近畿部会の記録

法制史学会 法制史学会の歩み 近畿部会の記録

法制史学会近畿部会の活動記録

第1回近畿部会(1950年2月19日)京大人文科学研究所

  • 内田智雄氏「中国の家族制度と世代の問題」

第2回近畿部会(1950年7月26日)三商会館

  • 田中周友氏「世界法史の体系」

第3回近畿部会(1951年2月25日)二条陣屋

  • 田中周友氏「沖縄雑話」
  • 松下俊夫氏「農村社会と法」
  • 猪熊兼繁氏「二条陣屋の法史的考察」

第4回近畿部会(1951年6月24日)京大人文科学研究所

  • 猪熊兼繁氏「ある特殊部落に伝わる古文書について」

第5回近畿部会(1951年7月12日)須磨鉢伏山観光ハウス

  • 井ヶ田良治氏「薩摩藩の門割制度と多城制度」

第6回近畿部会(1951年10月7日)京大清風荘

  • 石尾芳久氏「東洋的世界に於ける国家権力の問題」

第7回近畿部会(1951年11月25日)京大人文科学研究所

  • 三戸壽氏「法史学の根本問題」

第8回近畿部会(1952年3月12日)京大清風荘

  • 猪熊兼繁氏「日欧政治思想史の比較」

第9回近畿部会(1952年6月14日)

  • 井ヶ田良治氏「中世日本の村落共同体について」

第10回近畿部会(1952年7月14日)

  • 猪熊兼繁氏「日本における家族・私有財産及び国家の起源」

第11回近畿部会(1952年9月28日)

  • 前田正治氏「丹後伊根浦における鰤株仲間の紛争について」

第12回近畿部会(1952年12月7日)

  • 大竹秀男氏「近畿末期農村における家相続の実態」

第13回近畿部会(1953年1月25日)

  • 塙浩氏「フランク時代末における封建裁判」

第14回近畿部会(1953年2月22日)

  • 座談会氏「法史学の方法と課題」

第15回近畿部会(1953年4月26日)

  • 大饗亮氏「平安時代の土地所有権に就いて」

第16回近畿部会(1953年6月14日)

  • 塙浩氏「フランク時代末におけるフランス封建裁判形成の動向」

第17回近畿部会(1953年7月19日)

  • 猪熊兼繁氏「熊野地方の法制資料に就いて」

第18回近畿部会(1953年9月27日)

  • 牧健二氏「初期耶蘇会の日本君主観」

第19回近畿部会(1953年12月7日)

  • 石尾芳久氏「初期封建制度の特質」

第20回近畿部会(1954年1月24日)

  • 森鹿三氏「中国西北辺境出土の漢代文書によって漢代の法律制度はどれだけ明らかになったか」

第21回近畿部会(1954年4月25日)

  • 熊谷開作氏「日本近代法成立の前提」

第22回近畿部会(1954年6月6日)

  • 岩田健次氏「ローマ王法について」

第23回近畿部会(1954年7月4日)

  • 上横手雅敬氏「鎌倉御家人と幕府法――阿弖川庄湯浅氏の場合――」

第24回近畿部会(1954年9月25日)

  • 山中永之佑氏「日本における法律婚主義の系譜」
  • 上山安敏氏「債権関係における責任の展開――担保物権史序説として」

第25回近畿部会(1954年12月12日)

  • 丹羽友三郎氏「行省に関する一考察」

第26回近畿部会(1955年1月23日)

  • 牧健二氏「知行の本質――特に占有説に対する批判」

第27回近畿部会(1955年4月24日)

  • 大竹秀男氏「近世庶民社会の親族組織」

第28回近畿部会(1955年6月12日)

  • 猪熊兼繁氏「天皇制の歴史についての二つの資料――(一)朝堂に関する新発見、(二)京都御所の変遷」

第29回近畿部会(1955年7月10日)

  • 石尾芳久氏「神判と法の発見」

第30回近畿部会(1955年9月18日)

  • 上横手雅敬氏「古代末期における公私混淆について――院政の推移を中心に――」

第31回近畿部会(1955年12月4日)

  • 大竹秀男氏「近世に於ける農村奉公の系統と形態」
  • 岩村忍氏「アフガニスタンに於ける社会組織」

第32回近畿部会(1956年1月29日)

  • 山中永之佑氏「日本近代法成立の前提――特に法律婚主義を中心として――」

第33回近畿部会(1956年6月24日)

  • 牧英正氏「鎌倉時代の人身売買に関する若干の考案」

第34回近畿部会(1956年6月24日)

  • 熊谷開作氏「婚約の効果――幕末から明治民法まで――」
  • 宮本又次氏「第一回国際歴史学会と西欧の史学界」

第35回近畿部会(1956年9月30日)

  • 森鹿三氏「宮崎博士『九品官人法の研究』を読みて」

第36回近畿部会(1956年12月2日)

  • 井ヶ田良治氏「公事家の解体過程」

第37回近畿部会(1957年7月27日)

  • 赤井節氏「ヘブライ法に於ける若干の問題点」

第38回近畿部会(1957年4月21日)

  • 上横手雅敬氏「武家法に於ける道理と先例」

第39回近畿部会(1957年6月2日)

  • 大竹秀男氏「江戸時代における農民の家の相続形態――分割相続と単独相続」

第40回近畿部会(1957年6月2日)

