / 1988
稲田 篤信 / 公事宿嫌疑一件−寛政三年の石川雅望−(文学52−5) / 1984
伊平 充宏 / 元文四年遠州馬郡村の塩総論−浜松塩専売に関する若干の考察と史料紹介−(史翰18) / 1982
宇佐美 孝 / 白山麓山村における共有林利用慣行と争論(研究紀要・徳川林政史研昭和56年度) / 1981
宇佐美英機 / 京都町奉行所における金銀出入取捌主法(日本史研究399) / 1981
宇佐美英機 / 近世都市の権力と公事訴訟(日本史研究283) / 1986
氏家 幹人 / 法衣のサンクチュアリ−或る処刑場の情景−(かがくさろん11−5) / 1987
大館 右喜 / 国役の変質と紺屋藍瓶役銭出入(所沢市史研究11) / 1987
大平 祐一 / 近世における「金公事」債権の保護について−学説整理を中心にして−《高柳論集》 / 1984
大平 祐一 / 近世の非合法的「訴訟」−駕篭訴・駆込訴を素材として−1・2(立命館法学183・184,194) / 1986,88
大森 映子 / 元禄期における備讃国境争論−石島一件に関する岡山藩政史料の分析を中心に−(史艸23) / 1983
大和田公一 / 文化期小田原宿における助郷紛争について(法政史学33) / 1981
小沢 正弘 / 江戸初期関東における祭道公事(埼玉県史研究9) / 1982
落合 延孝 / 近世村落における火事・盗みの検断権と神判の機能(歴史評論442) / 1987
笠原 正夫 / 近世中期の漁場争論と漁村(和歌山県史研究16) / 1989
加藤  貴 / 天保期江戸名主の不正に対する張訴(民衆史研究会会報19) / 1983
金森 他一 / 或農民の死刑判決から−大割用水原山−(富山史檀95) / 1987
川村  優 / 総州代官関口作左衛門処罰の背景−延宝五年親子三人切腹の経緯について−(房総の郷土史12) / 1984
神崎 彰利 / 天和三年上相原村藤沢領小前訴訟一件1〜3(古文書室紀要・相模原市立図書館9−11) / 1986〜88
喜多村俊夫 / 備前上道郡大平山をめぐる野山(入会山)紛争−草ヶ部組四ヶ村対菊山村−(人文自然論叢・大阪学院大9) / 1982
茎田佳寿子 / 幕末村方指導者の法意識3村方出入と名主越訴一件(明大刑事博物館年報・明大12) / 1981
茎田佳寿子 / 内済と公事宿《日本の社会史》 / 1987
黒瀧十二郎 / 津軽藩の司法制度史考(国史研究・弘前大73・74) / 1982
桑田  優 / 摂州西官邸裁判至要1〜4(経済経営論集・八代学院大2−2;3−1,2;4−1) / 1983・84
見城 幸雄 / 幕末期,東三河六か村の海面入会争論再審史料−東植田村「石田家文書」より−1〜3(総合郷土研究所紀要・愛知大31〜33) / 1986〜88
小島 信泰 / 江戸時代の公家に関する裁判権(紀要・創価大院6) / 1984
小西愛之助 / 落牛一件−和泉国泉郡南王子村と和泉国大島郡豊田村との−(紀要・関西大部落問題研8) / 1982
後藤 正人 / 紀州藩掃除役米をめぐる一訴訟史料−享保期における那賀郡狩宿村を中心として−(紀州経済史文化史研究所紀要・和歌山大1) / 1981  評:藤原明久(
法制史研究32
後藤 正人 / 松本藩領梓川流域に生じた落牛事件と江戸町奉行−信濃国草場訴訟小史−(紀要・人文科学・和歌山大教育31) / 1982
後藤 正人 / 幕府評定所に懸けられた関東の旦那場訴訟と「権利観念」−享保期武蔵国足立郡下の神事舞太夫と紺屋の出入を通じて−(部落問題研究75) / 1983
斎藤 洋一 / 小田井宿旅篭屋「無宿」捕り物一件(所報・信州農村開発史研28・29) / 1989
神保 文夫 / 近世私法史における「大坂法」の意識について−大坂町奉行所の民事裁判管轄に関する一考察《平松追悼論集》 / 1987
神保 文夫 / 近世私法体系の転換−天保14年の金公事改革−1〜4(法政論集・名大89,92,94,95) / 1981〜83  評:大平祐一(法制史研究34
瀬谷 義彦 / 流人冤罪(茨城県史研究43) / 1980
曽根ひろみ / 享保期の訴訟裁判と訴《講座日本経済史4》 / 1980
曽根ひろみ / 享保期の公事訴訟と法支配(歴史学研究別冊特集81年11月) / 1981
曽根ひろみ / 大坂における訴訟と裁判−金銀出入を中心に−(ヒストリア113) / 1987  評:吉田正志(法制史研究38
高木  侃 / 火事と火元入寺(群馬県史研究13) / 1981
高橋  実 / 千妙寺大門通り道境争論一件(開城町の歴史2) / 1982
高原 三郎 / 近世の大分県下の境目出入(論争)について(大分県地方史95) / 1980
瀧川政次郎 / 公事師・公事宿の研究 / 赤坂書院 / 1984  評:団藤重光(自由と正義35−10)
谷山 正道 / 化政期大和の「国訴」とその背景《産業の発達と地域社会》 / 1982
西島 勘治 / 山田亦介「海防臆測」摺り立て事件(山口県地方史研究57) / 1987
服藤 弘司 / 近世民事裁判と「公事師」《高柳論集》 / 1984
平松 義郎 / 裁判の構造今昔−江戸の裁判−《歴史への招待15》 / 1981
藤重  豊 / 近世岩国藩領の浦々と裸島をめぐる漁場紛争(山口県地方史研究61) / 1989
藤本清次郎 / 江戸中期・紀州日高平野における「芝場」争論(紀要・和歌山大紀州経済史文化研3) / 1983
藤原 明久 / 岡山藩制確立期における「民事」裁判機構の形成《高柳論集》 / 1984
藤原 明久 / 「田辺町大帳」にみえる近世前期田辺町の民事訴訟記録(田辺文化財30) / 1987
藤原 有和 / 延宝7年の境番所新開畠をめぐる争論《誇りある部落史》 / 1986
北條  浩 / 徳川時代における海境紛争と裁決(帝京法学14−1) / 1982
細井 守村 / 落寺院をめぐる争論一件(紀要・藤沢市文書館10) / 1987
本間 修平 / 「先納金」小考−金公事法制考察の一階梯−(法学・東北大48−6) / 1985
本間 修平 / 江戸時代の没収刑と債権(中央評論188) / 1989
前田 正治 / 相給村の一考察−越後国刈羽郡坂田村「難渋出入」をめぐって−《牧米寿記念》 / 1980  評:井ヶ田良治(法制史研究31
松尾 公就 / 元禄・宝永期の跡式問題と秣場争論−常陸国筑波郡杉木村の事例−(立正史学59) / 1986
水本 邦彦 / 公儀の裁判と集団の掟《日本の社会史5》 / 1987
宮木由紀子 / 吉原遊女のゆくえ−流罪になった吉原遊女−(駒沢大学大学院史学論集10) / 1980
宮木由紀子 / 丸山遊女の生活−「長崎奉行所判決記録犯科帳」を中心として−(駒沢史学31) / 1984
安沢 秀一 / 徳島藩裁許所公事落着帳・裁許御目付扣帳の基礎的研究(史料館研究紀要11) / 1980
薮田 貫国 / 訴の構造(日本史研究276) / 1985
薮田 貫国 / 国訴と郡中議定(日本史研究289) / 1986
山川  基 / 備中海域の漁業紛争について−近世前期を中心として−(吉備地方文化研究1) / 1988
山川  基 / 備中海域の漁業紛争について−近世後期を中心として−(吉備地方文化研究2) / 1989
山本 幸俊 / 近世初期の論所と裁許−会津藩を中心に−《北島論集》 / 1983
吉田 正志 / 貞享2年および元禄15年の幕府相対済令と仙台藩金銀出入取捌仕法(岩手史学研究69) / 1985
吉田 正志 / 宝暦期仙台藩の金銀出入取捌仕法改革(法学・東北大48−6) / 1985  評:藤原明久(法制史研究36
吉田 正志 / 近世の公事銭に関する一試論−二本松藩の事例を中心にして−(法学・東北大51−5) / 1987
好並 隆司 / 和泉国惣ノ池の用水争論−享保14年訴訟を中心として−(紀要・岡山大文5) / 1984
渡辺 治隆 / 公事方御定書の研究皆川ゆり子(兵庫) / 1984
丹後田辺藩裁判資料1〜6 / 裁判史研究会(同志社法学37−6;38 −1,2,4・5;40−1,2) / 1986〜88


4 社会・社会身分


(1)一 般
朝尾 直弘 / 惣村から町へ《日本の社会史6》 / 1988
阿部  昭 / 近世における民衆の体中慣行とその論理(人文学会紀要・国士館大文21) / 1988
石井  修 / 幕末期の地域結合と民衆(関東近世史研究22) / 1987
煎本 増夫 / 近世の衣服統制(日本歴史421) / 1983
内田九州男 / 大坂四ヶ所の組織と収入(ヒストリア115) / 1987
大藤  修 / 身分と家《講座日本近世史》 / 1980
佐々木利和 / 近世アイヌの社会−ソウヤウンクルのコタンを中心に−(歴史評論434) / 1986
菅原 憲二 / 近世京都の町と捨子(歴史評論422) / 1985
杉浦 敦彦 / 近世村落社会における「家」の問題《日本農村社会の史的展開》 / 1980
高木 昭作 / 最近の近世身分制論について(歴史評論404) / 1983
高木 昭作 / 近世日本における身分と役−峯岸賢太郎氏の批判に答える−(歴史評論446) / 1987
高橋 光二 / 「職分論」の一考察(紀要・早大院文学別−9) / 1983
尾藤 正英 / 徳川時代の社会と政治思想の特質(思想685) / 1981
深谷 克巳 / 近世史研究と身分(歴史評論369) / 1981
深谷 克巳 / 近世の支配体制と社会構造《北島論集》 / 1983
藤井 勝村 / 落社会と家(文化学年報・神戸大6) / 1987
双川 喜文 / 近世の身分と土地所有−町中沽券絵図と五人組−(地方史研究30−2) / 1980
峯岸賢太郎 / 近世身分論《日本史研究の新視点》 / 1986
峯岸賢太郎 / 近世身分論再説−高木昭作氏の反批判に答える−(歴史評論459) / 1988
宮本 和宏 / 阿波における封建権力と民衆《徳島論集》 / 1981
本山 幸彦 / 幕末期における民衆の意識と行動(紀要・京大教育) / 1984
森 嘉兵衛 / 近世封建国家における民衆の政治思想(岩手史学研究66・67) / 1984
森  謙二 / 近世清内路の家とムラ《出作りの里》 / 1989
吉田 伸之 / 近世の身分意識と職分観念《日本の社会史7》 / 1987

(2)公家・華族
神崎 彰利 / 近世における公家領の構造−久世家領を中心に−(刑事博物館年報・明大12) / 1981

(3)武士・士族
饗庭  実 / 『大国魂神社文書』にみる大名借−井上河内守正春の場合−(府中市郷土の森紀要2) / 1989
安藤 保薩 / 摩藩城下士の生活と意識《西南地域の史的展開(近世篇)》 / 1988
具  兌勲 / 帯刀禁令と近世身分秩序の特質(史境19) / 1989
熊谷 光子 / 近世大名下級家臣団の構造的分析−豊後岡藩を素材にして−(日本史研究316) / 1988
黒瀧十二郎 / 法令より見たる津軽藩士の生活−衣食住を中心として−(国史研究・弘前大86) / 1989
小山 誉城 / 紀州藩の地士制度−地士の創設とその変質を中心として−《安藤退官記念》 / 1987
斎藤 鋭雄 / 藩境の給人たち−南と北−(宮城史学12) / 1988
佐藤 仁美 / 近世武家家訓における武士の職分(立命館史学5) / 1984
鈴木 賢次 / 旗本住居の都市における存在様態−敷地規模と住居規模の関係,および両者の家禄高に対する関係について−(建築史学2) / 1984
高木 昭作 / 所謂「身分法令」と「一季居」禁令−「侍」は「武士」ではない−《日本近世史論叢(上)》 / 1984
秀村 選三 / 幕末期薩摩藩における郷村と郷士−修験者の一考察−(西南地域史研究3) / 1980
秀村 選三 / 薩摩藩郷士守屋敷家の系譜と舎人(重尭)以前の諸問題1(経済学研究・九大52−1・2・3・4) / 1987
尾藤 正英 / 明治維新と武士−「公論」の理念による維新像再構成の試み−(思想735) / 1985
益田 節子 / 大名の殿席と家格(研究紀要・徳川林政史研昭和55年度) / 1981

