法制史研究 4号 (1954年)
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 【論 説】
坂本太郎飛鳥浄御原律令考1
瀧川政次郎紫微中台考19
牧健二初期耶蘇会士の大名国王観と其の効果51
宮下孝吉“Stadtluft macht frei”について101
塙浩フランスに於ける封建裁判に就いて145
 【叢 説】
仁井田陞唐軍防令と烽燵制度197
布施彌平治類聚三代格の一異本について214
水戸部正男殿下渡領の性質238
 【書 評】
平松義郎石井良助著 「刑罰の歴史」(日本)249
原暉三羽原又吉著 「日本漁業経済史」(上巻)253
前田正治近世村落研究の展望256
内田智雄仁井田陞著 「中国法制史」260
滋賀秀三守屋美都雄著 「六朝門閥の一研究」263
旗田巍仁井田陞著 「中国の農村家族」265
宮下孝吉増田四郎著 「都市」269
瀧川政次郎中田薫 「古法雑観」272
平野邦雄曽我部静雄 「仕丁と采女と女丁の源流」276
平野邦雄同 「日本古代の邑制と稲置」276
森鹿三瀧川政次郎 「上代烽燵考」277
曽我部静雄野村忠夫 「律令制官人社会構成の一考察」278
熊谷開作大竹秀夫 「水法原理の固有性」279
熊谷開作大竹秀夫 「近世水利訴訟法における『内済』の原則」279
大饗亮水戸部正男 「鎌倉幕府の成立時期について」281
横山保興永原慶二 「東国における惣領制の解体過程」281
高柳真三牧健二 「日本の封建制度に対する開国以前における西洋人の理解及び解釈」282
高柳真三平松義郎 「徳川幕府刑法に於ける窃盗罪」283
原暉三熊谷開作 「旧藩時代における鹿ノ瀬漁場入漁権の研究」284
大竹秀夫浜口秀夫 「奥熊野に於ける年賦売の性質に就いて」285
水戸部正男新見吉治 「維新前後の身分関係」285
水戸部正男同 「下級士族の研究」286
平松義郎手塚豊 「明治初年の和歌山藩刑法」287
平松義郎同 「明治初年の拷問制度」287
大竹秀夫福島正夫 「明治初年における戸籍の研究」288
手塚豊高柳真三 「法典の成立」289
服藤弘司宮川澄 「日本民法典論争の社会、経済的基礎について」290
服藤弘司星野通 「旧民法典と松岡康毅の身分法論」291
服藤弘司同 「再び『旧民法典と松岡康毅の身分法論』について」291
服藤弘司同 「『旧民法典と松岡康毅の身分法論』に関する一、二の補正」291
浜口秀夫井上正雄 「入会地に於ける収益制限について」293
守屋美都雄増淵龍夫 「漢代における国家秩序の構造と官僚」293
内田智雄重澤俊郎 「漢魏に於ける肉刑論」295
内田智雄岩村忍 「元朝の笞杖刑について」295
曽我部静雄浜口重国 「唐の部曲、客女と衣食客との関係」297
曽我部静雄同 「唐の賤民、部曲の成立過程」297
石尾芳久熊谷開作 「東洋社会の停滞性に関するメインの理論」297
仁井田陞今堀誠二 「中国におけるヨーマンギルドの構造」299
滋賀秀三大山彦一著 「中国人の家族制度の研究」300
赤井簡森三十郎 「イズラヘルの最高評議会」302
深瀬秀高山一十 「古代スパルタにおける家の解体」303
片岡輝夫武藤智雄 「Duplex dominium」303
和田昌衛吉田道也 「『十分の一税』の成立」304
塙浩宇尾野久 「カール大帝治下の Conventus generalis の性格」305
深瀬秀世良晃志郎 「西洋中世法の性格」306
吉田道也町田実秀 「多数決原理の展開」307
吉田道也同 「カトリック教会の選挙と多数決原理」307
 【List of Books and Articles on Law and Politics(1952)(J.S.R.No.5.)Legal History 邦訳】
平松義郎 日本法制史308
滋賀秀三 東洋法制史310
片岡輝夫 西洋法制史312
 【会 報】
 学会記事314
 報告要旨(第四回総会)インムニテートと国王の権力 世良晃志郎 十分の一税の成立 吉田道也 課戸の本質 曽我部静雄 Princeps(ab)legibus solutusest なる原理は中世いかに解されたか 久保正幡 華北農村家族における家長権威について 内田智雄 中国の家の性格 滋賀秀三 家長権の起源について 熊谷開作 日本中世の家長の権力 石井良助 近世末期における農民家族の実態 大竹秀夫 「日本近世の家長の権力」 高柳真三
(第一回研究大会)村落に於ける講の一形態 前田正治 宋代法における外国人の地位 仁井田陞 アンシャン・レジームに於ける外国人の地位に就いて 赤井節 避文に就いて 平山行三 封建領主成立に関する一考察 大饗亮 カトリック教会の選挙と多数決原理の問題 町田実秀 古来土佐を法制国となすことについて 井上和夫
(第三回東京部会)下地中分に関する二、三の問題 安田元久 唐末五代の荘園制 周藤吉之
(第四回東京部会)明法博士 布施彌平治 探湯について 奥野彦六
(第五回東京部会)遼制における異民族の問題 島田正郎 藤氏長者の権力に就て 水戸部正男
 
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