  • 谷口澄夫氏「近世の知行権について」

第41回近畿部会(1957年9月19日)

  • 八重津洋平氏「熊本藩の刑罰――「刑法草書」を中心として」

第42回近畿部会(1957年12月15日)

  • 赤井節(1957年6月2日)氏「ヘブライ法に追放刑があったかどうか」

第43回近畿部会(1958年1月26日)

  • 牧英正氏「日本古代の贖罪制度について」

第44回近畿部会(1958年2月23日)

  • 内田智雄氏「A・F・P・Hulsewè 氏の「漢律拾遺」を中心として」

第45回近畿部会(1958年5月18日)

  • 猪熊兼繁氏「古墳時代」

第46回近畿部会(1958年6月15日)

  • 中埜喜雄氏「株仲間の内部規制について」

第47回近畿部会(1958年7月15日)

  • 大竹秀男氏「武士相続法に関する藩法資料」

第48回近畿部会(1958年9月21日)

  • 風間鶴寿氏「中世イタリヤ相続法」
  • 石部雅亮氏「プロイセン普通国法における親権の特質」

第49回近畿部会(1958年12月21日)

  • 熊谷開作氏「江戸時代農民相続論の展開」

第50回近畿部会(1959年1月18日)

  • 猪熊兼繁氏「旧皇室令の慣習」
  • 大饗亮氏「日本古代の親族と同族」

第51回近畿部会(1959年2月15日)

  • 上山安敏氏「法史学の歴史性」
  • 上横手雅敬氏「私領の本質」

第52回近畿部会(1959年5月17日)

  • 牧英正氏「秀吉前後の人身売買禁制」
  • 石部雅亮氏「十九世紀前半の私法学の方法論」

第53回近畿部会(1959年6月21日)

  • 猪熊兼繁氏「郡領の問題」
  • 山中永之佑氏「明治期における妻の氏と法律婚主義」

第53回近畿部会(1959年7月16日)

  • 熊谷開作氏「幕末維新における夫婦財産制」

第54回近畿部会(1959年9月20日)

  • 深瀬秀氏「イギリスにおけるWritの起源について」
  • 大場脩氏「高階遠成の告身」

第55回近畿部会(1959年11月15日)

  • 石尾芳久氏「養老令の太政官について」
  • 奥村郁三氏「続唐代裁判手続考」

第56回近畿部会(1959年12月20日)

  • 牧健二氏「日本の部族時代」
  • 米田賢二郎氏「唐律中の常律について」

第57回近畿部会(1960年1月24日)

  • 三戸壽氏「英法史における財産の所有型態と遺贈」

第58回近畿部会(1960年2月21日)

  • 猪熊兼繁氏「法律行為と法律効果の法思想史的考察」

第59回近畿部会(1960年5月29日)

  • 岩田健次氏「 Bona vacantia について」
  • 八重津洋平氏「漢代贖刑制度について」

第60回近畿部会(1960年6月19日)

  • 今川太郎氏「資料としてみたイーストランド・サガ」
  • 田中周友氏「ローマ法源にみた非合理的要素」

第61回近畿部会(1960年7月17日)

  • 春原源太郎氏「名古屋奉行所の取調記録について」
  • 森鹿三氏「部曲妻と客女について」

第62回近畿部会(1960年9月18日)

  • 布目潮渢氏「漢律における爵と減刑」
  • 延時英至氏「日中関係と貨幣法(一)――唐代貨幣法と日唐関係――」

第63回近畿部会(1960年11月20日)

  • 牧健二氏「日本の部族時代の国家の比較法史学的研究」

第64回近畿部会(1960年12月19日)

  • 猪熊兼繁氏「板倉籠屋証文について」

第65回近畿部会(1961年1月22日)

  • 熊谷開作氏「江戸時代鉱山労働者の身分規制」

第66回近畿部会(1961年2月26日)

  • 上山安敏氏「ドイツにおける法律家層の形成過程」
  • 山中永之佑氏「密通の仕置と内済――江戸時代における婚姻規制の一側面――」

第67回近畿部会(1961年5月21日)

  • 塙浩氏「ランゴバルド部族法における相続について」

第68回近畿部会(1961年6月18日)

  • 西村元佑氏「西魏計帳戸簿(スタイン漢文文書第六一三号)における税役制度とその施行期間」

第69回近畿部会(1961年7月9日)

  • 小林宏氏「中使について――越後上杉氏領国制の一考察――」
  • 大庭脩氏「敦煌発見の張君義文書について」

第70回近畿部会(1961年9月23日)

  • 牧英正氏「徳川時代の人身売買法」
  • 岩田健二氏「ローマ法における無遺言相続と遺言相続との関係」

第71回近畿部会(1961年11月19日)

  • 鈴木豊氏「明治初年の土地所有権に関する一考察」
  • 赤井節氏「旧約聖書に於ける法神授の思想に就いて」

第72回近畿部会(1961年12月17日)

  • 春原源太郎氏「明治初期(始審裁判所)判決実例について」
  • 大庭脩氏「漢代の詔令について――簡牘にみえる法制史関係資料――」

第73回近畿部会(1962年1月21日)

  • 猪熊兼繁氏「倭王の法的性格」

第74回近畿部会(1962年5月20日)

  • 春原源太郎氏「末寺僧侶の財産法、身分法――能登国触頭本誓寺文書によつて――」
  • 布目潮渢氏「唐代の割符の制度について」

第75回近畿部会(1962年6月17日)