(4)村落・農民
赤澤 計眞 / 元和寛永期南蒲原地方村落社会構造の変動(新潟史学12) / 1980
秋葉 直美 / 北武蔵における組合村の編成に関する一考察(埼玉地方史20) / 1987
秋山  悟 / 旗本相給村落における村運営−常陸国新治郡半田村を事例として−(茨城県史研究63) / 1989
秋山 伸一 / 名主跡役滞りと近世村落−武蔵国入間郡赤尾村の場合−(日本社会史研究24) / 1988
阿久津宗二 / 近世村役人の選任制について−特に名主の入札と輪番制−(群馬文化210) / 1987
阿久津宗二 / 村議定についての一考察−特に制裁定めの諸事例−(群馬県史研究25) / 1987
阿部 俊夫 / 正徳三年大庄屋廃止令をめぐる二・三の側面−福島大学経済学部所蔵渡辺家文書から−(福島史学研究44) / 1984
安藤 精一 / 近世山村の社会構造と商品流通(紀要・喜州経済文化研1) / 1981
井ヶ田良治 / 近世村落の身分構造 / 国書刊行会 / 1984  評:大竹秀男(法制史研究35);大島真理夫(日本史研究278)
石川 敦彦 / 幕末期阿武郡明木村の農民構成(紀要・山口県文書館8) / 1981
伊藤 陽啓 / 相給村落における村連合と知行所結合−上総国山辺郡壱方村を事例として−(歴史科学と教育7) / 1988
井上  攻 / 相給村落とその内部構造−下野国芳賀郡大沢村の場合−(湘南史学6) / 1983
井上  攻 / 相給村落の村貢と知行所−下野国芳賀郡七井村の事例−(湘南史学7・8) / 1986
井上  攻 / 寛文〜元禄期の村落社会と名主加兵衛−下野国の一名主の行動と意識を通して−1・2(信濃39−10,12) / 1987
梅原 康嗣 / 寛政・享和期の上田藩越戸村における農家経営(千曲61) / 1989
遠藤 吉次 / 府中市城における村落形成と武士(多摩のあゆみ46) / 1987
大島真理夫 / 近世山村における割地と村落構造−甲州都留郡長池村の事例−(地方史研究32−5) / 1983
大島真理夫 / 近世村落の研究史と宮座研究の視点(歴史手帳17−11) / 1989
大竹 秀男 / 封建社会の農民家族−江戸期農民家族の歴史的位置づけ−(改訂版) / 創文社 / 1982
大庭 良美 / 近世の村(下)−青原組十四ヶ村にみる−(山陰史談20) / 1984
岡田 光代 / 近世における伯耆国河村郡泊村の経済的側面−米沢家文書を中心に−(歴史研究25) / 1987
小笠原隆夫 / 近世五人組の持つ相互扶助性について−讃岐豊田郡井関村の場合−(鳴門史学1) / 1987
小高 昭一 / 17世紀における「惣百姓」について−南関東農村を事例として−《川村還暦記念》 / 1988
乙竹 孝文 / 近世初期村落構造と「村切」の影響−越前を事例として−(史報1) / 1980
門前 博之 / 江州伊香郡「松尾・重則」村に関する一考察(歴史論7) / 1984
神谷  力 / 「村」と「組」の社会構造1(地域文化研究所報告・岐阜女子大5) / 1987
川田 純之 / 改革組合村の内部構造の検討−武蔵国熊谷宿北組合の場合−(史学56−4) / 1987
川村  優 / 相給村落の一特質−上総国長柄郡立島村の「往来筋溜井諸事改帳」の紹介をかねて−《続長柄町史》 / 1983  評:白川部達夫(法制史研究34
川村  優 / 享保の組合村定書(日本歴史479) / 1988
木下理重子 / 松本藩上野組稲核村における百姓身分について(信濃41-10) / 1989
工藤 睦男 / 貞享検地帳にみる弘前藩の階層構成2−山手の村々と新田の村々の場合−《近世国家の成立過程》 / 1982
熊沢  徹 / 江戸の下肥値下げ運動と領々惣代(史学雑誌94−4) / 1985
久門麻里子 / 近世長史村落の支配組織−武州下和名の場合−(立教日本史論集4) / 1989
久留島 浩 / 幕領における郡中入用と組合村入用について−村をこえた入用論の一つとして−《日本近世史論叢(下)》 / 1984
小宮 睦之 / 農村支配機構とその再建《続佐賀藩の総合研究》 / 1987
小宮睦之・梶原良則 / 農村政策の基調と展開《続佐賀藩の総合研究》 / 1987
小山 友孝 / 上野国甘楽郡山中領に於ける近世部落の成立について−年貢割付状の様式変化に着目して(紀要・群馬県立歴博3) / 1982
酒井 耕造 / 近世前期の禿百姓と諸集団−奥州会津を事例として−(紀要・法大院18) / 1987
坂井 俊樹 / 幕末期,武蔵国足立郡における地主・小作関係の展開について−村落慣行及び小作騒動の分析を中心として−(紀要・社会科学・東学大35) / 1984
酒井 右二 / 近世中後期相給村落における一村「村請制」と組合村(市原地方史研究11) / 1982
酒井 右二 / 天保期の家内紛争にみる家と村と支配−下総国葛飾郡高根村吉野家の事例から−(船橋市史研究2) / 1987
桜井 昭男 / 近世農村と「百姓株」(関東近世史研究20) / 1986
笹川  裕 / 近世後期北遠地方における村落構造−化政期の村方騒動を中心に−(史翰17) / 1981
佐々木栄一 / 相丘村落の成立と構造−武蔵国比企郡野本村を事例として−(市史編さん調査報告・東松山市24) / 1982
佐藤 孝之 / 北遠地方における「公文百姓」の解体過程(近世史論・国学院大1) / 1980
佐藤 孝之 / 近世前期の広域村落支配と「領」(国史学122) / 1984
佐藤 孝之 / 山棒の村と「御免許稼山」−上州山中領を事例として−(研究紀要・徳川林政史研昭和62年度) / 1988
佐藤 満洋 / 村明細帳と村鑑帳の研究(上・下)−豊前・豊後幕領を中心として(付)元禄2年の島原領村明細書上−(大分県地方史120) / 1985
柴多 一雄 / 農村政策の展開《続佐賀藩の総合研究》 / 1987
鈴木 小英 / 近世の遠州中島村−領有・災害・新田開発について−(地方史静岡10) / 1981
鈴木孝男・岡田龍三 / 近世東三河における山村の構造と豪農の経営−愛知県新城市出沢地区を中心に−(歴史研究・愛知教育大26) / 1980
鈴木 幸夫 / 天保期の農家奉公人規定(広島県史研究7) / 1982
高市 光男 / 17世紀の農村構造(愛媛近代史研究40) / 1981
高橋 精一 / 鈴木家文書を通じてみた「品替百姓考」1・2(経済論集・大東文化大43,44) / 1987
竹永 三男 / 奈良盆地における一在村地主経営の構造とその展開(紀要・島根大法文5) / 1983
千葉 景一 / 仙台藩の農村構造−柴田郡小野村の場合−(研究紀要・東北歴史資料館7) / 1981
千葉 景一 / 仙台藩における肝煎選任について−入札制を中心として−(研究紀要・東北歴史資料館11) / 1985
辻 まゆみ / 近世村落と「帳外」(史苑49−1) / 1989
土井  浩 / 相給村落における知行付百姓−大住郷の知行割を通して−《旗本知行と村落》 / 1986
中島 佳明 / 近世中後期村落身分制の再編過程−高島藩長百姓身分の検討−(信濃39−10) / 1987
永井  博 / 近世後期常陸国南部地域の農村構造−仙台藩領信太郡実穀村の事例−(史学研究集録7) / 1982
長野  進 / 対馬藩田代領における庄屋の存在形態−磯野甚左衛門(寿延)について−(経済論集・佐賀大16−4) / 1984
長野  進 / 幕末期の佐賀藩における農民的諸要求の一考察−佐賀藩多久領志久村について−(経済論集・佐賀大17−1) / 1984
並木 克央 / 庄屋役の権威について(史学論集・駒沢大18) / 1988
西畑 俊昭 / 元禄期坂越浦の村落構造《松岡傘寿記念》 / 1985
橋本 誠一 / 若狭国三方郡新庄村における村法改革要求−史料紹介を中心に−(阪大法学133・134) / 1985  評:後藤正人(法制史研究36
長谷川仲三 / 近世農村構造の史的分析−幕藩体制解体期の関東農村と花− / 柏書房 / 1981
原田 信男 / 中世末・近世初期における谷田村落の様相−下総国葛飾郡八木郷の場合−(歴史論7) / 1984
半田 隆夫 / 近世初期農民の移動と土着(大分県地方史103) / 1981
馬場 憲一 / 近世前期の谷戸村落における農民の存在形態(学芸研究紀要・東京都教委4) / 1987
福島 雅蔵 / 近世前期和泉国郷村帳の一事例−和泉国村々高山幅年貢細見帳の史料紹介−(研究紀要・花園大文16) / 1985
福島 雅蔵 / 近世後期大和芝村藩の大庄屋支配と触書−宇陀周辺預り領を中心に−《花園論集》 / 1987
藤井  勝 / 近世村方地主の展開と子方従属−尼崎藩領上瓦林村岡本家の場合−(地域史研究12−3) / 1983
藤木 久志 / 村落白検断禁令の近世的展開(新潟県史研究14) / 1983
古川 貞雄 / 近世の遊日と村共同体(信州史学7) / 1981
北條  浩 / 徳川幕府の村落支配と村落自治制(帝京法学13−1) / 1982
細井 守分 / 郷村の一形態−相州高座郡萩園村を例として−(茅ヶ崎市史研究6) / 1982
前島 雅光 / 変革期の農村構造−但馬国養父郡建屋上組村々の場合−(研究論叢・親和女大20) / 1986
松田 之利 / 美濃の頭百姓と脇百姓(信濃41−12) / 1989
松永 克男 / 越後農民の集団移住の一形態−米沢藩領置賜地方の場合−(新潟県史研究25) / 1989
水本 邦彦 / 近世初期の村政と自治−摂津国芥川郡桂本村における−(日本史研究244) / 1983
水本 邦彦 / 近世の村租と村−近江蒲生郡中野村を中心に−(学術報告・京都府立大人文39) / 1987
宮島 敬一 / 近世農民支配の成立について−中世在地法の「否定」と「内済」−1(地方史研究31−3) / 1981
森  建一 / 羽前尾花沢領における村落構造とその展開(紀要・東洋大院17) / 1981
森  杉夫 / 境廻り農村の御用留帳1・2(境研究18,19) / 1987・88
森  安彦 / 幕藩制国家の基礎構造−村落構造の展開と農民闘争− / 吉川弘文館 / 1981
森  安彦 / 近世後期信州佐久郡五郎兵衛新田村の構造−寛政〜文政期の宗門人別帳の分析−(水と村の歴史1) / 1983
森  安彦 / 幕末維新期村落女性のライフ・コースの研究1−江戸周辺,武州荏原郡太子堂村の事例−(研究紀要・史料館16) / 1984
山中永之佑 / 〔書評〕大島真理夫『近世における村と家の社会構造』(社会経済史学45−3) / 1980
山本 英二 / 近世後期松代藩の農村構成−高井郡沓野村を中心に−(史翰17) / 1981
山本 幸俊 / 近世初期の村落と「土豪」−常陸国新冶郡金田村を中心に−(地方史研究31−6) / 1981
渡辺 浩一 / 近世後期における在郷町の住民結合−日光街道粕壁宿を事例として−(研究報告・東北大日本文化研別巻24) / 1987
渡邊 尚志 / 近世村落共同体に関する一考察(歴史評論451) / 1987
渡邊 尚志 / 信州諏訪諸村における村借について(信濃40−2) / 1988
渡邊 尚志 / 幕末・維新期における農民と村落共同体(歴史評論475) / 1989
渡邊 忠司 / 近世畿内農村の「牛組」について−摂津西成郡十八条村の事例を通して−(大阪の歴史28) / 1989
渡部 史夫 / 羽州村山郡の村議定,郷中議定並びに郡中議定について(山形史学研究18) / 1982

(5)都市人
明渡 久実 / 浅草寺門前町の研究(木瓜8) / 1989
朝尾 直弘 / 元禄期京都の町代触と町代《岸論集(下)》 / 1985
石井 良助 / 町会所における家質金貸付について《創価大学創立10周年記念論集》 / 1980
大久保利謙 / 職方考(日本歴史464) / 1987
大園美奈子 / 幕末期の江戸町方下層民−人別帳の分析を通して−(紀要・学習院大史料館3) / 1985
小野田一幸 / 近世城下町の拡大地域の構造とその変容《封建社会と近代》 / 1989
片山 新助 / 城下町岡山と薪−岡山藩の価格・供給政策を中心に−(岡山県史研究9) / 1987
加藤  貴 / 江戸町会所と捨訴・張訴(民衆史研究会会報17) / 1981
鎌田  浩 / 〔報告要旨〕熊本城下町の統治機構(比較都市史研究3−1) / 1984
上場 顕雄 / 近世大坂の寺院形態と寺町《仏教の歴史と文化》 / 1980
川合 賢二 / 天保飢饉と在郷町−摂津国池田村の場合−(ヒストリア101) / 1983
鍛代 敏雄 / 摂津中島本願寺寺内町考(地方史研究37−2) / 1987
北島 正元 / 近世の民衆と都市−幕藩制国家の構造− / 名著出版 / 1984  評:深谷克巳(史学雑誌94-3)
北原 糸子 / 「享保」飢饉と町方施行−『仁風一覧』の社会史的意義−(日本史研究228) / 1981
桑原 公徳 / 近世前期の松山城下町と後期の松山在町の景観《花園論集》 / 1987
小島 道裕 / 織豊期の都市法と都市遺構(研究報告・歴博8) / 1986
小森 隆吉 / 江戸における寺院街の形成について−下谷・浅草の場合−(日本歴史496) / 1989
佐久間貴士 / 豊臣期大坂城下町の考古学的調査(ヒストリア123) / 1989
柴田 孝夫 / 地割からみた江戸城下町の成立(地理25−4) / 1980
武田 清市 / 洲本の町人と町役人(歴史と神戸28−4) / 1989
多田  修 / 触書にみる明暦大火後の防火対策−幕府による江戸町方支配の一断面−(史学論集・駒大12) / 1982
多田  修 / 江戸城下の成立と初期町住民統制策−寛永期のもつ意義に注目して−(史学論集・駒沢大13) / 1983
多田  修 / 江戸町方支配に関する一試論−寛文期を中心に−(史学論集・駒沢大17) / 1987
田中 誠二 / 岡山城下町の地子と町役(山口大学文学会誌30) / 1980
田中 善男 / 近世都市,「町」機能の変容−金沢城下町を事例に−《日本の前近代と北陸社会》 / 1989
田中 善男 / 近世末・都市住民闘争にみる家持町人−金沢藩卯辰山騒擾地域を中心にして−《日本の都市と町》 / 1983
田中 善男 / 近世初期,外港都市における本町人−加賀藩宮腰町−(地方史研究34−1) / 1984
田中 善男 / 近世都市の町並役について−加賀藩に見る町夫・寄宿役を事例に−(年報・金沢経大経済研5) / 1986
田中 善男 / 近世在郷町の存在形態−越中東岩瀬村,宿・浦方−(比較都市史研究6−1) / 1987
田中 善男 / 近世在郷町の構造(上・下)−加賀藩越中福野町を事例に−(史叢38,39) / 1987
田中 善男 / 在郷町本吉湊の構造−加賀藩領湊町−(地方史研究38−1) / 1988
塚本  明 / 近世中期京都の都市構造の転換(史林70−5) / 1987
塚本  学 / 都市江戸の研究史私見(研究報告・歴博14) / 1987
土田 良一 / 近世城下町の伝馬役−役負担の空間構成−《日本と都市と町》 / 1982
土井 作治 / 広島城下町人町の支配と町構成(紀要・広島市立公文書館10) / 1987
中嶋 茂雄 / 近世古河城下町の形態(古河市史研究9) / 1984
中山 富広 / 幕藩制解体期における農村支配と豪農−広島藩領恵蘇郡の事例−(史学研究165) / 1984
日向  進 / 近世都市における町並規制と景観(人文・京都工芸繊維大30) / 1982
深井 甚三 / 18世紀以後における加賀藩港町の発達−越中新川郷を対象に−(歴史68) / 1987
藤本 利治 / 志摩国鳥羽の形成と近世の都市構造《皇学館記念論集》 / 1989
双川 喜文 / 江戸の家守制(日本歴史386) / 1980
堀   哲 / 松阪城下町における社寺の機構と伝承《西田論文集》 / 1987
本城 正徳 / 畿内都市における米穀四条の機能と性格−近世後期の堺を中心に−(ヒストリア92) / 1981
本多 秀人 / 熊本城下町の研究(歴史論評393) / 1982
松下万里子 / 畿内在郷町における町政機構−摂津国池田の場合−《梅渓退官記念》 / 1984
松立  章 / 徳島城下端町の展開−佐古郷町11丁目の場合−(鳴門史学1) / 1987
松原 信之 / 福井城下の町方支配と貢租・土地制度の諸問題について(福井県史研究6) / 1989
三尾  功 / 城下町和歌山の町制−町奉行・大年寄を中心に−《安藤退官記念》 / 1987
南  和男 / 江戸町人の田畑所有と天保改革(日本歴史468) / 1987
南  和男 / 江戸職人町の形成と変貌《戦国期職人の系譜》 / 1989
八杉  淳 / 城下町津山の発展と吉井川水運(史朋18) / 1981
脇田  修 / 近世都市論をめぐって(ヒストリア123) / 1989
渡邊 浩一 / 近世後期における在郷町の住民結合−日光道中粕壁宿を事例として−(研究報告・東北大日本文化研24) / 1987
渡邊 浩一 / 近世後期在郷町における「町」結合の存立条件−日光道中粕壁宿の住民構成分析を通じて(歴史71) / 1988
渡邊 浩一 / 近世後期における在郷町共同体と藩権力−文政7年郡山町昇格をめぐって−(研究報告・東北大日本文化研別冊26) / 1989
近世大坂地域の史的分析脇田修編著 / / 御茶の水書房 / 1980  評:三州忍(社会経済史学48−6)
近世の都市と在郷商人 / 豊田武編 / 巌南堂書店 / 1980

