法制史研究 20号 (1970年)
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 【論 説】
船田享二近代判決概念の芽生え1
田辺繁子マヌ法典にあらわれた契約――売買・その他――47
杉谷昭明治初年における箱館府考77
 【叢 説】
丹羽友三郎元朝の諸監についての一研究111
 【共同研究 日本中世初期権力構造の諸問題】
戸田芳実国衙軍制の形成序説133
石井進院政期の国衙軍制143
上横手雅敬主従結合と鎌倉幕府155
討論173
 【著書論文紹介】
利光三津夫杉山晴康 日本の古代社会と刑法の成立203
布施彌平治奥野彦六 定本御定書の研究205
瀧川政次郎金指正三 近世海難救助制度の研究206
林紀昭清田義英 中世寺院集会における議決方法・同 寺院集会の覚書的考察――中世高野山の集会方法について――・同 僧団議決法の一こま――興福寺について――208
林董一浜口秀夫 山林所持210
大饗亮前田正治 謡曲にあらわれた法の諸相211
中澤巷一小林宏 中世伊達氏の信仰とその社寺法212
熊谷開作中埜喜雄 大阪道修町三丁目ならびに四丁目に於ける町人名跡相続の実態について(1)214
熊谷開作神谷力 明治民法施行前における親族の機能について214
瀧川政次郎牧英正 明治初期における人身売買禁止216
山中永之佑杉谷昭 「教育令」制定と地方自治制度217
杉谷昭山中永之佑 日本近代国家と官僚制219
中澤巷一荒井貢次郎 都市賤民行政史の基礎考察――東京の被差別部落と「乞胸」部落の場合――220
奥村郁三山本隆義 中国政治制度の研究219
古賀登荒木敏一 宋代科挙制度研究222
護雅夫岩村忍 モンゴル社会経済史の研究225
池田温越智重明 漢時代の戸と家――主として戸籍制度面から227
大庭脩米倉豊 漢初恵帝期刑政考――いわゆる緩刑をめぐって――228
越智重明堀敏一 九品中正制度の成立をめぐって――魏晋の貴族制社会にかんする一考察――229
布目潮m17766浜口重国 唐の白直と雑徭と諸々の特定の役務230
岡崎精郎島田正郎 遼朝タ隠(宗正)攷・同 遼朝三省攷231
島田正郎小林高四郎 元代法制史雑考232
島田正郎丹羽友三郎 「憲台通記」の校訂・訳注233
八重津洋平中村茂夫 中国旧律における比附の機能234
八重津洋平戴炎輝 清代台湾における訴訟手続について――淡新档案を資料として――236
島田正郎岡崎精郎 タングート慣習法と西夏法典237
佐藤篤士船田享二 ローマ法第一巻・第二巻238
世良晃志郎久保正幡編 中世の自由と国家 下巻239
森岡敬一郎小山貞夫 中世イギリスの地方行政243
柴田光蔵岩田健次 後見概念の変遷について245
石部雅亮上山安敏 ドイツ第二帝政期の権力構造246
勝田有恒佐々木有司 中世イタリアにおける普通法(ius commune)の研究――バルトルス・デ・サクソフェラートを中心として――247
中村賢二郎高橋清徳 地方三部会の研究試論――フランス絶対王制の研究その一――248
小倉欣一林毅 シュトラスブルク、第一、第二、第三都市法249
 【会 報】
 学会記事250
 報告要旨(第一二一回近畿部会)日本法史の時代区分について 前田正治
(第一二三回近畿部会)明治法制史上の婚姻氏 熊谷開作
251
 【追悼の辞】
戸倉宏 船田享二先生を偲ぶ253
町田実秀 船田享二博士の想出256
 【昭和四十四年度法制史文献目録】
 日本法制史261
 東洋法制史270
 ローマ法・西洋法制史276
法制史研究総目録(第一号−第二〇号)291
法制史文献目録(昭和三十五年−昭和四十四年)357
 
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