  • 大竹秀男氏「農地の流通に関する領主法規制――阿波藩の場合」
  • 布目潮渢氏「唐代の割符の制度について」

第76回近畿部会(1962年7月15日)

  • 中野義照氏「古代インドにおける諸種の団体法」
  • 重澤俊郎氏「刑罰軽減措置に関する二三の問題点(中国古代における)」

第77回近畿部会(1962年9月16日)

  • 中埜喜雄氏「大坂菊屋町に於ける町人名跡相続の実態について」
  • 牧健二氏「ローウィーの「国家の起源」について」

第78回近畿部会(1962年12月16日)

  • 前田正治氏「詫状文を通して見た近世村落の一断面――岡山藩領津高郡豊岡村分小森村について――」
  • 西村元佑氏「中国均田制度における土地保有問題」

第79回近畿部会(1963年1月20日)京都一楽

  • 熊谷開作氏「徴兵令における「家」と国家」

第80回近畿部会(1963年5月19日)日独文化研究所

  • 平山行三氏「「和与」の語及び和与物不悔還の法理の成立」

第81回近畿部会(1963年6月30日)日独文化研究所

  • 春原源太郎氏「藻草入会争論」
  • 上山安敏氏「プロイセン官僚制について」

第82回近畿部会(1963年7月21日)阪大松下会館

  • 牧英正氏「大坂の茶立奉公人」
  • 赤井節氏「ユダヤ契約法の一考察」

第83回近畿部会(1963年9月15日)日独文化研究所

  • 猪熊兼繁氏「北アジアと日本古代法」
  • 風間鶴壽氏「ローマ法における持戻制度」

第84回近畿部会(1963年11月24日)大阪大学医学部記念会館

  • 石部雅亮氏「十八世紀プロイセンにおけるラントシャフト」
  • 西本頴氏「シュタムラー・民法と其の内在的使命」

第85回近畿部会(1963年12月15日)日独文化研究所

  • 西村元佑氏「中国均田制度における丁男の位置」
  • 八重津洋平氏「魏晋南北朝の贖刑制度」

第86回近畿部会(1964年4月16日)国家公務員京都宿泊所

  • 大竹秀男氏「滞欧偶感」

第87回近畿部会(1964年5月17日)京都大学楽友会館

  • 大饗亮氏「石母田氏「一国地頭職」批判」

第88回近畿部会(1964年6月21日)京都大学楽友会館

  • 熊谷開作氏「日本近代法における個の形成」
  • 三戸壽氏「西洋における法近代化観念」

第89回近畿部会(1964年7月19日)神戸六甲荘

  • 丹羽友三郎氏「元代の御史台に関する史料的研究」

第90回近畿部会(1964年9月20日)京都大学楽友会館

  • 春原源太郎氏「宿村記録」
  • 奥村郁三氏「利光氏著「裁判の歴史」批評と律令に於ける糾問主義・弾劾主義」

第91回近畿部会(1964年10月4日)西宮関西音楽学研究所

  • 牧英正氏「新吉原町へ為取遣という仕置について」
  • 柴田光蔵氏「イタリアより帰つて」

第92回近畿部会(1964年12月20日)京都大学楽友会館

  • 重澤俊郎氏「中国の法思想史上における鄧析の意義」
  • 山中永之佑氏「徳川時代の町人相続規制――その一視角と試論――」

第94回近畿部会(1965年4月18日)大阪市立博物館

  • 守屋美都雄氏「インド・東パキスタン旅行断感」

第95回近畿部会(1965年6月20日)京都大学楽友会館

  • 大竹秀男氏「江戸時代における庶民家族秩序――その領主規制について――」

第96回近畿部会(1965年7月18日)京都大学楽友会館

  • 見城幸雄氏「頼納禁制の趣旨について」
  • 西本頴氏「人権尊重と自由権の擁護」

第97回近畿部会(1965年9月19日)京都大学楽友会館

  • 丹羽友三郎氏「元代における地方監察機構の成立過程と地方監察官の分巡について」
  • 春原源太郎氏「大坂の御役人選挙」

第98回近畿部会(1965年11月21日)甲東公民館

  • 米山隆氏「ドイツ民法における相続人指定制――フランス・イギリス法における遺言との比較――」
  • 前田正治氏「欧米の諸大学をめぐつて」

第99回近畿部会(1965年12月19日)京都大学楽友会館

  • 春原源太郎氏「諸国改派惣押一件」
  • 吉野悟氏「ローマ法における Datio と donatio」

第100回近畿部会(1966年1月23日)大阪浪速荘

  • 熊谷開作氏「日瑞比較婚姻法制史研究序説」

第101回近畿部会(1966年5月22日)大阪大学

  • 中澤巷一氏「受業について」

第102回近畿部会(1966年6月19日)京都大学

  • 林紀昭氏「大化薄葬令の一考察――初期律令継受の一形態」
  • 大竹秀男氏「最近の日本近代化論に関して――とくに日本近代私法史研究に関連して」

第103回近畿部会(1966年7月17日)京都大学

  • 奥村郁三氏「所謂戸婚田土の案について」
  • 山中永之佑氏「明治官僚制の形成」

第104回近畿部会(1966年9月18日)京都大学

  • 砂川和義氏「僧尼に関する令の法的性格について一試論」
  • 柴田光蔵氏「ローマにおける刑事裁判手続について」

第105回近畿部会(1966年11月20日)大阪大学