(6)商工業・商人,流通経済・仲間法
安藤 重雄 / 幕末大名貸資本の存在形態−鴻池・小西屋を中心として−(論集・大阪商大62) / 1981
安藤 正人 / 近世甲府の都市構造と役負担(紀要・国立資料館13) / 1981
石井 良助 / 芝居・相撲の興業法(燕石十種付録五号) / 1980
石川 敦彦 / 幕末期山口町戸口並びに職人統計(山口県地方史研究51) / 1984
泉  英二 / 近世吉野地方における山元材木商人の活動(研究紀要・徳川林政史研昭和61年度) / 1987
伊藤 好一 / 江戸町入用における面割・役割・坪割−小間割以外の割掛方法について−《近世国家と明治維新》 / 1989
伊藤  毅 / 摂津天満本願寺寺内町の構成(中)−豊臣秀吉による寺内町支配とその意味−(日本建築学会計画系論文報告集376) / 1987
乾  宏巳 / 近世都市の支配と町人自治(日本史研究211) / 1980
乾  宏巳 / 化政・天保期における大坂町人社会の動向《舟ヶ崎退官記念》 / 1981
乾  宏巳 / 幕末期,大坂町人社会の動向(歴史研究・大阪教大26) / 1989
今井 修平 / 近世大山崎離八幡宮宮領の構造−中世都市共同体の近世的変貌−(ヒストリア97) / 1982
今井 修平 / 近世後期における在方薬種業の展開−平野組薬種屋・合薬屋仲間を中心に−《梅渓退官記念》 / 1984
今井 修平 / 大山崎油座の近世的変貌(神女大史学3) / 1984
煎本 増夫 / 十人組の成立《北島論集》 / 1983
岩間 洋樹 / 近世山陰地方の廻船業について(兵庫史学70) / 1984
宇佐美英機 / 近世前期京都の触留(社会科学・同志社大人文科学研39) / 1987
宇佐美英機 / 幕末城下町の商家と奉公人(社会科学・同志社大人文研43) / 1989
内田九州男 / 大坂四ヶ所の組織と収入(ヒストリア115) / 1987
大国 正美 / 近世初期の「石工」と「石持」をめぐって−役負担と身分をめぐって−(歴史と神戸26−1) / 1987
太田 勝也 / 長崎会所の活動開始の時期について(日本歴史490) / 1989
大竹 秀男 / 幕府法の一季居奉公禁制《牧米寿記念》 / 1980  評:吉田正志(法制史研究31
小川  保 / 京都における三井家の屋敷−集積過程からみた特質−(論叢・三井文庫14) / 1980
荻 慎一郎 / 南部鉄山における生産組織と労働組織(研究報告・東北大日本文化研別冊18) / 1981
賀川 隆行 / 三井両替店の御為替銀裁許と家屋敷(論叢・三井文庫14) / 1980
賀川 隆行 / 三井両替店の大名金融(論叢・三井文庫19) / 1985
賀川隆行・樋口和子 / 大坂高麗橋三丁目の「水帳」と「毎月家持借屋人別判形帳」並びに三井両替店譲り替史料(論叢・三井文庫17) / 1983
加藤  貴 / 天保期江戸名主の不正に対する張訴(民衆史研究会会報19) / 1982
鎌田  浩 / 熊本藩における輸出入規制と国産仕立(日本歴史472) / 1987
鎌田 道隆 / 京都における十人組・五人組の再検討(紀要・京都市歴史資料館3) / 1986
河島 一仁 / 「紀州鍛冶」職人集団における受容地域の構成(立命館文学500) / 1987
川瀬 智一 / 三河木綿の流通について(歴史研究・愛知教大33) / 1987
管   寧 / 幕末先進地帯における経済発展と商工業統制−尾張藩天保改革をめぐって−(オイコノミカ・名古屋市立大24−3・4) / 1988
木崎 弘美 / 市法貨物商人の研究−大坂を事例として−(洋学史研究4) / 1987
木崎 弘美 / 堺市法貨物商人の実態について(中央史学10) / 1987
北村 博司 / 江戸時代後期商人の理念と行動−大阪商人を中心として−(研究紀要・社会科学・龍谷大院1) / 1987
木戸田四郎 / 林産物商品化と在郷商人層の抬頭(紀要・社会科学・茨城大人文17) / 1984
木村 政伸 / 在郷町商人の家訓の成立とその子弟教育−土屋氏知行武州入間郡中野村−(紀要・教育学・九大教育33) / 1988
桑田  優 / 近世播州高砂町における魚問屋関係史料(八代学院大学経済経営論集8−1,2) / 1989
小山 良昌 / 商都柳井津と隣接地域の商業規制研究(紀要・山口県文書館8) / 1981
斎藤  修 / 商家奉公人と雑業者−近世都市労働市場における二重構造の形成−(経済研究36−3) / 1985
坂井 誠一 / 近世在郷町成立の基盤−越中川西三郡を中心として−(日本海地域史研究1) / 1980
佐々木 淳 / 近世前期の惣大工職と職人編成−駿遠両国の鋳物師を事例として−(法政史論11) / 1984
笹本 正治 / 近世初期における真継家の鋳物師支配−宗弘と真継家−(研究論集・名大文LXXXIX) / 1984
笹本 正治 / 真継康綱と佐久鋳物師大主家(信濃40−3) / 1988
佐藤 隆一 / 薩摩芋取引をめぐる在方荷主と江戸商人(日本歴史394) / 1981
佐藤晃洋・俵野成美 / 府内城下町の町人構成−地子米不納帳の分析を中心に−(大分県地方史134) / 1989
沢登 寛聡 / 都市日光の曲物職仲間と地域秩序−近世後期における門前町の林業・手工業と地域経済について−(研究紀要・徳川林政史研昭和62年度) / 1987
沢登 寛聡 / 江戸近郊地域の下肥流通と荒川筋下掃除船持仲間文化財(研究紀要・東京都北区教委1) / 1988
島田 錦蔵 / 幕藩権力構造下の材木問屋仲間の行動研究(研究紀要・徳川林政史研昭和61年度) / 1987
島田 錦蔵 / 江戸材木問屋仲間の紛争と負担公役研究(研究紀要・徳川林政史研23) / 1989
島田  隆 / 仙台藩柴田郡の一商人(経営経済学研究・国学院大16) / 1985
下重  清 / 幕府法令に見える「奉公人」の再検討(民衆史研究27) / 1984
杉田喜久子 / 幕藩制解体期の流通製政策−加賀藩にみる領主的市場再編成について−(地方史研究32−2) / 1982
杉森 哲也 / 近世初期京都町代の系譜(論集きんせい・東大10) / 1987
杉森 哲也 / 近世京都における町代の成立について(史学雑誌98−10) / 1989
鈴木幾太郎 / 日本の商人の思想と行動−江戸期商人の家訓から−(総合研究所報・桃山学院大11−1) / 1985
高瀬  保 / 加賀藩における魚の流通と統制−魚口銭徴収の実態−(海事史研究44) / 1987
田中 圭一 / 天領佐渡における近世海運の諸様相(信濃33−3) / 1981
田中 喜男 / 近世の職人役とその変容(日本海地域史研究6) / 1984
田中 喜男 / 幕末期,在郷商人の展開と商品流通−元治・慶応期,加賀藩産物会所の設置をめぐって−(日本海地域史研究5) / 1984
田中 喜男 / 在郷町本吉湊の構造−加賀藩領湊町−(地方史研究38−1) / 1988
田中 喜男 / 漁獵在郷町の住民運動−富山藩四方町の場合−(日本歴史484) / 1988
丹治 健蔵 / 利根川水運と商品流通−奥川船積問屋の衰退と登り荷物−(海事史研究36) / 1981
千葉 景一 / 幕末商人資本の前貸支配−国分苦竹村産出沢潟御買上方一件−(研究紀要・東北歴史資料館8) / 1982
塚本  明 / 町抱えと都市支配−近世京都の髪結・町用人・「年行事」を中心に−(日本史研究321) / 1989
戸沢 行夫 / 八品商としての質屋−江戸の“地域と商業” −(史学51−4) / 1982
戸沢 行夫 / 嘉永7年『用金上納帳』からみた江戸の商業地−江戸の地域と商業2−(史学54−4) / 1985
中川 弘泰 / 真継家とその鋳物師(信州史学9) / 1984
中野 節子 / 加賀藩流通政策の変遷−前期の問屋制をめぐって−《日本の前近代と北陸社会》 / 1989
中村  質 / 初期糸割符制について−高瀬弘一郎氏の批判に答えて−(日本歴史467) / 1987
中山 富広 / 近世後期における豪商の形成と発展過程−備後府中・延藤家の分析−(社会経済史学51−3) / 1985
永島福太郎 / 大坂材木商人新宮屋長兵衛(和歌山県史研究9) / 1982
楢本 譲司 / 宝暦〜天明期における商品流通と統制について−豊後佐伯藩による干鰯流通の統制を巡って《梅渓退官記念》 / 1984
西川  登 / 寛政期の三井両替店一巻新元方とその勘定目録(経済論集・佐賀大16−3) / 1983
西川  登 / 三井越後屋呉服店「本店一巻」の決算報告書類(文政元年下期)(経済論集・佐賀大19−3) / 1986
西川  登 / 三井大坂両替店の帳簿組織(商経論集・神奈川大24−4) / 1989
西坂  靖 / 大坂の火消組合の機能と運営(論叢・三井文庫18) / 1984
西坂  靖 / 個別町における家守の位置づけ−文化・文政期の大坂を事例として−(論叢・三井文庫19) / 1985
西坂  靖 / 家主と家持・家守に関する覚書−大坂の町触の場合−(論集きんせい・東大10) / 1987
西坂  靖 / 三井大坂両替店の抱屋敷管理と代判人・家守(論叢・三井文庫21) / 1987
浜田佳代子 / 下館藩御用達商人の分析−中村兵左衛門家の場合−(紀要・学習院大史料館1) / 1983
林   基 / 奥州・江戸間内陸舟運路の初期段階1〜6(専修史学16〜21) / 1984〜89
馬場  章 / 近世後期における問屋仲間と海上輸送−江戸砂糖問屋の場合−(歴史評論470) / 1989
久染 健夫 / 近世前期関東商品生産と江戸問屋資本−嘉永諸問屋再興令をめぐって−(紀要・文学研究科・東洋大院20) / 1984
秀村 選三 / 佐賀藩における奉公人法制の展開−「下人方之掟」をめぐって−1(西南地域史研究4) / 1980
日野 照正 / 近世淀川の用船管理機構(国史学研究7) / 1981
日向  進 / 大工<近江屋吉兵衛>とその営業形態−江戸時代における町屋大工の生産活動に関する一考察(人文・京都工芸繊維大工芸32) / 1984
平川  新 / 幕藩権力と職人統制−箔産業の地方的展開−(歴史・東北史学会56) / 1981
平川  新 / 近世の商品流通と運輸機構−信越間交通の展開−(研究報告・東北大日本文化研別冊20) / 1983
深井 甚三 / 近世中後期における金沢商人の奉公人雇傭と別家取立−有力商家を中心に−(紀要・富山大教育34) / 1986
深井 甚三 / 幕末期大聖寺一商家の奉公人雇傭と別家取立−吉田屋を事例に−(紀要・富山大教育35) / 1987
深井 甚三 / 近世初期,長家領の町人について(北陸都市史学会報9) / 1987
藤田 彰典 / 江州高島郡の大工仲間横江組《日本宗教社会史論叢》 / 1982
古田 悦造 / 江戸千鰯問屋の魚肥流通における地域構造(紀要・東京学芸大39) / 1987
真水  淳 / 越後三条町人の兵遺立米返還要求運動−維新期における都市富裕層の一動向−(信濃33−6)
三浦 俊明 / 東海道筋における茶屋町の発展−相州高座郡南湖茶屋町の事例を中心として−(関西学院史学10) / 1981
水野  潔 / 尾州商人神戸家の江戸町屋敷経営(法政史論16) / 1989
水原 正亨 / 近世近江における肥料商仲間について1−湖東における仲間の成立過程−(研究紀要・滋賀大経済附属史料館17) / 1984
三尾  功 / 城下町和歌山の町制−町奉行・大年寄を中心に−《安藤退官記念》 / 1987
南  和男 / 江戸町人の田畑所有と天保改革(日本歴史468) / 1987
峰 日出人 / 幕末期長崎における両替商について−「足立家」史料からの一考察−(論集・福岡大院14−2) / 1982
宮崎 勝美 / 江戸の武家屋敷地《日本都市史入門1》 / 1989
宮本 又次 / 重建懐徳堂と経済人(大阪大学経済学32−1) / 1982
宮本 又次 / 町人社会の学芸と懐徳堂 / 文献出版 / 1982
宮本 又次 / 島の内繁盛日記(大阪春秋33) / 1982
宮本 又次 / 町人社会の人間群像 / ぺりかん社 / 1982
宮本 又次 / 大阪の町制文書と長堀孫左衛門の町式目(大阪春秋33) / 1982
宮本 又次 / 日本町人道の研究 / PHP研究所 / 1982
宮本 又次 / 近世住友金融概史(泉屋叢集第20) / 1983
宮本 又次 / 金銀貨の引替業務と住友家(大阪大学経済学33−1・2) / 1983
宮本 又次 / 入江友俊の業績と人物−住友家『勤方帳』の解読−(紀要・日本学士院41−2) / 1986
宮本 又次 / 江戸における住友家の金融業(論集・大阪経済大172) / 1986
宮本 又次 / 近世住友家の商用貸付−とくに後藤縫殿助家の場合−(経済学研究・九大52−1〜4) / 1987
三和 節也 / 近世以後における商家の奉公人−尾張・近江を中心として−(名城法学論集10) / 1983
村瀬 典章 / 近世中・後期天竜川における材木運搬請負人(地方史研究35−3) / 1985
安岡 重明 / 近世商家の資本継承と支配人制度(同志社商学39−2・3) / 1987
安岡 重明 / 近世商家奉公人制度の二類型−鴻池・三井について−(同志社商学39−5) / 1988
安岡 重明 / 三井京両替店における奉公人の勤続事情(社会科学・同志社大人文研42) / 1989
安国 良一 / 近世京都の町と家屋敷所持(日本史研究283) / 1986
山田 敦子 / 近世京都における町自治について(奈良史学1) / 1984
横田 冬彦 / 幕藩制的職人編成の成立−幕府大工頭中井家の工匠編成をめぐって−(日本史研究227) / 1981
横田 冬彦 / 幕藩制前期における職人編成と身分(日本史研究235) / 1982
横田 冬彦 / 賎視された職人集団《日本の社会史6》 / 1988
吉沢 正巳 / 松代藩大工職について(信濃41−7) / 1989
吉田 仲之 / 公儀と町人身分(歴研別冊特集80年11月) / 1980
吉田 仲之 / 近世都市と諸闘争《一揆3》 / 1981
吉田 仲之 / 寛永期江戸町方に関する一史料(歴史科学と教育3) / 1984
吉田  優 / 会津農村における質券奉公人の発生とその変容−代田組八田野村の場合−(歴史論7) / 1984
吉永 昭三 / 河木綿と木綿仲買商の経営−深見紀兵衛家を中心に−(日本歴史493) / 1989
吉村 豊雄 / 近世初期熊本藩における在町の展開−芦北郡佐敷町・水俣陣町を中心に−(九州史学73) / 1982
吉原健一郎 / 江戸の町役人 / 吉川弘文館 / 1980
吉原健一郎 / 寛政改革と江戸板木屋仲間《芳賀先生古稀記念》 / 1980
吉原健一郎 / 江戸の石問屋仲間(三浦古文化31) / 1982
吉原健一郎 / 江戸の「町」共同体について(歴史と地理340) / 1984
近世筑後田主丸町の商人林田家=手津屋の家訓・店則1〜5 / 秀村選三校訂(産業経済研究・久留米大281−4;29 −2) / 1987・88

