| 法制史研究 25号 (1975年) |
| [ 24号目次 | 26号目次 ] |
| 【論 説】 |
| 越智重明 | 前漢時代の徭役について | 1 |
| 岡野誠 | 唐代における禁婚親の範囲について――外姻無服尊卑為婚の場合―― | 49 |
| 若曽根健治 | 領邦ティロール農村部における租税制度 | 89 |
| 【叢 説】 |
| 伊藤一義 | 宗像氏事書の性格について | 135 |
| 今堀誠二 | 清代以降の家族制度――土地売買文書による一考察―― | 153 |
| 一柳俊夫 | ユ・ゲ・ヴィノグラドフ「ベレザニ島出土のギリシア最古の手紙」について | 189 |
| 【学界動向】 |
| 林毅 | ボン大学「ライン地方史研究所」について | 217 |
| 【著書・論文紹介】 |
| 服藤弘司 | 隈崎渡 近世商人法制の研究 | 223 |
| 杉山晴康 | 久米博 刑罰神話の解釈と古代法――日本神話解釈の試み―― | 225 |
| 杉山晴康 | 布施彌平治 祥瑞と法 | 226 |
| 下斗米清 | 磯村幸男 日本古代の奴婢について――家人的形態ということ―― | 227 |
| 辻本弘明 | 菊山正明 鎌倉時代における相続制度と法理 | 227 |
| 瀬野精一郎 | 川添昭二 鎮西特殊合議訴訟機関 | 229 |
| 瀬野精一郎 | 川添昭二 鎮西談議所 | 230 |
| 藤原明久 | 大石慎三郎 近世中期の土地政策について――質地取扱をめぐって―― | 231 |
| 大平祐一 | 新見吉治 江戸幕府の天領支配 | 232 |
| 林由紀子 | 若林淳之 分郷・分給の村の成立――「歩寄帳」や「地並帳」―― | 233 |
| 吉田正志 | 吉田伸之 江戸町会所の性格と機能について(一)・(二)――幕藩体制下における都市下層対策の構造と特質を考える―― | 235 |
| 大久保治男 | 荒井貢次郎 近世・碓氷関所除け・山越え科人と行刑役人(一)・(二)――穢多・弾左衛門専管磔刑公役の未刊資料から―― | 237 |
| 鎌田浩 | 松平秀治 大名分家の基礎的考察――「内分」分家を中心に―― | 237 |
| 手塚豊 | 前田正治 鳥取藩「律」考 | 238 |
| 林董一 | 小島広次 地割制度と小作人――尾張国海東郡蟹江地方の場合――・塚本学 分地制限令について――尾張藩法を中心に―― | 239 |
| 原口虎雄 | 秀村選三 薩摩藩郷土守屋家研究の課題 | 241 |
| 蝦名庸一 | 工藤祐董 八戸藩の家臣統制法令――武家養子法例1―― | 242 |
| 利谷信義 | 熊谷開作 明治時代における法学教育と法制史教育 | 243 |
| 石川一三夫 | 山中永之佑 日本近代国家の形成と村規約(一)(二) | 245 |
| 熊谷開作 | 向井健 会社法草案の編纂始期――明治初期商法編纂史の一齣――・利谷信義・水林彪 近代日本における会社法の形成 | 246 |
| 神谷力 | 石川一三夫 明治後期・大正期のいわゆる模範的農村自治――愛媛県温泉郡旧余土村の事例――・同 日本における町村名誉職制度の導入――明治「地方自治」の論理と実態に関する一考察―― | 248 |
| 宮坂宏 | 旗田巍 中国村落と共同体理論 | 250 |
| 中村茂夫 | 奥村郁三 東洋法制史学の現状と課題 | 251 |
| 菊池英夫 | 古賀登 県郷亭里制度の原理と由来 | 252 |
| 菊池英夫 | 船越泰次 唐代両税法における斛斗の徴科と両税銭の折糴・折納問題――両税法の課税体系に関連して―― | 253 |
| 中谷英雄 | 菊池英夫 唐代史料における令文と詔勅文との関係について――「唐令復原研究序説」の一章―― | 254 |
| 中谷英雄 | 菊池英夫 唐令復原研究序説――特に戸令・田令にふれて―― | 255 |
| 斯波義信 | 佐竹靖彦 唐宋変革期における江南東西路の土地所有と土地政策――義門の成長を手がかりに―― | 256 |
| 山根幸夫 | 川勝守 浙江嘉興府の嵌田問題――明末の郷紳支配成立に関する一考察―― | 257 |
| 岡崎精郎 | 島田正郎 清朝の蒙古に対する立法と蒙古慣習法――その七・偸窃四項牲畜――・同 同上――その八・賊盗2・強劫―― | 258 |
| 海原文雄 | 小山貞夫 法制史教育の現状と問題点――アメリカ―― | 259 |
| 三浦澄雄 | 三浦弘萬 古ゲルマン土地制度の変遷過程 | 260 |
| 若曽根健治 | 岩野英夫 八−九世紀隷属農民層発生史序説(二)――西洋封建社会成立期の研究のために―― | 261 |
| 林深山 | 永井一郎 Ine 法典の hlaford と農民(一)(二) | 263 |
| 林毅 | 増田四郎 社会史からみたヨーロッパの十二世紀・鹿子木幹雄 ヴォルムス協約をめぐる諸問題 | 264 |
| 平田公夫 | 村上淳一 「良き旧き法」と帝国国制(一) | 267 |
| 平松紘 | 浦本寛雄 中世イギリス・ケント地方のガヴェルカインド保有態様―― C.Sandys の研究から―― | 268 |
| 高橋清徳 | 中村義孝 フランス革命初期における刑事裁判の変遷 | 269 |
| 辻泰一郎 | 宮崎良夫 プロイセンにおける官府裁判(Kammerjustiz) | 270 |
| 河上倫逸 | 栗原壽夫 一九世紀ドイツにおけるラーバント的憲法学の社会的・政治的機能 | 271 |
| 佐々木信 | 戒能通厚 司法国家制の歴史的構造――近代イギリス統治構造分析・序―― | 272 |
| 【会 報】 |
| 学会記事 | 274 |
| 報告要旨 | 275 |
| 【昭和四十九年度法制史文献目録】 |
| 日本法制史 | 287 |
| 東洋法制史 | 299 |
| ローマ法・西洋法制史 | 305 |