  • 橋本久氏「郡司について」
  • 牧英正氏「徳川時代の土地所有権について――ある民事事件をめぐって」

第106回近畿部会(1966年12月18日)京都大学

  • 石尾芳久氏「近江令の官制について」
  • 八重津洋平氏「唐代の貶官をめぐる二、三の問題」

第107回近畿部会(1967年1月22日)京都一楽

  • 内田智雄氏「徂徠と明律」

第108回近畿部会(1967年5月21日)大阪大学

  • 中埜喜雄氏「大阪木挽町における町人相続をめぐって」
  • 大竹秀男氏「官民有地区分と土地所有権の帰属について」

第109回近畿部会(1967年6月18日)京都大学

  • 鈴木豊氏「封建的領有制の解体――秩禄処分を中心として――」
  • 林毅氏「世良晃四郎『法史学』を読んで」

第110回近畿部会(1967年7月16日)京都大学

  • 辻本弘明氏「喧嘩両成敗法成立に関する若干の試論」

第111回近畿部会(1967年9月17日)京都大学

  • 塩野芳夫氏「「村定め」をめぐって」

第112回近畿部会(1967年11月19日)京都大学

  • 山中永之佑氏「三新法体制と官僚制」
  • 上山安敏氏「官僚制と法律学――ヨーロッパと中国の対比」

第113回近畿部会(1967年12月17日)京都大学

  • 岡崎精郎氏「タングート慣習法と西夏法典」
  • 春原源太郎氏「相対私借藩債処理について」

第114回近畿部会(1968年1月21日)くに荘(京都)

  • 宮本又次氏「幕府金銀御為替御用達――特に小野組の場合」

第115回近畿部会(1968年4月21日)京都日独研究所

  • 橋本久氏「『令抄』について」
  • 米山隆氏「配偶相続権と遺留分」

第116回近畿部会(1968年6月16日)京都大学

  • 熊谷開作氏「近世家族法史の研究方法について――特に家長権の存在をめぐって――」
  • 重澤俊郎氏「悪法も法なりという思想――中国古代における――」

第117回近畿部会(1968年7月21日)京都大学

  • 西本頴氏「自由人権の本質」

第118回近畿部会(1968年9月15日)京都大学

  • 大庭脩氏「中国古代の皇帝と将軍――符と節と幢――」
  • 所功氏「受領の権限の拡大過程」

第119回近畿部会(1968年11月17日)京都大学

  • 春原源太郎氏「日本弁護士発達史」

第120回近畿部会(1968年12月22日)京都大学

  • 塩野芳夫氏「太閤検地と「村」」
  • 石部雅亮氏「歴史法学派の先駆的思想」

第121回近畿部会(1969年1月19日)京都くに荘

  • 前田正治氏「日本法史の時代区分について」

第122回近畿部会(1969年4月6日)大阪ゲーテ・イスティトゥート

  • 久保正幡氏「一九四五年以降におけるドイツ法の日本への影響――戦後の法律学の日本に及ぼした影響――」

第123回近畿部会(1969年6月15日)京都日独文化研究所

  • 熊谷開作氏「明治法制史上の婚姻氏」

第124回近畿部会(1969年9月21日)京都日独文化研究所

  • 奥村郁三氏「滋賀秀三氏著『中国家族法の原理』を読んで」
  • 中埜喜雄氏「帰朝報告――アメリカより――」

第125回近畿部会(1969年11月23日)京都日独文化研究所

  • 塩野芳夫氏「延宝検地をめぐって」
  • 重澤俊郎氏「(続)悪報も法なりと云う思想――中国における――」

第126回近畿部会(1970年1月18日)

  • 西本穎氏「明治後半のヨーロッパ法継受について」

第127回近畿部会(1970年6月21日)

  • 谷口昭氏「摂関期太政官行政機構の一考察――諸国申請雑事を中心に――」
  • 岩野英夫氏「八-九世紀隷属農民層発生史序説――聖界グルントヘルシャフト成立にみる自由農民の没落――」

第128回近畿部会(1970年7月19日)

  • 林紀昭氏「例について――格式法研究序説――」
  • 林毅氏「羽仁五郎著『都市の論理』をめぐって」

第129回近畿部会(1970年11月15日)

  • 石川一三夫氏「「法体制崩壊期」の研究意義――地方制度を中心として――」
  • 塙浩氏「ドイツ刑事法史抄――中世から近代へ――」

第130回近畿部会(1970年12月20日)

  • 黒田忠史氏「「等族国家(身分制国家)」論に対する一考察」
  • 塩野芳夫氏「家格制の成立と「村」」

第131回近畿部会(1971年1月17日)

  • 大庭脩氏「豊臣秀吉を日本国王に封ずるの明の誥命」

第132回近畿部会(1971年5月16日)

  • 上山安敏氏「ドイツの学会事情について」
  • 牧健二氏「魏志倭人伝正解の条件」

第133回近畿部会(1971年6月20日)

  • 中村義孝氏「フランス一七九一年刑法」
  • 中沢巷一氏「近世上方の行刑に関する二、三の史料」

第134回近畿部会(1971年9月19日)

  • 西村重雄氏「ローマ民事訴訟における争点決定論小史」
  • 大竹秀男氏「江戸時代後期人別改考」

第135回近畿部会(1971年11月21日)