(7)賤民・被差別部落
朝尾 直弘 / 近世の身分制と賎民(部落問題研究68) / 1981
荒井貢次郎 / 近世賎民の流罪−伊豆「新島流人帳・賎民系流人抜書」−(東洋学研究14) / 1980
荒井貢次郎 / 近世賎民社会の基礎構造 / 明石書店 / 1987
荒井貢次郎 / 弾体制と人間差別−近世賎民制と被差別部落問題の原点−(東京部落解放研究59) / 1988
荒井貢次郎 / 浅草弾左衛門文書等発掘顕彰(解放研究・東日本部落解放研2) / 1988
荒井貢次郎・藤野豊 / 近世神奈川の被差別部落 / 明石書店 / 1985
井ヶ田良治 / 口丹波地方の部落について−斃牛馬処理権と入会をめぐって−(部落問題研究65) / 1980
井ヶ田良治 / 口丹波地方の被差別集落《前近代京都の部落史》 / 1987
伊沢 武大 / 差別政策への抵抗より解放運動へ《三好還暦記念) / 1989
石尾 芳久 / 近世被差別部落の起源概説−「藍無地染仲間文書」を参考として−(法学論集・関大38−2・3) / 1988
石井 良助 / 江戸の賎民 / 明石書店 / 1988
石井良助・荒井貢次郎 / 〔対談〕近世賎民制の構造と法的位置づけ《江戸の賎民》 / 1988
市川 訓敏 / 極楽院空也堂の非人支配について(紀要・関西大人権問題研究室16) / 1988
臼井 寿光 / 赤穂藩皮多身分の抵抗『松岡傘寿記念』1985
卜部  学 / 弾左衛門支配下における「場主」の性格(一橋研究9−3) / 1984
卜部  学 / 近世賎民集団の「場」の構造−弾左衛門支配地域における場境について−(歴史評論422) / 1985
卜部  学 / 近世賎民身分の年貢収納方法−本村支配下の武州下和名の事例−(一橋研究11−1) / 1986
尾崎 行也 / 佐久における近世部落の史的研究(水と村の歴史1) / 1983
金森 正也 / 秋田藩城下町久保田の「町穢多」について(民衆史研究26) / 1984
川人 正人 / 近世被差別民の生活と思想−徳島藩を中心として−(鳴門史学1) / 1987
倉地 克直 / 延宝・天和期岡山藩の「非人」について−続・岡山藩の「非人」支配をめぐる二・三の問題(紀要・岡山大文3) / 1983
倉地 克直 / 太左衛門と五郎九郎−正徳元・2年「かたわ・おんぼう段儀出入」をめぐって−(紀要・岡山大文7) / 1987
倉地 克直 / 岡山藩の「非人」支配をめぐる二,三の問題−享保16年「南山乞食之内追払一件」を素材にして−(紀要・岡山大文史学2) / 1982
小西愛之助 / 近世部落史研究関西大学部落問題研究室1983  評:後藤正人(法制史研究34
後藤 正人 / 和歌山《部落の歴史(近畿篇)》 / 1982
後藤 正人 / 紀州藩賎民制の法的構造−社会科教育史料の基礎研究−(教育研究所報・和歌山大7) / 1984
後藤陽一・小林茂 / 近世中国被差別部落史研究 / 明石書店 / 1986  評:石尾芳久(法制史研究37
左右田昌幸 / 幕末維新期における一差別呼称について(国史学研究龍谷大13) / 1987
左右田昌幸 / 近世「部落寺院制」をめぐって−播磨国亀山源正寺を中心に−(龍谷史壇93・94) / 1989
椙山 聖子 / 近世関東における「被差別部落民」の身分呼称について−『鈴木家文書』より−(民衆史研究26) / 1984
椙山 聖子 / 近世「被差別部落民」の欠落について(紀要・文学研究科早大院別冊10) / 1984
椙山 聖子 / 近世「非人」についての一考察《民衆運動と差別・女性》 / 1985
高市 光男 / 伊予小松藩における賎民制(部落問題研究64) / 1980
高市 光男 / 文化14年宇和島藩穢多歎願事件(部落問題研究69) / 1981
高橋  啓 / 前近代「部落」史研究の成果をめぐって(部落問題研究・部落問題研究所紀要85) / 1985
塚田  孝 / 近世における身分・支配・賎民組織−弾左衛門支配を素材として−(人民の歴史学63) / 1980
塚田  孝 / 近世後期における江戸の非人と町方(部落問題研究65) / 1980
塚田  孝 / 前近代における身分制研究の諸問題(部落問題研究70) / 1981
塚田  孝 / 近世における賎民身分の大別帳に関するノート−弾左衛門支配下の場合−《日本近世史論叢》 / 1984
塚田  孝 / 三都の非人と非人集団(歴史学研究534) / 1984
塚田  孝 / 中世〜近世移行期の関東における賎民制について(関東近世史研究16) / 1984
塚田  孝 / 「御仕置裁許帳」に見る江戸の非人(歴史科学と教育5) / 1986
塚田  孝 / 近世賎民論《日本史研究の新視点》 / 1986
塚田  孝 / 三井文庫所蔵の三都・非人関係史料(論叢・三井文庫23) / 1989
塚田  孝 / 近世賎民制研究をめぐる二〜三の問題(部落問題研究100) / 1989
塚田  孝 / 異なる呼称−近世後期・江戸の非人についての一考察−(人文研究・大阪市大41−10) / 1989
塚田 正朋 / 近世部落史の研究−信州の具体像−部落問題研究所1987  評:藤本清二郎(日本史研究304);西木浩一(歴史評論455)
塚本  学 / 弾左衛門支配と新宿宿(史学雑誌92−7) / 1983
寺木 伸明 / 安永7年10月の「賎民」取締令についての小考察(同和問題研究・大阪市立大11) / 1988
土井 作治 / 広島藩の非人支配について(芸備地方史研究128) / 1980
中尾 健次 / 近世における賎民支配の構造2−弾左衛門の身分的地位をめぐって−(紀要・教育科学・大阪教育大35−1) / 1987
中尾 健次 / 弾左衛門支配の確立と「非人」身分の成立(部落解放研究52) / 1986
永尾 正剛 / 小倉藩被差別部落の構造(部落解放ふくおか20,21) / 1980
西木 浩一 / 近世関東の「長吏」と檀那寺−差別の歴史的位置づけをめざして−(部落問題研究99) / 1989
布引 敏雄 / 長州藩部落解放史研究 / 三一書房 / 1980
のびしょうじ / 近世皮多の抵抗意識(地方史研究164) / 1980
のびしょうじ / 幕藩制確立期の西摂の皮田集落(地域史研究10−3) / 1981
のびしょうじ / 村方非人番の成立(地域史研究・尼崎市立地域研究史料館16−3) / 1987
のびしょうじ / 広域非人番制の展開と村々の抵抗1・2(地域史研究・尼崎市立地域研究史料館17−2,3) / 1988
畑中 敏之 / 前近代「部落」史研究の動向−1983年の研究を中心として−(部落問題研究81) / 1984
畑中 敏之 / 近世「賎民」身分研究の動向(部落問題研究93) / 1987
原田 伴彦 / 近世東北地方の被差別部落の成立をめぐって《東北・北越被差別部落史研究》 / 1981
秀村 選三 / 近世前・中期博多と周辺の被差別部落をめぐって(部落解放ふくおか19) / 1980
藤井 寿一 / 岡崎領の被差別民について(三河地域史研究3) / 1985
藤井 寿一 / 寛政期における三河の「非人」史料(部落問題研究90) / 1987
藤井 寿一 / 近世三河地方における非人身分と非人組織(部落問題研究95) / 1988
藤井  直 / 化政期西国天領の小前騒動の性格−備後国安那郡山野村にみる−(富士論叢・富士短大26−1) / 1981
藤本清二郎 / 芸州における近世賎民の系譜と編成ー河野団左衛門家「由緒書」を中心として−《史学研究記念論叢(日本編)》 / 1980
藤本清二郎 / 近世賎民制の展開と地域社会(歴評368) / 1980
藤本清二郎 / 近世中期における和歌山近郷の非人番と長吏支配《安藤退官記念) / 1987
藤本清二郎 / 近世の賎民支配と村社会−紀州を事例として−(ヒストリア121) / 1988
藤本清二郎 / 近世賎民制研究と「身分支配」論−塚田氏『近世日本身分制の研究』によせて−(部落問題研究102) / 1989
古沢友三郎 / 木曽における“部落”の形態−山村代官支配の牢寺の事例を通して−(信濃32−3) / 1980
前  圭一 / 近世前期の興福寺と賎民(ヒストリア121) / 1988
牧  英正 / 差別戒名を生み出した図書《宗教と部落問題(正・続) / 部落解放研究所編刊 / 1982〜85》 / 1982  評:荒井貢次郎(法制史研究33
牧  英正 / 差別戒名の系譜−貞観政要格式目について−(法学雑誌・大阪市立大28−3・4) / 1982
牧  英正 / 江戸幕府による差別の制度化(法学雑誌・大阪市大33−3) / 1987  評:荒井責次郎(法制史研究38
牧  英正 / おこし奉公人−大坂の非人と江戸の非人−《平松追悼論集》 / 1987
松尾 隼一 / 豊前地方における皮革生産と小倉藩とのかかわり(部落解放史ふくおか23) / 1981
峯岸賢太郎 / 近世の被差別民の闘争《一揆3》 / 1981
峯岸賢太郎 / 近世賎民制の基礎構造(部落問題研究89) / 1986
峯岸賢太郎 / 近世賎民史研究の方法について−畑中敏之氏の批判に答える−(部落問題研究96) / 1988
峯岸賢太郎 / 近世賎民と旦那場(日本歴史492) / 1989
宮田伊律美 / 岩国領の被差別民について(山口県地方史研究) / 1980
森  杉夫 / 近世部落の成立と生活−堺の被差別部落を中心として−古文書調査研究会1983
横田 冬彦 / 近世部落における法と掟(文化学年報・神戸大院5) / 1986
脇田  修 / 部落の成立と楽座政策(部落問題研究76) / 1983
加賀藩被差別部落史研究 / 田中喜男編 / 明石書店 / 1986  評:石尾芳久(法制史研究37
近世被差別部落関係法令集 / −天領を中心として−小村茂編 / 明石書店 / 1981

(8)一揆・農民騒擾・村方騒動
青木美智男 / 幕藩制史研究と百姓一揆研究《一揆1》 / 1981
青木美智男 / 近世一揆研究の前進のために《一揆4》 / 1981
浅見  隆 / 一揆と老人・子ども・女たち(史観116) / 1987
伊坪 達郎 / 近世村落の変貌と村方騒動(上・下)−信州伊那郡向関村新領を中心に−(信濃39−3,5) / 1987
伊藤 陽啓 / 近世後期相丘村落における村方騒動−いわゆる「分断」の内容について−(千葉県の歴s史29) / 1985
稲葉  勉 / 元禄・享保期の村と村方騒動−小山周辺における元禄・享保期の村々−(小山市史研究5) / 1983
井上準之助 / 近世村落における村方騒動について−下総国香取郡羽計村の場合−《川村還暦記念》 / 1988
今宿 純男 / 惣百姓一揆の思想−但馬国朝来郡元文一揆の分析を通じて−《舟ヶ崎退官記念》 / 1981
内田九州男 / 慶応2年大坂の打ちこわしと市中警備(下)−史料紹介と若干の整理−(歴史地名通信9) / 1987
岡部 真二 / 寛政年間の村方騒動に関する一史料−新治郡八郷町上曽臼井家文書から−(茨城史林13) / 1989
小椋喜一郎 / 五人組制度と百姓一揆における結合(民衆史研究35) / 1988
小椋喜一郎 / 百姓一揆における分裂への契機−宝暦郡上一揆を素材としたー試論−(民衆史研究37) / 1989
小高 昭一 / 村請制村落の形成と村方騒動−三河山間部を事例として−(駒沢史学34) / 1986
小野 真澄 / 一向一揆と徳川家康−三河一揆の性格づけについての一考察−(白山史学21) / 1985
木戸田四郎 / 慶応2年那珂湊(水戸藩)打ちこわしについて(熊本商大論集35−3) / 1989
鯨井千佐登 / 仙台藩寛政九年一揆の世界(宮城歴史科学研究19) / 1983
小暮 正利 / 北関東農村における旗本領主支配と農民闘争(駒沢史学34) / 1986
後藤 正人 / 紀州藩における文政一揆の意義−新史料・藩士私信「紀民一揆」を通じて−(紀要・人文科学和歌山大教育34) / 1985
斎藤 洋一 / 武州世直し一揆のいでたちと得物(紀要・学習院大史料館1) / 1983
斎藤 善之 / 近世初期の百姓一揆と村請制(人民の歴史学102) / 1989
佐々木栄一 / 信濃国における「伝馬騒動」の実態(専修史学21) / 1989
佐々木潤之介 / 強訴・百姓一揆と騒動−民衆的「正当性」と「百姓的世界」意識−《日本の社会史5》 / 1987
沢登 寛聡 / 「一揆」集団の秩序と民衆的正当性観念−安永7年5月,都市日光の惣町「一揆」を中心として−(歴史学研究547) / 1985
白川部達夫 / 幕末維新期の村方騒動と諸階層の動向−常陸西部を中心に−(信濃32−2) / 1980
杉本 史子 / 岩国享保一揆をめぐって(山口県地方史研究48) / 1982
須田  茂 / 近世農民家格の形成と村方騒動の展開(日本歴史402) / 1981
高木 繁吉 / 「延寿」元年の北総村方騒動−幕末維新期における水戸街道柴崎村農民諸相の動向−(安孫子市史研究8) / 1984
高橋  実 / 旗本領農民闘争の展開とその特質2(茨城県歴史館報8) / 1981
高橋  実 / 幕藩制解体期の旗本領農民闘争と幕府の対応(関東近世史研究14) / 1983
高秀 愛司 / 島原・天草一揆の思想史的考察(史流24) / 1983
田中  薫 / 身柄引き渡し要求の百姓一揆について−田村・上田・山中騒動の関連的把握−(信濃39−8) / 1987
谷山 正道 / 田沼期の領主支配と農民闘争−奈良盆地農村の動向−(史学研究174) / 1987
遠山 孝典 / 安永中野騒動1・2−飛田大原騒動との関連−(信濃36−12;37 −2) / 1984・85
中島  明 / 赤城山麓挙兵計画の基礎的研究−文久三年桃井可堂の攘夷計画とその挫折−1・2(群馬県史研究15,16) / 1982
中島  明 / 上信世直し一揆研究序説−佐々世直しの指導・連帯・基盤−(信濃37−8) / 1985
中山 富広 / 慶応3年恵蘇郡百姓一揆の史料について(芸備地方史研究137) / 1982
中山 富広 / 慶応3年備後国恵蘇郡百姓一揆の基礎的研究(史学研究156) / 1982
長沢 直臣 / 武州世直し一揆に関する研究(歴史学と歴史教育26) / 1983
並木 克央 / 村方騒動とその背景に関する一考察−三河国設楽郡粟代村を事例として−(地方史研究31−3) / 1981
難波 信雄 / 百姓一揆の法意識《一揆4》 / 1981
西田 真樹 / 明和期農民闘争と幕藩権力(名大文学部研究論集77) / 1980
西脇  康 / 近世前期の年貢算用と「村」秩序−「ならし」算用をめぐる村方騒動の分析を通して−(史観106) / 1982
新田 二郎 / ばんどり騒動新論−越中の世なおし状況−《日本の前近代と北陸社会》 / 1989
長谷川伸三 / 慶応四年野州世直し一揆の再検討(商学討究・小樽商大32−2・3) / 1983
林  紀昭 / 紀州文政一揆の一考察(法と政治・関西学院大37−4) / 1987
原田 伴彦 / 近世の町民一揆覚書(信濃33−12) / 1981
深谷 克巳 / 幕藩制社会と一揆《一揆1》 / 1981
福井 純子 / 筑前民権運動についての一考察(立命館史学1) / 1980
保坂  智 / 一揆・騒動と女性(歴史評論467) / 1989
増田 広実 / 甲州天保一揆と郡内諸村−黒野田宿を中心に−《磯貝古稀記念》 / 1982
松村 啓一 / 維新期「鶴田騒動」における権力の動向と農民(岡山県史研究2) / 1981
丸山 雍成 / 諌早一揆とその意義《続佐賀藩の総合研究》 / 1987
宮崎 克則 / 明和8年の「虹の松原」一揆−一揆要求にみる水野氏の年貢増徴政策を中心に−《幕藩体制の新研究》 / 1982
村井 早苗 / 「山陰一揆」をめぐる情報収集活動(歴史評論418) / 1985
本川 幹男 / 福井藩後期における村方騒動−化政期,福井城下周辺農村を中心に−《日本の前近代と北陸社会》 / 1989
森田  武 / 川越藩農兵取立反対一揆論(埼玉県史研究8) / 1981
薮田  貫 / 百 姓一揆と国訴(研究紀要・橘女大12) / 1986
薮田  貫 / 百姓一揆と「得物」(研究紀要・橘女大14) / 1987
山田 忠雄 / 近世における一揆の組織と要求《一揆3》 / 1981
山中 混孝 / 島原・天草一揆の指導者たち(史游6) / 1981
山中 清孝 / 君津市久留里で発見された武州世直し一揆の新史料(歴史科学と教育6) / 1987
横山 昭男 / 近世東北における山村の構造と村方騒動−羽州上山藩における一山村の場合−(紀要・山形大人文10−1) / 1982
横山  定 / 1718(享保3)年広島藩百姓一揆における打ちこわしについて(芸備地方史研究168) / 1989
横山十四男 / 信濃の百姓一揆と義民伝承(信濃37−8) / 1985
吉田  優 / 近世中期の会津藩における村方騒動−河沼郡八田野村の場合−(地方史研究32−4) / 1982
近世後期における村方騒動と名主−下総国相馬郡川崎村の事例−(昭和61年度調査概報) / 立正大学古文書研究会1987
信州百姓一揆文献目録−南信の部下伊那編− / 信州大学教育学部歴史研究会飯田伊那郡会(信州史学10) / 1985

