法制史学会第52回研究大会のご案内




 法制史学会第52回研究大会を下記の要領で開催いたします。奮ってご参加下さいますよう、ここにご案内申し上げます。
 ご参加の会員は、郵送案内状に同封の郵便振替用紙にて11月5日(金曜日)までにお申し込み下さいますようお願い申し上げます(郵便振替番号:00900-8-296499)。
 また研究報告については、非会員の皆様も、当日受付で参加費(両日通しで1500円、茶菓付き)を払えば、自由に参加することができます。どうぞ振るってお越し下さい。

 1.研究報告
 ◇第1日目:2004年11月27日(土曜日)午前10時開始
 ◇第2日目:2004年11月28日(日曜日)午前9時45分開始
 会 場:京都大学吉田キャンパス北部構内 農学部 総合館W100番教室。
   本案内状12頁地図参照。法学部校舎ではありません。くれぐれもご注意下さい。
 参加費:1,500円

 2.懇親会
 日 時:2004年11月27日(土曜日)午後6時開始予定
 会 場:京都大学正門脇「カンフォーラ
 参加費:5,000円

 3.昼 食
 大学構内および近隣の一部の食堂が営業しておりますが、学会会場が奥まっており、またスケジュールが詰まっていることも考えますと、両日ともお弁当(1,200円)のご利用をおすすめします。郵便振替用紙にてお申し込み下さい。事前にご予約いただいた分を用意いたします。

 4.見学会
 日 時:2004年11月29日(月曜日)午前9時30分、JR京都駅前集合
 行 程:滋賀県・湖東方面史跡見学:JR京都駅前をバスにて出発−草津市・芦浦観音寺−近江八幡−安土城址−沙々貴神社−百済寺−JR京都駅解散;午後5時30分頃到着予定。(見学先紹介)
 参加費:5,000円

 5.宿 泊
 なお宿泊につきましては、先に京大生協を通じてご案内申し上げた通りですが、11月中旬〜下旬のホテル予約はすでに個人では難しくなりつつあるとの情報もございます。未だご手配の済んでおられぬ方は、なるべく早い時期のご予約をお勧め致します。

  2004年10月1日

法制史学会第52回研究大会準備委員会

京都市左京区吉田本町 京都大学大学院法学研究科
林信夫:075-753-3202 hayashi@law.kyoto-u.ac.jp
寺田浩明:075-753-3222 terada@law.kyoto-u.ac.jp
伊藤孝夫:075-753-3162 ito.takao@law.kyoto-u.ac.jp



研究大会プログラム報告名をクリックすると報告要旨


 第一日(11月27日:土曜日)

10:00〜11:00神聖な場所に関する特示命令の起源と射程──特示命令の生成と展開に関する予備的一考察佐々木健(京都大学)
11;00〜12:00都市災害における賃借人の地位──立法史的研究小柳春一郎(獨協大学)
12:00〜12:45昼食
12:45〜13:25理事会等報告
シンポジウム「法が生まれるとき」
13:30〜13:45基調報告新田一郎(東京大学)
13:45〜14:25古代ギリシアにおける法の「解凍」について葛西康徳(新潟大学)
14:25〜15:05ローマのlegis actio sacramento in remおよびmancipatioについて小川浩三(桐蔭横浜大)
15:05〜15:30休憩
15:30〜16:10法の生まれるとき──初期中世ヨーロッパの場合西川洋一(東京大学)
16:10〜16:50中世後期イングランドにおける仲裁の位置北野かほる(駒澤大学)
16:50〜17:30[特別講演] 法が生まれるとき──国際法の場合小田滋(前国際司法裁判所裁判官)
18;00〜懇親会

 第二日(11月28日:日曜日) シンポジウム「法が生まれるとき」(つづき)

09:45〜10:25御成敗式目の成立をめぐって長又高夫(國學院大学)
10:25〜11:05日本中世の幕府「追加法」生成と伝達の構造前川祐一郎(東京大学)
11;05〜11:45中国古代の律と令──二年律令「関津令」の分析を通して冨谷至(京都大学)
11:45〜12:40昼食
12:40〜13:20未生以前の法──中国宋代の断例川村康(関西学院大学)
13:20〜14:00法が生まれるとき──イスラーム法世界の場合三浦徹(お茶の水大学)
14:05〜15:25コメント ── 法社会学の立場から佐藤岩夫(東京大学)
        法哲学の立場から 長谷川 晃(北海道大学)
        実定法学の立場から児玉寛(龍谷大学)
        近世法史学の立場から大平祐一(立命館大学)
15:25〜15:50休憩
15:50〜16:35質疑応答 司会:新田一郎
16:35〜16:50総括林信夫(京都大学)