  • 林紀昭氏「国忌小論」
  • 塙浩氏「西方見聞録」

第136回近畿部会(1971年12月19日)

  • 奥村郁三氏「罪刑法定主義(中国)に関する試論」

第137回近畿部会(1972年1月16日)京大楽友会館

  • 大庭脩氏「平戸松浦史料博物館の唐船図」

第138回近畿部会(1972年4月16日)京大楽友会館

  • 塩野芳夫氏「近世前期の「村」――小農民の動向を中心に――」
  • 西本穎氏「「元首」制の変遷」

第139回近畿部会(1972年6月18日)京大楽友会館

  • 後藤正人氏「近世における賎民差別政策の様相」
  • 三浦澄雄氏「ゲルマンの「自由」概念」

第140回近畿部会(1972年7月16日)京大楽友会館

  • 河上倫逸氏「ドイツにおける市民的世界観と歴史法学――歴史法学像の変容とその精神史的意義について――」
  • 石尾芳久氏「琉球科律と沖縄犯科帳」

第141回近畿部会(1972年9月10日)京大楽友会館

  • 井上満郎氏「平安時代の軍事制度」
  • 柴田光蔵氏「ローマ法研究の方法をめぐって」

第142回近畿部会(1972年10月10日)京大楽友会館

  • 上横手雅敬氏「知行論争をめぐって」
  • 上山安敏氏「歴史法学と「ヘーゲルと初期マルクス」」

第143回近畿部会(1972年11月19日)京大楽友会館

  • 藤原明久氏「質地小作の展開――近世小作法上の諸問題――」
  • 奥村郁三氏「大化薄葬令に関する二、三の所見」

第144回近畿部会

  • 高橋氏平氏「アレクサンドリアにおけるユダヤ人法廷」
  • 辻本弘明氏「守護領国制への過程」

第146回近畿部会(1973年4月15日)日独文化研究所

  • 赤井伸之氏「Latini Iuniani考」
  • 谷口昭氏「続「続文」」

第147回近畿部会(1973年5月20日)日独文化研究所

  • 牧健二氏「庄園における知行について」

第148回近畿部会(1973年6月17日)京大楽友会館

  • 黒田忠史氏「西南ドイツ領邦都市と名望家層」
  • 山中永之佑氏「日本近代国家の形成と村規約」

第149回近畿部会(1973年7月15日)京大楽友会館

  • 岩野英夫氏「橡川一郎著『西欧封建社会の比較史的研究』を読んで」
  • 井ヶ田良治氏「天明七年末の酒屋うちこわしとその裁判――寛政元年「法廷諸僚心得方之儀」書付の理解のために――」

第150回近畿部会(1973年10月21日)京大楽友会館

  • 鈴木豊氏「秩禄処分について」

第151回近畿部会(1973年11月18日)京大楽友会館

  • 辻本弘明氏「我国中世武家法における法構造――法感情として現れた「道理」と「不論理非」――」

第152回近畿部会(1973年12月16日)京大楽友会館

  • 久保正幡氏「イタリア法史学会主催第三回国際会議「ヨーロッパにおける近代法の歴史的形成」に参加して」

第153回近畿部会(1974年1月20日)京の宿「梨の木」

  • 重沢俊郎氏「酷吏と循吏」

第154回近畿部会(1974年4月21日)日独文化研究所

  • 後藤正人氏「近世賎民制論と法の展開」

第155回近畿部会(1974年6月16日)京大楽友会館

  • 平田公夫氏「イエーリングとビスマルク」
  • 石尾芳久氏「近世の雇用契約について」

第156回近畿部会(1974年7月21日)京大楽友会館

  • 佐藤宗諄氏「百姓愁状の成立」
  • 野上博義氏「モンテスキューの司法権概念について」

第157回近畿部会(1974年9月15日)京大楽友会館

  • 岩村等氏「享保九年の触書について――水利訴訟との関連――」
  • 西本穎氏「ユダヤ人と法律」

第158回近畿部会(1974年11月17日)京大楽友会館

  • 岩野英夫氏「Aprisionöre考――「国王自由人」とのかかわりで――」
  • 新井勉氏「旧刑法の編纂」

第159回近畿部会(1974年12月15日)京大楽友会館

  • 石川一三夫氏「行政裁判例にみる明治期「自治」の論理――「名望家自治」の脆弱性の諸相――」
  • 神崎麗子氏「レオポルド・アウグスト・ヴァルンケーニッヒ――歴史法学派サヴィニーとの関連において――」

第160回近畿部会(1975年1月19日)京の宿「梨の木」

  • 前田正治氏「「権理」と「権利」について」

第161回近畿部会(1975年5月18日)日独文化研究所

  • 浜口秀夫氏「山林の年季売について」
  • 中村裕一氏「隋唐賦役令と武徳二年制文について」

第162回近畿部会(1975年6月15日)京大楽友会館

  • 牧英正氏「高瀬川と道頓堀の所有権について」
  • 林毅・林由紀子氏「帰朝報告――主としてKöln市における史跡とBohn大学におけるJapanologieについて――」