(9)女性
菅野 則子 / 幕藩権力と女性−『官刻孝義録』の分析から−《論集近世女性史》 / 1986
下重  清 / 身売奉公と女衒について(民衆史研究34) / 1987
長野ひろ子 / 近世後期女子労働の変遷と特質−常州下江戸村郡珂家女子奉公人の分析を中心に−《論集近世女性史》 / 1986
長野ひろ子 / 幕藩制成立期の家と女性知行《近世国家と明治維新》 / 1989
牧田りゑ子 / 近世京都における女性の家産所有《論集近世女性史》 / 1986
牧  英正 / 寛政二年京都売女騒動《原田伴彦著作集5栞5》 / 1981

(10)雑
赤澤 計眞 / 近世前期南蒲原地方農業生産力の展開(新潟史学13) / 1980
氏家 幹人 / 近世解体期における在方風俗の逸脱と統制(地方史研究31−3) / 1981
河島 一仁 / 福山藩領における人口構造の歴史的変化(立命館文学427・428・429) / 1981
川村 博忠 / 天保国図・郷帳の成立とその内容(山口大教育学部研究論叢30−1) / 1981
上保 国良 / 田沼時代の江戸遊里(研究年報・三島日大文理30) / 1982
菊池 勇夫 / 近世アイヌの日本人認識(歴史学研究595) / 1989
千葉 房夫 / 磐井郡東山の人数帳(岩手史学研究70) / 1987
野島 二郎 / 加賀藩十村の苗字帯刀(地方史研究30−2) / 1980
深谷 克巳 / 取立てとお救い《日本の社会史4》 / 1986
松浦  昭 / 徳川期の人口統計−河内国志紀郡太田村の宗門改帳分析−(商大論集・神戸商大35−2) / 1983


5 財産法


(1)入会地
井川 一良 / 近世入会慣行の変遷(日本歴史431) / 1984
石井 良助 / 江戸時代の入会権と地租改正(創価法学16−1) / 1986
石井 良助 / 江戸時代の入会権と地租改正続考(創価法学17−1) / 1987
石井 良助 / 『安政5午年3日目山田村秣場一件留』−江戸時代入会権の性格をよく示す史料−《川村還暦記念》 / 1988
井上準之助 / 村方騒動と入会地−下総国香取郡羽計村の場合−(東京国際大学論叢・商学部編37) / 1988
加藤 光男 / 検地による入会形態の変遷と野守−高外地支配の展開1−(史苑46−1・2) / 1987
須田  肇 / 享保期以前の飯沼開発(紀要・学習院大史料館2) / 1984
曽根 総雄 / 近世村落確立期の入会地争論(東海史学23) / 1988
高木 正敏 / 羽川村山地方における入会慣行と山論−特に山口村を中心に−(法政史論7) / 1980
高木 正敏 / 近世入会制度の展開と小割制度(山形史学研究23) / 1989
並木 克央 / 近世初期入会地争論の背景と農民−「検地・村切り」との関連で−《川村還暦記念》 / 1988
湯本 達保 / 近世村落における下層農民の入会権拡大過程(信濃32−10) / 1980
渡邊 尚志 / 入会地分割と村落共同体−上総国長柄郡弓渡村を事例として−(人民の歴史学98) / 1988

(2)山・漁場利用権,治水・水利
阿部 俊雄 / 南山御蔵大領における享保年間山論「内済」と郷頭研究(紀要・福島県歴史資料館10) / 1988
飯島  章 / 天保期における幕府の治水政策−武州北河原・見治代用水を中心に−(国史学135) / 1988
石井日出男 / 幕末・維新期における潅漑水利機構の存在形態−館林領定式御普請所体制について−(研究論集・神奈川大経6) / 1982
井上準之助 / 元禄大地震と用水溝争論(論叢・国際商科大南31) / 1985
小穴 芳実 / 安曇郡鳥川掛り上川諸堰の水利慣行−近世的水利慣行の成立−(信濃41−3) / 1989
大谷 貞夫 / 享保期の下総小金牧について(国学院雑誌89−11) / 1988
大塚 英二 / 近世後期の用水相論と圦樋技術の展開−遠州周智郡地方の事例をもとに−(日本史研究303) / 1988
大塚 英二 / 水利秩序の変容と地域・村落間格差−近世後期の遠州地方の用水相論を通して−(地方史静岡17) / 1989
大友 一雄 / 幕末期関東筋御林の機能と支配−御林手入掛の分析を通じて−(研究紀要・徳川林政史研昭和62年度) / 1987
貝塚 和美 / 秩父山地における幕府の山林支配と生業−近世村落共同体の再検討1−(研究紀要・徳川林政史研23) / 1989
笠原 正夫 / 近世紀州における他国出漁村の変質−広浦干鰯商人と波戸場修築−(地方史研究30−6) / 1980
小林 正人 / 高島藩用水堰の一考察−坂本養川繰越堰を中心として−(信濃37−3) / 1985
小松 郁夫 / 酒匂川治水の地方巧者蓑笠之助と大岡越前守(郷土神奈川12) / 1982
後藤 重巳 / 近世期における林野行政と資源利用(紀要・別府大28) / 1987
斎藤 洋一 / 用水管理にみる村人の思想(歴史公論121) / 1985
斎藤 洋一 / 五郎兵衛用水路の維持・修復−前期を中心として−(日本歴史477) / 1988
定兼  学 / 近世漁場利用体系試論−備前国日生沖漁業相論を事例として「村」における−(瀬戸内海地域史研究2) / 1989
佐藤 継雄 / 近世村山地方における溜池の番水制−玉虫用水の場合−(山形史学研究21・22) / 1987
菅野 俊作 / 幕末南部藩の林野の利用と所有の構造(研究年報経済学・東北大44−4) / 1983
須田  肇 / 笛吹川上流地域の山論(紀要・学習院大史料館1) / 1983
出口 宏幸 / 近世後期漁場争論に関する一考察−安房国を例として−(史学論集・駒沢大14) / 1984
長野  進 / 佐賀藩における水利慣行形成に関する一考察−芦刈水道をめぐる佐賀藩と支藩小城藩の交渉について−(紀要・九大九州文化研28) / 1983
橋本 誠一 / 近世における七浦山山論の歴史(接点13) / 1989
藤木 久志 / 村落における山論の体系−近世初期会津領の山論−《福島地方史の展開》 / 1985
北條  浩 / 林野利用と小商品生産の展開(研究紀要・徳川林政史研昭和61年度) / 1986
松尾美恵子 / 幕末・維新期の東叡山領組合(論集きんせい・東大近世史研6) / 1981
松沢  武 / 天竜川筋における各藩の治水と高須藩4〜6(伊那706〜708) / 1987
松本 良太 / 日本近世国家をめぐる議論をふりかえって−山本・水林論争の性格と問題点−(人民の歴史学100) / 1989
水木 邦彦 / 土砂留役人と農民−淀川・大和川流域における−(史林・京大64−5) / 1981
宮田  満 / 近世玉川の漁場生産に伴う役負担と漁場利用関係(関東近世史研究26) / 1989
村田 路人 / 近世前半期の地域と役−治水・水利普請の検討を通じて−(日本史研究320) / 1989
山本 英二 / 近世北遠地域における「山地」利用の諸形態−犬居山中の場合−(研究紀要・徳川林政史研昭和62年度) / 1987
山本 希一 / 江戸時代前期の六郷領用水−『平川家文書』を中心に−(史誌・大田区20) / 1983

(3)新田開発
中穴 芳実 / 近世新田村の開発過程(信濃40−2) / 1988
大久保信治 / 江戸時代奈良の旅篭屋仲間の問題(ビブリア74) / 1980
大谷 貞夫 / 寛文延宝期の新田開発−新利根川の開墾と湖沼干拓−(国史学126) / 1985
岡田 孝雄 / 無高の漁村における新田開発−越前敦賀郡立石浦を中心に−(敦賀市史研究3) / 1982
工藤 豊利 / 吉野川中流域の新田開発に関する歴史地理学的研究(紀要・四国女大2−1) / 1982
日向  進 / 近世京都における新地開発(紀要・京都市歴史資料館4) / 1987
平井 松午 / 福山藩の新田開発−水野時代を中心に−(立命館文学427〜429) / 1981
宮本 又次 / 山本新田と住友家(住友修史室報15) / 1986
渡辺 孝行 / 大滝新田の開発−近世後期の新田開発−(新潟県史研究9) / 1981

(4)手形,物権・債権
石井 良助 / 江戸時代前期,江戸の取引法史《近世取引法史》 / 創文社 / 1982
石井 良助 / 江戸時代後期,江戸の取引法史《近世取引法史》 / 創文社 / 1982
石井 良助 / 江戸時代前期,大坂の取引法史《近世取引法史》 / 創文社 / 1982
石井 良助 / 江戸時代後期,大坂の取引法史《近世取引法史》 / 創文社 / 1982
上村 雅洋 / 近世廻船業者の活動と在村形態(和歌山県史研究8) / 1981
内田九州男 / 近世初頭大坂三郷の地子について(大阪の歴史27) / 1989
大平 祐一 / 近世における債権の訴訟法上の保護について−学説整理を中心にして−1(立命館法学158) / 1982
岡田 孝雄 / 寛永19年,越前国三国新保浦竹内藤右衛門船置手形(海事史研究44) / 1987
国安  寛 / 土地証文等における代物の地域性とその変化−秋田藩享保改革案−(秋大史学35) / 1989
小林 真人 / 松前蝦夷地産俵物の生産と集荷−俵物役所直仕入制成立前後まで−(松前藩と松前17) / 1981
小室 正紀 / 長島尉信の田制史研究と土地所持特権思想−幕末の一村役人の太閤検地論−(三田学会雑誌785) / 1985
佐藤 権一 / 幕末の会津西街道における商品流通(栃木県史研究20) / 1981
白川部達夫 / 近世後期の分付記載について−質地請戻しと百姓高所持−(古文書研究23) / 1984
白川部達夫 / 近世質地請戻し慣行と百姓高所持(歴史学研究552) / 1986
末岡 照啓 / 天保の無利息年賦返済令と札差−泉屋甚左衛門店の経営分析を通して−(国史学116・117) / 1982
鈴木 幸夫 / 天保期の農家奉行人規定−天保五年,山県郡大利原村大和屋「万覚記」の紹介−(広島県史7) / 1982
田川 捷一 / 「天正12年鵜浦門徒為取替証文」について(加能史料研究・石川史書刊行会1) / 1985
中埜 喜雄 / 江戸時代及び明治初期の公正証書と公証人相当について(公証法学17) / 1988
永尾 正剛 / 近世田畑売渡証文の考察(古文書研究17−18) / 1981
浜口 秀夫 / 近世的所持の制度から近代的所有権制度へ−特に奥熊野の年山所持について−《牧米寿記念》 / 1980
平野 俊幸 / 寛文8年加賀藩廻米伊予国長助船浦手形(海事史研究44) / 1987
深井 甚三 / 幕末期,大聖寺一商家の奉公人雇傭と別家取立−吉田屋を事例に−(紀要・富山大教育35) / 1987
双川 喜文 / 近世の土地私有制 / 新地書房 / 1980  評:藤原明久(法制史研究31
保科 斎彦 / 加賀藩における天保徳政令(日本海地域史研究2) / 1981
保科 斎彦 / 江戸後期加賀藩領に於ける土地所有−越中新川郡広田組百姓持高品々帳の分析−(日本海地域史研究5) / 1984
牧  英正 / 近世大坂の借家請人制度(奈良法学会雑誌2−2) / 1989
盛田  稔 / 近世南部藩領内における不公正なる土地売買について(岩手史学研究70) / 1987
吉田 正志 / 盛岡藩領における奉公人請状の一類型について《歴史と文化》 / 1981
吉永  昭 / 土地永代・本置売買と土地の移動について−宝飯郡御津町の場合−(三河地域史研究5) / 1987


