法制史研究 54号 (2004年)
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 【論 説】
大津透唐日律令制下の雑徭について1
 【叢 説】
赤城美恵子可矜と可疑;清代初期の朝審手続及び事案の分類をめぐって25
源河達史グラーティアーヌス教令集C.15q.1c.8のルブリカに関する一考察61
 【学界動向】
柳橋博之最近のイスラーム法制史研究;ここ20年間を中心として81
 【書 評】
虎尾達哉川尻秋生 日本古代の格と資財帳115
新田一郎河内祥輔 中世の天皇観119
本郷恵子二木謙一 武家儀礼格式の研究123
神崎直美大平祐一 目安箱の研究128
高橋良彰林屋礼二・石井紫郎・青山善充編 明治前期の法と裁判132
川口由彦石川一三夫・中尾敏充・矢野達雄編 日本近代法制史研究の現状と課題137
宇野文重村上一博 日本近代婚姻法史論145
大隅清陽稲田奈津子 唐日律令賎民制の一考察;賎民間の階層的秩序について150
前田禎彦佐藤全敏 東大寺別当の成立152
古瀬奈津子虎尾達哉 刀祢源流考154
畠山亮山本弘 堺打越制度に関する一考察156
伊藤一義亀田俊和 室町幕府執事施行状の形成と展開;下文施行システムを中心として158
前川祐一郎石崎建治 室町幕府徳政令発布時における礼銭礼物と分一銭の関係;大永6年12月分一徳政令の事例から161
吉田正志大平祐一 近世日本の「伺・指令型司法」163
近藤佳代子宇野文重 廃戸主制度における「家」と戸主権;東京地裁廃戸主判決と内務省先例からの考察165
谷井俊仁滋賀秀三 中国法制史論集;法典と刑罰167
高塩博滋賀秀三 唐の律疏と現存の唐律疏議;日本明法家の伝えた佚文を通じて律疏の原形を考える172
清水裕子奥村郁三編 薛允升唐明律合編稿本 上175
平勢隆郎冨谷至 木簡・竹簡の語る中国古代;書記の文化史178
松原健太郎熊遠報 清代徽州地域社会史研究;境界・集団・ネットワークと社会秩序183
池田夏樹石岡浩 張山家漢簡二年律令にみる二十等爵制度:五級大夫を中心に189
石岡浩陶安あんど 漢魏律目考191
鈴木秀光上田信 封禁・開採・弛禁;清代中期江西における山地開発194
小川浩三木庭顕 デモクラシーの古典的基礎197
本村凌二吉村忠典 古代ローマ帝国の研究205
山内進熊野聰 ヴァイキングの経済学;略奪・贈与・交易 209
荒木洋育朝治啓三 シモン・ド・モンフォールの乱211
苑田亜矢東出功 中世イギリスにおける国家と教会215
渡辺節夫高橋清徳 国家と身分制議会;フランス国制史研究220
平田公夫金山直樹編 法における歴史と解釈225
児玉寛守矢健一 Savignys Gedanke im Recht des Besitzes230
三成賢次村上淳一編 法律家の歴史的素養234
高橋清徳山田雅彦 中世北フランスにおける都市付属領域の形成;アラスの事例を中心に239
西川洋一小川浩三 Ist die Inquisition Strafverfahren? Zum Inquisitionsvefahren in der Bl?tezeit der Dekretalistik/糾問手続きは刑事裁判手続か?;中世法学における糾問手続の展開241
池谷文夫田口正樹 中世後期ドイツの国王裁判権と裁判籍特権・序説;13世紀後半を中心に245
山本文彦神寶秀夫 ドイツ領邦絶対主義形成過程における中間的諸権力;領邦都市マインツの場合246
仲内英三山崎彰 近世ブランデンブルクにおける「官職=領主貴族」の成立251
松尾弘野田龍一 近世ドイツにおけるレセプツム責任;テュービンゲン大学コーンシリアとその周辺254
石川武法史料の性格と史料操作の「批判手続」;源河達史氏による拙稿の書評に接して259
 【会 報】
学会記事267
報告要旨271
訃報291
 【平成15年度法制史文献目録】
日本法制史文献目録1
東洋法制史文献目録17
ローマ法・西洋法制史文献目録29
 【欧文レジュメ】
 
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