第163回近畿部会(1975年7月20日)京大楽友会館

  • 市川訓敏氏「中世初期高野山領の制裁をめぐる問題」
  • 西本穎氏「所謂ナチズムと法的諸問題――一法史学者の直見した第三帝国の興亡――」

第164回近畿部会(1975年9月10日)大阪市大田中会館

  • 山中永之佑氏「共通テーマ「幕末、明治期におけるヨーロッパ法および法思想の受容」総論」
  • ローベルト・フェンストラ(ライデン大学)氏「西周・津田真道留学時代のライデン大学法学部」
  • 石部雅亮氏「留学前夜の西周」
  • 蓮沼啓介氏「留学前夜の津田真道」

第165回近畿部会(1975年11月16日)京大楽友会館

  • 林紀昭氏「法史学よりみた財産区財産の一問題――渡辺洋三編『入会と財産区』を読んで――」
  • 氏「ドイツ法制史学会二十回大会に参加して」

第166回近畿部会(1975年12月21日)京大楽友会館

  • 藤田弘道氏「明治初期刑事法制史料二題――明法寮蔵版『増輯清律彙纂』の刊行訓点経緯および『校正律例』に関して――」

第167回近畿部会(1976年1月18日)御車会館

  • 内田智雄氏「五刑について」

第168回近畿部会(1976年5月16日)京大楽友会館

  • 西村稔氏「歴史法学の価値理念と合法的思考の成立――F・ラサールの歴史法学像――」
  • 石尾芳久氏「後藤陽一論文(「近世の身分制と社会」新版岩波講座日本歴史近世1)に対する批判」

第169回近畿部会(1976年6月20日)京大楽友会館

  • 栗原真人氏「大塚史学と西洋法史学の課題」
  • 大竹秀男氏「上野彰義隊墓所一件」

第170回近畿部会(1976年7月18日)京大楽友会館

  • 矢野達雄氏「大正期労働立法の一考察――労働争議調停法を例として――」
  • 大庭脩氏「最近出土の中国の簡牘」

第171回近畿部会(1976年9月19日)京大楽友会館

  • 大平祐一氏「幕末の拝借金について」
  • 熊谷開作氏「帰朝報告――ジャン・ボダン協会第二十回国際会議に出席して」

第172回近畿部会(1976年11月21日)日独文化研究所

  • 松村勝二郎氏「メイトランドの法人論――《信託と法人》を中心にして――」
  • 中村裕一氏「唐代の制書について」

第173回近畿部会(1976年12月19日)京大楽友会館

  • 三浦澄雄氏「ゲルマンの奴隷制度」
  • 森鹿三氏「門について」

第174回近畿部会(1977年1月16日)京の宿「梨の木」

  • 牧健二氏「御成敗式目第八条と知行との関係」

第175回近畿部会(1977年5月29日)日独文化研究所

  • 山中永之佑氏「英米における日本法制史史料と研究の現状」
  • 吉原達也氏「ローマ法における衡平思想の展開――aequitasとbona fides――」

第176回近畿部会(1977年6月19日)京大楽友会館

  • 稲元格氏「中世都市リューベックの都市制度」
  • 塙浩氏「フランスの某諸侯領の統治構造史――九世紀から一二世紀――」

第177回近畿部会(1977年7月17日)京大楽友会館

  • 成瀬高明氏「律令太政官制の成立」
  • 岡徹氏「プラエユーディキウムpraeiudiciumについて」

第178回近畿部会(1977年9月18日)京大楽友会館

  • 市川訓敏氏「村堂への「寄進」行為について――紀ノ川流域の村落を中心に――」
  • 河上倫逸氏「歴史法学派の成立と「中世ローマ史」」

第179回近畿部会(1977年11月20日)日独文化研究所

  • 中埜喜雄氏「江戸時代町方節用集の法制史的意義」
  • 西村稔氏「書評Jan Schröder:Savignys spezialistendogma und die “soziologische “ Jurisprudenz, in Rechtstheorie Bd. 7, H.1, 1976.」

第180回近畿部会(1977年12月18日)京大楽友会館

  • 岡徹氏「ローマ法における役権の不可分性」
  • 石尾芳久氏「近世人身売買再論」

第181回近畿部会(1978年1月22日)聖護院河道屋

  • 重沢俊郎氏「思想史的にみた中国の憲法」

第182回近畿部会(1978年4月4日)京大楽友会館(比較法研究所、ユリステンフォールム、日独文化研究所共催)

  • ヘルムート・コーイング(司会北川善太郎、通訳河上倫逸)氏「(講演)ヨーロッパにおけるローマ=カノン法の継受」

第183回近畿部会(1978年6月11日)日本イタリア京都会館

  • 新井勉氏「朝鮮総督府の治安法」
  • 黒田忠史氏「中・近世ドイツ帝国地方・宮廷裁判所――Rottweilの宮廷裁判所を中心として――」

第184回近畿部会(1978年7月16日)京大楽友会館

  • 岩野英夫氏「G.Köblerの法史学の方法について」
  • 中尾敏充氏「農商務省設置以後における大阪府勧業法制の展開について」

第185回近畿部会(1978年9月17日)京大楽友会館

  • 谷口昭氏「改元と儀式」
  • 吉川直人氏「プロイセン農業制度改革の一過程――一八世紀一改革派官僚をめぐって――」

第186回近畿部会(1978年11月19日)京大楽友会館

  • 大平祐一氏「宝暦十年代替御料巡検使任務心得書(史料紹介)」
  • 栗原真人氏「イギリス革命と法改革――その序論的考察――」

第187回近畿部会(1978年12月17日)