6 家族法

井ヶ田良治 / 近世村落の「通緑圏」−地域社会の研究によせて−(社会科学・同志社大人文研43) / 1989
石井 良助 / 江戸時代前期,庶民家族法雑考《近世取引法史》 / 創文社 / 1982
市川 包雄 / 近世後期家訓の成立と同族団−信州の家訓と佐久郡下中込村の分析−(信州史学83) / 1985
井上 禅定 / 駆込寺東慶寺史 / 春秋社 / 1980
植村 正治 / 近世前期讃岐農村における農民世帯構成とその変化(香川の歴史8) / 1987
江守 五夫 / 《御簾入》の儀礼について−日本婚姻史の一齣について−(創文222) / 1982
遠藤恵美子 / 幕藩制確立期における徳川家子女の婚姻実態−幕府権力の基礎分析−(敦賀論叢・敦賀女短大3) / 1989
小穴 芳実 / 近世の家族構成について−宗門改五人組連判帳の分析−(信濃40−10) / 1988
大石慎三郎 / 徳川将軍家の相続制度1(家族史研究3) / 1981
大島真理夫 / 近世西摂農村における家格制と日役(地域史研究・尼崎市立史料館11−2) / 1981
大島真理夫 / 近世の村における家格制支配と本家・分家関係(家族史研究3) / 1981
大島真理夫 / 近世における農民支配原則と「家族形態」(経済学雑誌87−4) / 1987
大島真理夫 / 近世農民支配と家族共同体(日本史研究308) / 1988
大竹 秀男 / 近世庶民家族秩序論再説−非家父長制説に対する批判に答えて−(神戸法学雑誌31−2) / 1981  評:鎌田浩(
法制史研究32
大竹 秀男 / 江戸時代の妾《高柳論集》 / 1984
大竹 秀男 / 古典文学にみる親子関係−孝の教えと親子の情−(短歌研究42−10) / 1985
大竹 秀男 / 奉公人養子における親子擬制《シリーズ家族史2》 / 1988
長田かな子 / 近世農村における不義密通(紀要・相模原市立図書館古文書室7) / 1984
長田かな子 / 近世農村女性の恋愛・結婚・離婚−相模原地域の古文書の中から−(大和市史研究15) / 1989
笠谷和比古 / 近世武家屋敷駈込慣行(史料館研究紀要12) / 1980
片倉比佐子 / 江戸町方における相続《論集近世女性史》 / 1986
鎌田  浩 / 江戸時代離婚法の再検討−いわゆる夫専権離婚制への疑問−《牧米寿記念》 / 1980  評:高木侃(法制史研究31
鎌田  浩 / 熊本藩における武士相続制度《九州近世史研究3》 / 1984
鎌田  浩 / 武士社会の養子−幕藩比較養子法−《シリーズ家族史2》 / 1988
川口  洋 / 尼崎藩領西摂一農村の通婚圏(地域史研究12−2) / 1983
川口  洋 / 近畿地方における遠方婚について−17〜19世紀−(歴史地理学140) / 1988
喜多野清一 / 日本の家族史研究によせて−近世農民における家父長制家族の一事例−(家族史研究1) / 1980
鬼頭  宏 / 近世農村における家族の周期的変化(上智大経済論集27−2,3) / 1981
茎田佳寿子 / 武士の離縁と駈込(刑事博物館年報・明大14) / 1983  評:高木侃(法制史研究34
栗原  弘 / 白川村大家族の家長強権説について(社会科学26) / 1980
黒瀧十二郎 / 津軽藩士の相続についての考察《北奥地域史の研究》 / 1988
小柴 良介 / 末期養子の禁緩和に関する一考察(皇学館史学2) / 1987
小平  久 / 近世農村家族史研究覚書−江戸後期下総国布施村の場合−(我孫子市史研究11) / 1987
小林  匡 / 江戸時代の武家社会における養子による相続制度(小野史談9) / 1987
近藤 啓吾 / 水戸の葬礼(国学院雑誌90−5) / 1989
篠原 康子 / 上田領吉田村・福田村の緑女送り書について(上田盆地26) / 1987
鈴木 賢司 / 近世武家養子制度について−近世武家相続法研究の一過程として−(私法学研究・駒沢大院13) / 1988
高木  侃 / 〔 資料〕東慶寺蔵「松ヶ岡日記」−解題と翻刻−1・2(紀要・関東短大25,28) / 1980,84
高木  侃 / 帰縁証文考《松平喜寿記念》 / 1982
高木  侃 / 二通の離縁状−離婚法上の意義−(紀要・関東短大27) / 1982
高木  侃 / 〔資料〕縁切寺満徳寺史料補遺1・2(法学新報・中央大90−7・8;92−5・6) / 1984,86
高木  侃 / 用文章にあらわれた離縁状の書式(古文書研究23) / 1984
高木  侃 / 「三行り半」成立考(法学新報・中央大92−7・8) / 1986
高木  侃 / 離縁状返り一札考(紀要・関東短大30) / 1986
高木  侃 / 三くだり半−江戸の離婚と女性たち− / 平凡社 / 1987  評:大竹秀男(法制史研究38
高木  侃 / 名主横尾家文書にみる「縁切り駆込み」史料−夫の縁切り駆込み事例を中心に−(紀要・関東短大31) / 1987
高木  侃 / 江戸時代の親子契約(群馬文化215) / 1988
高木  侃 / 陣屋日記にみる「縁切り駆込み」について−信濃国田野口藩の場合−(紀要・関東短大32) / 1988
高木  侃 / 家族の絆−離縁状と親子契約文書にみる−《日本の歴史別冊・歴史の読み方6文献資料を読む・近世》 / 1989
高木  侃 / 満徳寺離縁状とその書式の流布(群馬県史研究29) / 1989
高木  侃 / 三くだり半と駆込み東慶寺−大和市の事例−(大和市史研究15) / 1989
高沢 憲治 / 寛政三年家格令と勘定所統制《幕府制度史》 / 1983
帯刀 千秋 / 加賀藩前田家の縁組に関する考察(日本海地域史研究6) / 1984
辻  達也 / 徳川御三卿の相続について(論叢・横浜市大37−2,3) / 1986
中尾 健次 / 泉州南王子村における「末子相続」の分析−ある被差別部落における「家」観念−《舟ヶ崎退官記念》 / 1981
奈倉 哲三 / 商人的「家」イデオロギーの形成と構造−榎本弾左衛門「覚書」を中心に−(日本史研究209) / 1980
林 由紀子 / 尾張藩神官の服忌令研究−吉見幸和の「類聚服假令拙解」その他について−(研究紀要・愛知女子短大16) / 1982  評:高木侃(法制史研究33
林 由紀子 / 尾張藩藩士の婚姻と家格(法政論集・名大90) / 1982  評:高木侃(法制史研究33
林 由紀子 / 近世武家の家のあり方−家とその承継−(歴史と地理328) / 1983  評:鎌田浩(法制史研究34
林 由紀子 / 江戸幕府服忌令の内容と解釈−その総則的規定−《平松追悼論集》 / 1987
林 由紀子 / 臼杵藩における服忌令とその改正について1〜3(人文研究・愛知女子短大1〜3) / 1981・82  評:高木侃(法制史研究33
原   滋 / 近世中期における分地相続と相地組織(信濃32−11) / 1980
原田 敏丸 / 近世村落の家と同族(阪大経済学30−2,3) / 1981
秀村 選三 / 薩摩藩郷士守屋家の親類中について(経済史・経営史論集・大阪経済大日本経済史研) / 1984
深井 甚三 / 19世紀前半期の金沢町人の相続と家族・一類−高道町・三つ屋町・寺社門前家持−(地方史研究37−2) / 1987
深井 甚三 / 金沢特権町人の相続と親族関係《日本の前近代と北陸社会》 / 1989
福田アジオ / 近世前期南関東における分割相続と家−武蔵国久良岐郡永田村−(研究報告・歴博6) / 1985
藤井  勝 / 再考・日本の「家」−一系性と家父長制をめぐって−(近代・神戸大61) / 1985
本間 修平 / 縁切寺駈込み一件(白門・中央大39−2) / 1987
松尾美恵子 / 近世武家の婚姻・養子と持参金(学習院史学16) / 1980
宮沢裕紀子 / 上田城下町家女性の婚姻と形態−海野町本陣「案紙帳」より(千曲54) / 1987
山口  徹 / 近世の「いえ」《日本の社会史6》 / 1988
米崎 清実 / 近世後期の婚姻儀礼慣行と村社会(関東近世史研究22) / 1987
千葉郡北柏井村川口家文書『記録集』にみられる旗本領主の家督相続と知行所について / 青山学院大学史学会近世文書研究会(史友・青山学院大17) / 1985


7 刑事法

荒井貢次郎 / 伊豆諸島・新島流人の行刑資料的考察−「流人覚」収録の賎民等の場合−《牧米寿記念》 / 1980  評:後藤正人(
法制史研究31
井ヶ田良治 / 相給知行所の追放刑《平松追悼論集》 / 1987
石井 良助 / 長谷川平蔵,人足寄場の発案は誰か(歴史と人物57年9月) / 1982
石田 清史 / 近世自由刑小史−江戸の刑政改革−(公法学研究・駒大院14) / 1988
磯部 欣三 / 江戸水替及び人足寄場における釈放2(刑政94−6) / 1983
上野 秀治 / 天保5年四日市宿刃傷事件をめぐる幕藩領主の対応(四日市市史研究1) / 1987
馬屋原成男 / わが国における風俗犯罪取締りの史的考察1(政治学論集・駒沢大16) / 1982
大久保治男 / 大江戸刑事録 / 六法出版社 / 1985
大久保治男 / 江戸の犯罪と刑罰 / 高文堂出版 / 社1988
大口勇次郎 / 村の犯罪と関東取締出役《川村還暦記念》 / 1988
長田かな子 / 近世農村における不義密通(紀要・相模原市立図書館古文書室7) / 1984
落合 延孝 / 近世村落における火事・盗みの検断権と神判の機能(歴史評論442) / 1987
小和田美智子 / 近世静岡における堕胎・間引きの一考察(地方史静岡17) / 1989
神田 由築 / 弓渡村の高札をめぐる一件について(紙魚之友・房総史料調査会5) / 1988
草野 喜久 / 郡山組における犯科と二本松藩刑曹について(福島史学研究37) / 1981
工藤 祐董 / 八戸藩刑法−法例を中心に−3〜7(八戸高専紀要15〜20) / 1980〜85
工藤 祐董 / 八戸藩刑法について(八戸地域史2) / 1983
工藤 祐董 / 八戸藩法制の変遷《高柳論集》 / 1984
工藤 祐董 / 欠落出奔考−八戸藩の事例を中心に1−(研究紀要・八戸短大9) / 1986
工藤 祐董 / 年貢未進百姓の闕所について−八戸藩の家内闕所例をめぐって−(八戸地域史9) / 1986
工藤 祐董 / 八戸藩刑法拾遺研究(研究紀要・八戸短大11) / 1988
熊林  実 / 南部盛岡藩の追放刑について−とくに「依願追放刑」を中心に−(岩手史学研究70) / 1987
熊林  実 / 南部藩の火罪考(奥羽史学86) / 1989
熊林  実 / 南部盛岡藩の追放刑について(上・中・下)(岩手史学研究65,71,72) / 1981,88・89
黒瀧十二郎 / 津軽藩の犯罪と刑罰 / 北方新社 / 1984
黒瀧十二郎 / 後期刑政の展開−寛政律・文化律の分析−《津軽藩の基礎的研究》 / 1984
黒瀧十二郎 / 津軽藩の僧侶・神官に対する刑罰(国史研究・弘前大80) / 1986
小林 宏熊 / 本藩と大清律例彙纂《東洋法史の探究》 / 1987
小林宏・中山勝〔解説〕熊本藩訓訳本『清律例彙纂』について《熊本藩訓訳本清律例彙纂》 / / 汲古書院 / 1981
近藤比左絵 / 江戸時代の追放刑−公事方御定書を中心として−(名城法学論集13) / 1986
斎藤 洋一 / 小田井宿旅籠屋「無宿」捕り物一件(所報・信州農村開発史研28・29) / 1989
佐々木 満 / 因獄・石出帯刀吉深(号・常軒)と「切り放し」(刑政98−3) / 1987
紫桃 正隆 / 仙台藩流刑史宝文堂出版1980
渋谷 信久 / 江戸水替及び人足寄場における釈放1〜3(刑政94−5〜7) / 1983
高塩  博 / 〔 資料翻刻〕会津藩「刑則」(日本文化研究所紀要・国学院大57) / 1986
高塩  博 / 幕藩法と中国律(創文306) / 1989
高柳 真三 / 江戸幕府の赦追考《牧米寿記念》 / 1980
高柳 真三 / 江戸時代の罪と刑罰抄説 / 有斐閣 / 1988
田里  修 / 「羽地仕置」に関する一考察(沖縄文化25−1) / 1988
塚田  孝 / 人足寄場収容者について(論集きんせい・東大近世史研4) / 1980
塚田  孝 / 近世の刑罰《日本の社会史5》 / 1987
中河原 喬 / 近世北海道行刑史 / 同成社 / 1989
西島 勘治 / 長州藩における御仕置の形態−百姓町人の犯科記録から−(山口県地方史研究55) / 1986
西島 勘治 / 御仕置帳にみる足軽・中間・陪臣の実像−長州藩の場合−(山口県地方史研究62) / 1989
根岸 茂夫 / 「仕置」と「御仕置」(国学院雑誌90ー8) / 1989
根本 敬彦 / 新庄藩徒刑考(大学院紀要法学篇・明大18−1) / 1981
橋本 久弘 / 前藩の刑法典1安永律,2〜10寛政律(法学論集・大阪経済法科大6〜20) / 1982〜89
林  董一 / 尾張藩の火刑について《平松追悼論集》 / 1987
林  紀昭 / 御定書系藩刑法典の一考察−福山藩『御仕置定式』の分析を中心−(法と政治・関西学院大324) / 1981
林  紀昭 / 福山藩『御仕置定式』−「御定書系藩刑法典の一考察」参考史料1−(法と政治・関西学院大33−1) / 1982
林  紀昭 / 鏡櫓文書館蔵『御定書写』−「御定書系藩刑法典の一考察」参考史料2−(法と政治・関西学院大33−2) / 1982
藤井 嘉雄 / 御定書百箇条と刑罰手続 / 高文堂出版 / 社1987
藤井 寿一 / 岡崎領における下級警察機構(岡崎市史研究6) / 1984
藤原 有和 / 尾州領における無宿盗賊と番人(紀要・関西大部落問題研10) / 1984
前田 正治 / 鳥取藩「在方御追放帳」(名城法学36−4) / 1987  評:鎌田浩(法制史研究38
前田 正治 / 鳥取藩の在方追放−御追放帳に拠りつゝ−《平松追悼論集》 / 1987  評:鎌田浩(法制史研究38
松尾  寿 / 近世後期隠岐流人の罪状について−近世後期社会の犯罪と判例−(山陰史談32) / 1988
三鬼清一郎 / 御掟・御掟追加をめぐって《日本近世史論叢(上)》 / 1984
溝田 正弘 / 徳川幕府刑法における「未遂」(犯法政研究・九大51−2) / 1985
三富  徹 / 「解放令」と斃牛馬勝手処置令−その深層での連環−(史学論集・駒沢大19) / 1989
毛利 一憲 / 近世刑事裁判の諸手続−仙台評定所「官令」による詮議・評定の考察−(北見大学論集21) / 1989
森井 勝也 / 尾張藩における賭博政策(郷土文化36−2) / 1982
森井 勝也 / 尾張藩刑法における賭博罪−藩政後期を中心として−(名城法学論集9) / 1982
藪  利和 / 「公事方御定書下巻」の改廃について3・4(法学・東北大43−4;45 −2) / 1980・81
薮  利和 / 「公事方御定書下巻」の原テキストについて《高柳論集》 / 1984
薮  利和 / 「御定書ニ添候例書」の機能について(法学・東北大48−6) / 1985  評:溝田正弘(法制史研究36
薮  利和 / 〔資料〕福井藩「公事方御定書」−「御定書系統藩法典の考察」参考史料1−(札幌学院法学283) / 1986
薮  利和 / 福井藩「公事方御定書」雑考1・2(札幌学院法学4−12) / 1987・88
山田  勉 / 延岡藩の刑事内済(日本史研究297) / 1987  評:大平祐一(法制史研究38
山中  至 / 江戸幕府法における御仕置御免願の制度1(熊本法学46) / 1985
山中  至 / 幕藩体制における密通仕置の研究−夫の私的制裁権と公刑罰権−1・2(九大法学40,43) / 1980,82  評:林由起子(法制史研究33
江戸時代犯罪・刑罰事例集 / 佐久間長敬他著 原胤昭・尾佐竹猛編 / 柏書房 / 1982