  • 藤原明久氏「フランス抵当法史についての覚書――革命期抵当立法から一八五五年登記法まで――」
  • 石部雅亮氏「ドイツから帰って」

第189回近畿部会(1979年2月20日)神戸大学三木会館(神戸大学法学会共催)

  • クヌート・シュルツ氏「(講演)後期ザリエル王朝およびシュタウフェン王朝時代の国王と諸侯と都市制度――ドイツにおけるRatverfassungの形成によせて――」
  • 司会三浦澄雄、通訳黒田忠史氏「(討議)中世都市法史の諸問題」

第190回近畿部会(1979年5月20日)京大楽友会館

  • 平野敏彦氏「ドイツ自由法運動の一考察」
  • 井ヶ田良治氏「イギリスとイギリス法史の印象」

第191回近畿部会(1979年6月17日)京大楽友会館

  • 吉原達也氏「永久告示録について」
  • 市川訓敏氏「中世奥嶋における惣とムランド(村人)試論」

第192回近畿部会(1979年7月15日)京大楽友会館

  • 近藤佳代子氏「明治前期の廃戸主制度――大阪地裁判決を中心――」
  • 塙浩氏「東ヨーロッパ諸国におけるビザンツ法の影響と西ヨーロッパ法の継受」

第193回近畿部会(1979年9月16日)京大会館

  • 「シンポジウム」ローマ人の法意識をめぐって――比較文化論へのアプローチ――

第194回近畿部会(1979年11月18日)京都学生センター

  • 大河純夫氏「旧利息制限法の性格・機能について」
  • 西村稔氏「近代市民社会における団体について」

第195回近畿部会(1979年12月16日)京大楽友会館

  • 矢野達雄氏「職工・徒弟条例制定問題の歴史的意義」
  • 栗原真人氏「近代イギリスと地方研究の現段階――戒能通厚氏の所説をめぐって――」

第196回近畿部会(1980年1月20日)京都河道屋

  • 大竹秀男氏「幕府法の一季奉公禁止について」

第197回近畿部会(1980年6月15日)

  • 前田正治氏「越後国「刈羽文書」にみえる相給関係」

第198回近畿部会(1980年7月20日)

  • 黒田忠史氏「近代における貴族制――ドイツのStandesherren――と日本の家族制を中心に」

第199回近畿部会(1980年9月21日)京大会館

  • 平田公夫氏「ドイツ民法典成立前史――帝国議会における論争を中心に――」
  • 辻本弘明氏「戦国法の成立について――紛争処理の変遷史からみて――」

第200回近畿部会(1980年11月16日)京大楽友会館

  • 林毅氏「ボン大学「ライン地域史研究所」について」
  • 井ヶ田良治氏「Finalis Concordiaについて――日本の「和与」との比較のために――」

第201回近畿部会(1980年12月21日)京大楽友会館

  • 河上倫逸氏「マックス・プランク・ヨーロッパ法史研究所の近況」
  • 砂川和義氏「幕末維新期における仙台藩の刑罰法について」

第202回近畿部会(1981年1月18日)くに荘(国家公務員共済組合連合会京都宿泊所)

  • 山中永之佑氏「日本近代国家における土地所有権と永小作権――大阪府堺市松屋新田における永小作人の土地所有権獲得運動について――」

第203回近畿部会(1981年5月17日)京大会館

  • 藤原明久氏「ボアソナード日本民法草案における抵当権の登記――明治十九年「登記法」との関係」
  • 石部雅亮氏「法典と法律学」

第204回近畿部会

  • 林由紀子氏「尾張藩藩士の婚姻と家格」
  • 栗原真人氏「厳格継承的不動産設定Strict sttlementの形成とその歴史的意義をめぐって」

第205回近畿部会(1981年6月22日)京大会館

  • 山陰加春夫氏「南北朝の動乱と高野山――貞和三、四年(一三四七、八)~元中元年(一三八四)の検断方式について」
  • 深尾裕造氏「イングランド中世における法曹の存在構造――封建領主の所領経営の問題と関連して」

第206回近畿部会(1981年9月20日)京大会館

  • 後藤正人氏「幕府評定所に懸けられた関東の丹那場訴訟と「権利観念」――享保一四年武蔵国足立郡の神事舞太夫と紺屋の出入を通じて――」
  • 石尾芳久氏「中世非人考」

第207回近畿部会(1981年10月8日)京都ドイツ文化センター

  • カール・クレッシェル(司会石部雅亮、通訳河上倫逸)氏「司法事項と警察事項(Justizsachen und Polizeisachen)」

第208回近畿部会(1981年11月14日)神戸大学法学部

  • P・H・チェン氏「欧米における中国法の研究と実務(日本語講演)」

第209回近畿部会(1981年11月15日)京大会館

  • 中沢巷一氏「近世上方賎民支配に関する一資料について」
  • 西村稔氏「歴史法学の「学派」形成について」

第210回近畿部会(1981年12月20日)楽友会館

  • 田中修實氏「中世置文考」
  • 林毅氏「中世都市ケルンにおける犯罪と刑罰」

第211回近畿部会(1982年1月24日)京都河道屋

  • 熊谷開作氏「北海道・那須における開拓と法」

第212回近畿部会(1982年4月23日)楽友会館

  • ヘルムート・コーイング(司会北川善太郎・通訳河上倫逸)氏「ヨーロッパ共同体法の法史的基礎(Rechtshistorische Grundlage des Rechtes der europöischen Germeinscheften)」