8 宗教・教育・文化・思想

朝枝 善照 / 新出・履善師『白督書』考(仏教史研究22・23) / 1986
浅川 清栄 / 信州諏訪上社御頭郷について(上・下)(信濃41−5,7) / 1989
荒川久寿男 / 新井白石の「古史通」概考(紀要・皇学館大22) / 1984
荒井貢次郎 / 観音信仰と江戸系流通・芸能民−金龍山浅草寺等関係史料による印度学−(仏教学研究35−1) / 1986
荒井貢次郎 / 武蔵国山岳地帯の神葬祭民俗−山村宗教民俗探訪データ考−(奥武蔵230) / 1986
安野 眞幸 / 伴天連追放令とイエズス会(日本歴史406) / 1982
安野 眞幸 / 「キリシタン禁令」の研究(日本近世史論叢》 / 1984
池田 仁子 / 熊沢蕃山の『女子訓』について(日本歴史476) / 1988
石井 良助 / 江戸時代における神社および寺院の法人格について(宗教法1) / 1983
石尾 芳久 / 「竹薗寺宗旨証拠帳」について(法学論集・関西大38−5,6) / 1989
板橋 春夫 / 幕末期における上州連取村の複檀家(群馬文化213) / 1988
井上  攻 / 増上寺村々の由緒と諸役免除闘争(日本史研究324) / 1989
内山 純子 / 関東天台の本末関係について−常陸国信太荘江戸崎不動院を中心に−(茨城史林13) / 1989
梅沢 秀夫 / 朱子学者大槻磐渓の西洋観(紀要・清泉女大34) / 1986
越中 哲也 / 長崎における初期禁教政策の一考察(キリシタン研究) / 1980
大渓元千代 / 寺社領とたばこの禁令(歴史手帖17−10) / 1989
岡田 千昭 / 本居宣長の「御任ミヨサシ」論(紀要・愛知学院大教養36−2) / 1989
沖田 行司 / 藩校教育の形成と展開(人文学1) / 1981
奥本 武裕 / 幕藩制国家の権力構造と仏教−奈倉哲三氏の「発言」によせて−(仏教史研究・龍谷大25・26) / 1989
海原  徹 / 近世わたし塾の就学形態(人文27) / 1981
加藤 章次 / 下田渡甲斐における佐久間象山と吉田松陰(史学論集・駒沢大11) / 1981
金指 正三 / 江戸における神社の開帳(山陽女子短期大学紀要8) / 1980
川口  浩 / 伊藤仁斎の「王道」論(史学雑誌93−12) / 1984
川口 雅昭 / 松陰教育の現在的意義(山口県地方史研究61) / 1989
川崎喜久男 / 寺小屋の普及についての若干の考察−房総における−《川村還暦記念》 / 1988
河内 八郎 / 花田村の尊徳仕法1・2(関城町の歴史12) / 1981・82
衣笠 安喜 / 近世における身分制思想と貴賎浄穢観(部落問題研究68) / 1981
木野 主計 / 千家尊澄大人とその著作解題(神道学120) / 1984
木南 卓一 / 手島堵庵私新抄1〜4(論集・帝塚山学院大60,64〜66) / 1988・89
楠見 保夫 / 近世の教育法制についての一考察(名城法学論集7) / 1980
栗田 尚弥 / 吉田松陰の「国体」論−アイデンティティの模索−(政治経済史学237) / 1986
栗原 茂幸 / 藤田幽谷の政治思想−後期水戸学の形成−(法学会雑誌・都立大24−2) / 1983
久留島 浩 / 祭礼の空間構造《日本都市史入門1》 / 1989
小沢 浩水 / 戸藩の宗教統制と民衆《近世国家の成立過程》 / 1982
小島 信泰 / 近世寺院法の研究−金竜山浅草寺の場合−(紀要・創価大院8) / 1986
小島 信泰 / 江戸時代における金竜山浅草寺の「一山体制」−近世寺院法研究の第一段階として−(宗教法8) / 1989
小島 康敬 / 津軽藩士乳井貢の思想−その基礎的考察−《北奥地域史の研究》 / 1988
近藤 啓吾 / 山崎闇斎と保科正之(神道史研究30−4) / 1983
近藤 啓吾 / 朱子家礼の受容と超脱−殊に山崎闇斎とその門流に於いて−(神道史研究37−2) / 1989
左右田昌幸 / 近世「部落寺院制」をめぐって−播磨国亀山源正寺を中心に−(龍谷史壇93・94) / 1989
逆井 孝仁 / 石門心学における実践倫理の転回(立教経済学研究34−3) / 1980
榊原 邦男 / 熊沢蕃山の葬祭論と岡山藩の神職請制度(吉備地方文化研究1) / 1988
坂下 敏子 / 山鹿素行の士道論待兼山(論叢・日本学篇18) / 1985
鮫島 重喜 / 幕末期薩摩藩の真宗禁制史の一断面−川辺門徒「発起」考−(真宗研究31) / 1987
鮫島 重喜 / 薩摩藩宗教政策の研究(研究紀要・龍谷大院人文科学9) / 1988
茂野 隆晴 / 荻生徂徠の商法観−『政談』から見た−(法学論集・山梨学院大13) / 1988
茂野 隆晴 / 太宰春薹の『聖学問答』にみる道徳観(社会科学研究・山梨学院大4) / 1988
篠村 正雄 / 津軽藩における神職の官職受領について《北奥地域史の研究》 / 1988
柴田  純 / 徳川頼宣の藩教学思想−近世における「学文」の性格−(史林64−3) / 1981
清水 紘一 / キリシタン類族の断絶−京都上京西陣組における−(中央大学論集1) / 1980
清水 紘一 / 伴天連追放令の発布をめぐって(紀要・中央大文128) / 1988
清水 紘一 / 天正14年の布教許可状をめぐって(中央大学論集10) / 1989
杉谷  昭 / 17世紀初頭・肥前鍋島領におけるドミニコ会(正・続)(研究論集・佐賀大教育32−1,2) / 1984・85
相見 英咲 / 徂來学の論理と構造(思想697) / 1982
杣田 善雄 / 近世前期の寺院行政(日本史研究223) / 1981
高木 不二 / 横井小楠における政権構想の展開−公武合体論から公議政体論−(史学49−4) / 1980
高沢 裕一 / 加賀藩初期の寺院統制−道場役と屋敷改め−《日本の前近代と北陸社会》 / 1989
高塩  博 / 荻生北渓と「唐律疏義訂正上書」(国学院雑誌86−6) / 1985
高野 信治 / 佐賀藩における政治思想と政治形態−文化・文政期を中心として−(紀要・九大九州文化史研32) / 1987
高埜 利彦 / 近世の僧位僧官(論集きんせい・東大近世史研4) / 1980
高埜 利彦 / 江戸触頭についての一考察−修験本山派を中心に−(学習院史学20) / 1982
竹本 敬市 / 出石藩校弘道館について(兵庫県の歴史20) / 1984
立川 章次 / 本居宣長における古道の理念(史学論集・駒沢大14) / 1984
巽  俊雄 / 朱印地伊賀八幡宮領−神主柴田家と領地−(紀要・愛知大綜合郷土研32) / 1987
田中 光郎 / 「職分」としての「武」−山鹿素行の思想に関する一考察−(論集きんせい・東大近世史研10) / 1987
谷山 正道 / 美作における神尾春央の演説書(岡山県史研究9) / 1987
田原 嗣郎 / 会沢正志斎における天と天皇について(日本歴史416) / 1982
田原 嗣郎 / 水戸学の天皇論(現代思想9月号臨時増刊) / 1982
辻本 雅史 / 亀井南冥の学校論と福岡藩学の設立(研究紀要・光華女子大18) / 1980
辻本 雅史 / 横井小楠の「経綸の実学」と西洋理解(研究紀要・光華女子大19) / 1981
露口 卓也 / 志士の思想形成(中)−萩時代の吉田松陰−(文化史学39) / 1983
時野谷 滋 / 『折たく柴の記』に見えたる「大赦」と「疑獄一条」とをめぐって(大倉山論集24) / 1988
長尾 政憲 / 幕臣福沢諭吉の政治思想発展過程−「西洋事情」成立の背景として−(法政史学39) / 1987
中島 三佳 / 文政13年のお蔭踊りについて−東海道枚方宿を中心に−(地方史研究30−6) / 1980
名倉英三郎 / 江戸府内の諸学校と諸藩邸内学校(紀要・東女大比較文化研45) / 1984
楢原 孝俊 / 横井小楠における政治思想の原点構造(政治研究・九大法31) / 1984
楢原 孝俊 / 横井小楠−朱子学継受を契機とする政治思想の転換−「勢」から「徳礼」へ−(政治研究・九大法32) / 1985
成田  勝 / 踏絵と起請文について(大分県地方史134) / 1989
西田 圓我 / 浄土教信仰と非人階層《日本宗教社会史論叢》 / 1983
林  亮勝 / 元禄の大仏殿再興について−将軍家のかかわりを中心として−(南都仏教43・44) / 1980
速水  融 / 京都町方の宗門改帳−四条立売中之町−(研究紀要・徳川林政史研昭和55年度) / 1980
半田 和彦 / 秋田の檀家制度−特に修験・社家の場合を中心に−(秋大史学33) / 1987
伴五十嗣郎 / 松平春嶽の思想形成の段階について−嘉永・安政年中を中心として−実学資料研究会編(実学史研究) / 1985
坂東 英雄 / キリシタン禁制政策の展開−徳島藩を素材として−(鳴門史学1) / 1987
尾藤 正英 / 徳川時代の社会と政治思想の特質(思想685) / 1981
尾藤 正英 / 本居宣長における宗教と国家(思想694) / 1982
平石 直昭 / 初期宣長の思想形成−「古道」を中心に−(社会科学研究35−5) / 1984
平井 誠二 / 天正15年6月18日付キリシタン禁令について(中央史学5) / 1982
広渡 正利 / 福岡藩の寺社支配について−博多三刹と宝満山の場合−《西南地域の史的展開(近世篇)》 / 1988
深井 甚三 / 加賀藩領下一寺子屋史料(続)(室報・富山大教育歴史学研1) / 1985
藤枝 恵子 / 幕末伊勢神宮と山田奉行−文久3年勅使参向をめぐって−(日本史研究305) / 1988
藤村 正司 / 近世私塾の勃興に関する数量的考察(紀要・人文社会科学新潟大教育28−1) / 1986
藤原 有和 / 大塩平八郎と「邪宗門一件」(紀要・関西大学人権問題研究室13) / 1986
別府 信吾 / 備中国浅口郡明王院本末一件(上)(岡山地方史研究58) / 1988
本郷 隆盛 / 近世思想論序説《講座日本近世史9》 / 1982
本郷 隆盛 / 理外の道一山本常朝−徳川思想における生の諸様式−(思想57−4) / 1988
前田  勉 / 『新論』の尊皇攘夷思想−その術策性をめぐって−(日本思想史研究・東北大文19) / 1987
真栄平房昭 / 鎖国形成期のキリシタン禁制と琉球−徳川政権のマニラ出兵計画の背景−《鎖国日本と国際交流(上)》 / 1988
牧田  勲 / 江戸期における祭りと新儀停止原則−大杉信仰禁圧にみる新儀停止の意味−(六甲台論集31−2) / 1984
牧田  勲 / 天下祭の性格−神輿行列を中心に−(摂南法学1) / 1989
間瀬久美子 / 幕藩制国家における神社争論と朝幕関係−吉田・白川争論を中心に−(日本史研究277) / 1985
松本 幹男 / 勤王党と土佐国学の学統(日本文化・拓殖大1) / 1986
三鬼清一郎 / キリシタン禁令の再検討(キリシタン研究23) / 1983
水谷 安昌 / 寛文期会津藩の宗教政策−寺院整理を中心に−(駿台史学63) / 1985
水野恭一郎 / 岡山藩神職請制度補考(鷹陵史学8) / 1982
南  啓治 / 幕末維新期の藩校と国学(国学院雑誌84−11) / 1983
宮城 公子 / 日本の近代化と儒教的主体(日本史研究295) / 1987
宮崎ふみ子 / 幕府の三兵士官学校設立をめぐる一考察(近大日本研究) / 1981
宮崎 道生 / 熊沢蕃山のキリシタン論(国学院雑誌85−9) / 1984
宮崎 道生 / 熊沢蕃山と岡山藩(吉備地方文化研究1) / 1988
宮崎 道生 / 熊沢蕃山と幕閣1〜3(政治経済史学164,176,188) / 1979〜81
宮本 又次 / 三輪執斉の学風と懐徳堂(季刊日本思想史20) / 1983
村岡 幹生 / 近世初頭の春日社神人(日本史研究317) / 1989
村田 甚五 / 吉田松陰の教育実践と思想10・11(紀要・人文社会科学帝塚山短大23,24) / 1986・87
村田 泰雄 / 前近代の身分秩序における貴賎と浄穢(社会学論集・桃山学院大20−2) / 1987
森   毅 / 修験道における「年行事職」・「霞職」の成立(法経論叢・岩手県立盛岡短大1) / 1980
森   毅 / 天台寺と修験《天台寺研究》 / 1984
森   毅 / 修験道法度と霞状(山岳修験2) / 1986
柳田 利夫 / 文禄・慶長の役とキリシタン宣教師(史学52−1) / 1982
山縣 明人 / 大塩平八郎の思想と行動(政治経済史学178) / 1981
大和 武生 / 寛政期の政治思想《徳島論集》 / 1981
山根智代美 / キリシタン禁制史における京坂切支丹一件の意義(大塩研究19) / 1985
山本 尚友 / 京都における宗門改の施行過程について(紀要・京都部落史研3) / 1986
吉村 忠幸 / 吉田松陰の獄中教育とその一考察−吉田松陰の教育像1−(紀要・札幌大教養19) / 1981
利光三津夫 / 法家「勢多」「町口」両氏についての覚書(神道大系月報64) / 1987
脇田  修 / 町人学問所としての「公」(季刊日本思想史20) / 1983
渡辺  浩 / 徳川前期儒学史の一條件2・完−宋学と近世日本−(社会国家学会雑誌96−7,8) / 1983
藁品 彦一 / 茅ヶ崎地域における寺子屋の概況(茅ヶ崎市史研究6) / 1982


9 国際関係(オランダ関係・朝鮮通信使)

荒井 孝昌 / 鎖国に関する一考察(論叢・国際商科大商29) / 1984
安良城盛昭 / 琉球における地割制度の起源と変遷(上・下)(紀要・大阪府大人文社会科学29,30) / 1981・82
生熊  文 / 幕末在日ドイツ商人の日本レポート(日本歴史468) / 1987
稲生典太郎 / 長崎居留地の成立と解消(紀要・中央大史120) / 1986
井上 朋義 / 朝鮮通信使と見物船−播磨灘沖での交歓−(韓国文化6−9) / 1984
井上洋一郎 / 「井伊家史料」にみる条約問題(研究紀要・滋賀大経済史料館20) / 1987
茨木 晃豊 / 臣秀吉の対イスパニア政策−日本における最初の大使館−(論集・京都産業大13−3) / 1984
岩田みゆき / 大久保家の黒船情報収集について−関東豪農の一断面−(歴史と民俗2) / 1987
梅木 哲人 / 琉球における鎖国について(新史潮15) / 1984
太田 勝也 / 長崎貿易の輸入統制に関する寛文期の二法令(中央史学8) / 1985
太田 勝也 / 長崎貿易仕法改革関係史料−寛永7年3月「唐船商売今度新規ニ致方之御帳」−(中央史学11) / 1988
大庭  脩 / 江戸時代における漢籍の輸入(文明のクロスワード21) / 1986
大庭  脩 / 江戸時代における中国文化受容の研究(学術月報39−12) / 1986
大森  実 / 日蘭貿易における「註文帳」(紀要・法大教養54) / 1985
大森  実 / 日蘭関係の史料金と史蹟を求めて(法政史学33) / 1981
加藤 榮一 / 鎖国と幕藩制国家《講座日本近世史2》 / 1981
加藤 榮一 / 鎖国論の現段階(歴史評論475) / 1989
加藤 英明 / 徳川幕府外国方:近代的対外事務担当省の先駆−その機構と人−(法政論集・名大93) / 1982
紙屋 敦之 / 亀井琉球守考−豊臣政権の琉球支配−《琉球・沖縄》 / 1987
紙屋 敦之 / 対明政策と琉球支配−異国から「異国」へ−《幕藩制国家と異地・異国》 / 1989
神田 宥賢 / ロシア船房州天津村来航に関する資料(房総の郷土史15) / 1987
木崎 弘美 / 糸割符制度廃止の幕吏史的意義(駒沢史学34) / 1986
岸  甫一 / 箱館開港と沖之口流通支配−外国貿易開始を契機とする箱館沖之口番所の機構変化−(地域史研究はこだて5) / 1987
北島 万治 / 第1次朝鮮侵略における秀吉の占領政策について(歴史評論373) / 1981
喜多  恵 / 文政10年・天保6年における長崎唐人騒動−福岡藩伊丹家資料を中心に見る−(論集・福岡大院18−2) / 1987
榊原 邦彦 / 東海道鳴海宿の朝鮮信使(郷土文化39−3) / 1985
島尻 克美 / 幕末期における琉球王府の異国船対策−仏艦船来琉事件を中心に−《琉球・沖縄》 / 1988
周防千華子 / 天保期における海外情報の分析−和蘭別段風説書と唐風説書の年次的比較を中心として−(史学論集・駒沢大16) / 1986
杉谷  昭 / 朝鮮国遣使の再検討(日本歴史382) / 1980
杉谷  昭 / 開国前後における日蘭関係(研究論集・佐賀大教育37) / 1989
杉谷  昭 / 西欧文明との接触《近代西洋文明との出会い》 / 1989
杉谷  昭 / 嘉永・安政期の日露交渉《鎖国日本と国際交流(下)》 / 1989
高瀬弘一郎 / 成立期の糸割符とパンカダ・パンカド取引について(キリシタン研究20) / 1980
竹村 文彦 / 「御朱印改め」に関する一考察(神道宗教128) / 1987
田坂 常和 / 日韓の接点・対馬−対馬藩の浮沈−(韓国文化9−4) / 1987
田代 和生 / 寛永6年対馬使節の朝鮮国「御上京之時毎日記」とその背景2(朝鮮学報98) / 1981
田中 健夫 / 勘合符・勘合印・勘合貿易(日本歴史392) / 1980
田中 正弘 / 徳川幕府外国方と外交文書整備問題−『日本外交文書』編纂の系譜−(栃木史学創刊号) / 1987
田中 正弘 / 「通信全覧」編纂の経緯−外国方から外務省−(紀要・国学院大栃木短大21) / 1987
鄭  夏美 / 朝鮮通信使の江戸入府−江戸の町蝕と信使記録の関連から−(人間文化研究年報・お茶大8) / 1985
富見山和行 / 近世琉球の外交と社会−册封関係との関連から−(歴史学研究586) / 1988
中村 栄孝 / 己酉約条再考(朝鮮学報101) / 1981
中村  質 / 鎖国期における輸入品の流通と抜荷物《鎖国日本と国際交流(下)》 / 1988
永積 洋子 / ボドレイアン図書館所蔵の朱印状について(日本歴史467) / 1987
藤田  覚 / 嘉永2年の開国論−貿易容認論と祖法相対化の論理−(日本歴史464) / 1987
藤田 彰一 / 阿蘭陀別段風説書の漏洩(洋学史研究4) / 1987
松浦  章 / 清代における日本貿易船の積荷《横田古稀記念(下)》 / 1987
三鬼清一郎 / 江戸時代における朝鮮役の評価について(歴史評論373) / 1981
宮城 栄昌 / 沖縄と沖永良部島との歴史的関係(南島文化研究所沖永良部島調査報告) / 1981
宮城 栄昌 / 正徳四年の江戸上り時に起きた書翰問題(沖縄国際大学文学部紀要社会学科篇9−1) / 1981
三宅 英利 / 新井白石の聘礼改変と朝鮮王朝(紀要・B系列・北九州大文学部13) / 1981
三宅 英利 / 近世日朝交流の特質(紀要・北九州大文開学40周年記念号) / 1987
向井  晃 / 幕末期御雇外国人の概観(法政史学33) / 1981
八百 啓介 / 元禄〜正徳期の出島オランダ商館の銅輸出について−近世銅代物替貿易についての一考察(日本歴史495) / 1989
行武 和博 / 寛永18年(1651)の日蘭貿易における「取引」について−平戸および長崎出島オランダ商館「仕訳帳」の分析−(中央史学9) / 1986


10 雑

阿部  昭 / 遊び日の編成と共同体機能《近代国家と明治維新》 / 1989
新井 宏法 / 岡崎宿の人馬継立の変遷とその実態(歴史研究・愛知教大33) / 1987
荒野 泰典 / 長崎口の形成《幕藩制国家と異域・異国》 / 1989
飯岡 正毅 / 林材補給策より見た幕府の宿駅経営(研究紀要・徳川林政史研昭和61年度) / 1987
池田  昇 / 近世中後期,脇往還における宿駅の展開過程(小山市史研究3) / 1981
石井  孝 / 御目見医師について(大倉山論集24) / 1988
石尾 芳久 / 坂本龍馬の死−言論と暴力−(法学論集・関西大36−3・4・5) / 1987
泉  英二 / 近世初期における建築様式の転換と吉野林業(研究紀要・徳川林政史研23) / 1989
伊東 宗裕 / 人名録の史料的政策(上・下)−京都の医科人名録について(紀要・京都市歴史資料館45,46) / 1987,89
岩橋  勝 / 再び徳川後期の「銭遣い」について(三田学会雑誌74−3) / 1981
上野 秀治 / 近世堂上の方領について(日本歴史465) / 1987
大藤  修 / 地域とコミュニケーション−地域史研究の一視点−(地方史研究33−5) / 1983
大友 一雄 / 献上役負担と運動の論理−遠州豊田郡只来・山東村の勝栗献上を事例に−(国史学132) / 1987
岡田 昭二 / 中山道「碓氷関所記録」について(上・下)(群馬県史研究23,24) / 1986
海保 洋子 / 近世北海道における「遊所」の成立と展開−松前和人地の三湊を中心に−(歴史評論456) / 1988
梶  輝行 / シーボルト『日本』の翻訳版−Prospectusによる考察を中心に−(洋学史研究6) / 1989
片桐 一男 / 長崎浩斎と大槻玄沢(洋学史研究6) / 1989
勝矢 倫生 / 広島藩における伝馬役負擔の構造と展開−西国街道海田宿の事例を中心に−(研究紀要・尾道短大36−1) / 1987
金指 正三 / 邸詞考(山陽女子短期大学紀要7) / 1980
神本 正律 / 周防国久米村の山陽往還道について(山口県地方史研究61) / 1989
川口  広 / 幕府法令にみられる近世宿駅制度−統制法と保護・助成法−(名城法学論集93−12) / 1984
神崎 彰利 / 磐城平藩寛永年間「案詞」について−寛永19年「案詞」を中心として−(刑事博物館年報・明大18) / 1987
木内  寛 / 中山道小諸領内四宿に助郷制成立の過程を追う(信濃33−11) / 1981
楠瀬  勝 / 慶応三年「敦賀より京都江之糧道御開」計画と糧道筋測量《日本の前近代と北陸社会》 / 1989
久保 貴子 / 江戸時代の改元−元和改元から享保改元まで−(民衆史研究38) / 1989
倉地 克直 / 『三河物語』における二つの[起証破り]をめぐる断章《岸論集(下)》 / 1985
小暮紀久子 / 近世における女性の関所通行について−「箱根御関所日記書抜」にみられる女通行手形を中心に−《論集近世女性史》 / 1986
小葉田 淳 / 元文・寛保期の鋳銭について(正・続)(史雍38,39) / 1980,82
小葉田 淳 / 近世,佐渡の鋳銭と産銅(紀要・日本学士院39−2) / 1983
斎藤 五郎 / 江戸末期助郷事情−安城・榎前の史料紹介−(三河地域史研究3) / 1985
斎藤  司 / 喜連川家の公帖発給について(信濃39−3) / 1987
作道洋太郎 / 近世経済発展と藩札の発行−田谷博吉氏の見解に対する私見−(社会経済史学48−2) / 1982
作道洋太郎 / 播州赤穂藩の藩札発行と専売制−その経済史的アプローチ−《今井喜寿記念》 / 1988
佐々 悦久 / 助郷制の確立と地域支配−下野国日光道・奥州道を中心に−(立正史学62) / 1987
佐々木栄一 / 交通夫役にみる役負担体系の実態と変質(法政史学41) / 1989
茂野 隆晴 / 年齢考1−主に江戸時代を中心として−(社会科学研究・山梨学院大3) / 1987
重松 一義 / 関所・番所の比較研究−その事務的規制と仕置の一側面−(総合科学研究所紀要・中央学院大6−2) / 1989
白鳥  耀 / 北国街道と平出(長野87−2) / 1987
菅野 則子 / 食売旅篭屋と食売女−府中宿を中心にして−(日本歴史471) / 1987
杉谷  昭 / 開港直後における箱館事情(日本歴史427) / 1983
鈴木えりも / 17 〜18世紀における内と外の認識(日本歴史429) / 1984
高塩  博 / 幕藩法と中国律・覚え書(創文306) / 1989
高埜 利彦 / 近世奉幣使考(歴史学研究500) / 1982
多賀秋五郎 / 大原騒動について(飛騨史学8) / 1987
武田 奥一 / 長沼藩領における助郷制の変質について(福大史学・福島大42・43) / 1987
武安 哲男 / 近世の宿駅運営をめぐる諸問題について−明和〜天明期の草加宿の事例をもとに−(法政史論16) / 1989
竜野敬一郎 / 助郷嘆願の実態−信濃国小県郡武石村の場合−(信濃33−10) / 1981
田中  彰 / 佐幕派維新覚書《日本社会史研究》 / 1980
丹治 健蔵 / 江戸周辺脇往還継立場と助郷免除願(上・下)(埼玉史談28−4;29−1) / 1982
丹治 健蔵 / 転封大名引越し荷物の水上輸送−総州古河船渡河岸資料を中心として−(日本歴史496) / 1989
塚本  学 / 信濃人と江戸断章−化政期の江戸出訴人−(信濃41−12) / 1989
土田 良一 / 甲州道中の助郷(研究紀要・鹿児島短大31) / 1983
徳田 寿秋 / 藩政期末における宿駅財政の窮乏(加能史料研究・石川史書刊行会1) / 1985
中島  明 / 明和の伝馬騒動研究序説−中山道増助郷と上州農民の動向−(信濃39−6) / 1987
長島 淳子 / 近世女性の農業労働における位置(歴史評論383) / 1982
浪川 健治 / 北奥における「風俗」と権力(地方史研究37−1) / 1987
西澤 淳男 / 近世後期佐久御影陣屋の取締政策について−関東との関係から見て−(信濃41−2) / 1989
西山 忠寛 / 撰銭禁制と永楽銭禁止令−江戸幕府の銭貨統一−(尋源37) / 1987
長谷川 一 / 宝暦期・水戸土浦道中絵図にみる我孫子宿近傍(我孫子市史研究11) / 1987
林  定吉 / 元文の貨幣改鋳についての一考察−享保17年の大飢饉の影響と改鋳実施の意図を中心として(中央史学6) / 1983
馬場  章 / 江戸時代における「似せ桝」の摘発−幕府・水戸藩を中心に−(紀要・別冊哲学・史学・早大院文13) / 1987
広本  満 / 紀州の伝馬制《安藤退官記念》 / 1987
深井 甚三 / 綱吉政権の宿駅・助郷政策について(国史談話会雑誌・東北大22) / 1981
深井 甚三 / 吉宗政権における宿駅・助郷政策(日本史研究272) / 1985
藤本 隆士 / 秋月藩の匁銭と札−硬貨と札と価値と−(商学論叢・福岡大29−2・3) / 1984
藤本 隆士 / 近世における銭貨流通の一考察−福岡藩の「匁銭」成立を求めて−(経済学研究・九大49−4・5・6) / 1984
枚  英正 / 浪速の芝居銀主の働き(大坂の歴史12) / 1984
増田 昭子 / 徳川家康の覇権確立と甲州街道の成立(多摩のあゆみ46) / 1987
村瀬 正章 / 鳥羽海域の難破船と浦方(地方史研究37−5) / 1987
森   毅 / 羽黒山在庁・真田式部切腹事件と霞(山岳修験4) / 1988
矢沢 洋子 / 幕末期における助郷人足役について(交通史研究6) / 1981
安田 初雄 / 仙道及び会津における一里塚に関する諸問題(論集・社会科学・福島大教育40) / 1986
藪田  貫 / 女性史研究における「近世」−『論集近世女性史』によせて−(歴史評論443) / 1987
藪田  貫 / 「摂河支配図」論《近世大坂地域の史的分析》 / 1980
山口 啓二 / 武蔵一農村の京銭高について研究(論集・史学28・名大・文) / 1982
山口 啓二 / 近世における公私の交通《日本の社会史2》 / 1987
山口 美男 / 中田宿の歴史(古河市史研究9) / 1984
山本 光正 / 近世における江戸湾交通について−特に陸上交通との関連において−(研究報告・国立歴博2)
山本 有造 / 万延二分金考−幕末・維新期の基準貨幣−(人文学報LIV) / 1983
米原 正義 / 天下一号の再検討(国学院雑誌89−11) / 1988
脇田  修 / 河原巻物の世界−八幡重来授与記−(待兼山論叢・史学編23) / 1989
脇田  修 / 河原巻物の世界−「河原由来書」の分析−(部落問題研究101) / 1989
渡辺 和敏 / 東海道新居宿における宿駅財政の一断面−特に享和三〜四年の宿駅財政を中心に−(交通史研究8) / 1982
渡辺 和敏 / 近世関所の地方的展開文学(論叢・愛知大74) / 1984
渡辺 和敏 / 東海道新居宿の機構1・2(文学論叢・愛知大77,88) / 1984・85


【法制史文献目録V(1980〜1989):日本法制史>近世の2】 
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