第213回近畿部会(1982年5月16日)楽友会館

  • 林紀昭氏「紹介、D・F・ヘンダーソン『一八世紀幕府法に与えた中国律の影響』」
  • 黒田忠史氏「ラオフィリス『イングランドとハノーヴァーの議会制度および双方の祖国愛の比較』(一七九〇年)をめぐって」

第214回近畿部会(1982年6月20日)京大会館

  • 石部雅亮氏「ドイツ三月前期の家族法」
  • 牧英正氏「差別戒名の系譜――貞観政要格式目について――」

第215回近畿部会(1982年7月18日)京大会館

  • 大平祐一氏「近世における債権の訴訟上の保護――学説整理を中心として――」

第216回近畿部会(1982年7月19日)京大会館

  • 井戸田博史氏「いわゆる乃木伯爵家再興問題について――明治民法における家継承の一事例――」
  • 河上倫逸氏「オイゲン・エールリッヒと『法曹(教授)社会主義』――法の歴史社会学の周辺――」

第217回近畿部会(1982年9月29日)京都大学法学部

  • マンフレート・リーデル(司会平井俊彦、通訳河上倫逸・M・フーブリヒト)氏「自由と責任(Freiheit und Verantwortung)」

第218回近畿部会(1982年11月21日)京大会館

  • 石井三記氏「啓蒙期の刑法改革思潮――カラス事件とヴォルテールの刑法改革思想をめぐって――」
  • 楠見保夫氏「紀州藩の学制」

第219回近畿部会(1982年12月19日)京大会館

  • 藤田弘道氏「新律綱領編纂考――その草案をめぐって――」
  • 大竹秀男氏「永小作と負担付土地所有」

第220回近畿部会(1983年1月23日)京都河道屋

  • 石尾芳久氏「赤穂事件と法の歴史」

第221回近畿部会(1983年5月15日)

  • 岩村等氏「『兵庫裁判所書簡集』(明治七年)について」
  • 布目潮渢氏「唐職制律の「漏世大事の条」について――機密漏洩罪の系譜」」

第222回近畿部会(1983年6月19日)京大会館

  • 野上博義氏「第三共和制のフランス知識社会と社会科学の形成――デュルケーム派社会学に関するフランスの最近の研究動向に関連して――」
  • 大竹秀男氏「人身売買と永年季奉公の禁止」

第223回近畿部会(1983年7月17日)京大会館

  • 牧田勲氏「法社会学における階層研究の批判的検討――家格制・身分階層制概念の限界――」
  • 木崎喜代治氏「十八世紀フランスの出版統制――マルゼルブの出版統制局長時代(一七五〇-六三)を中心にして――」

第224回近畿部会(1983年9月18日)京大会館

  • 藤原明久氏「岡山藩確立期における裁判――岡山藩評定所の民事裁判過程」
  • 富沢霊岸氏「アンジュー統治体制の一局面」

第225回シンポジウム(1983年9月21日)京都ドイツ文化センター

  • ヴォルフガンク・モムゼン(司会・通訳上山安敏、河上倫逸、相良憲一、Manfred Hubricht、山根恵子)氏「マックス・ウェーバーをめぐって(Über Max Weber)」

第226回近畿部会(1983年11月20日)京都学生センター

  • 辻本弘明氏「封建制の再評価をめぐって――戦国期封建制度の究明のために西洋法制論に学ぶ」
  • 三浦澄雄氏「ゲルマンのブルクとケルトのオピドゥム」

第227回近畿部会(1983年12月18日)楽友会館

  • 後藤正人氏「自由民権期地域の法思想と権利運動」
  • 林毅氏「ドイツ中世都市におけるミニステリアーレン層の問題――シュルツSchulz説の批判的検討――」

第228回講演会(1984年1月20日)京都ドイツ文化センター

  • ゲルハルト・リース氏「損害法における物質論的要素――民事法上の人格保護の今日的並びに歴史的考察――」(Das materialistische Element im Schadensrecht : Aktuelle und histrische Betrachtungen zum zivilrechtlichen Personlichkeitsschutz)(司会:北川善太郎氏、通訳:錦織成史氏)

第229回近畿部会(1984年1月22日)京都第2宿泊所「東山荘」

  • 奥村郁三氏「中国律令の日本における適応の状況――万葉集から――」

第230回近畿部会(1984年5月20日)京大会館

  • 七野敏光氏「唐代貢挙の一問題」
  • 井ヶ田良治氏「前近代農民家族の復元――日英比較法史への手がかりとして――」

第231回近畿部会(1984年6月17日)京大会館

  • 林紀昭氏「稲荷山古墳鉄剣銘の一考察――初期律令継受の観点から――」
  • 塙浩氏「ギリシャ法史について」

第232回近畿部会(1984年7月15日)京大会館

  • 牟田和男氏「18世紀ドイツの職人について」
  • 中埜喜雄氏「『伏字』小考」

第233回近畿部会(1984年9月16日)京大会館

  • 中尾敏充氏「税務管理局官制制定以前の徴税機構とその特徴――大蔵省による統一的・専管的徴税機構形成の諸前提――」
  • 岩野英夫氏「阿部謹也『ヨーロッパ・原点への旅――時間・空間・モノ――』雑感」

第234回近畿部会(1984年11月18日)京大会館

  • 田中実氏「Christian Thomasiusのlaesio enormis論」
  • 橋本誠一氏「〈史料紹介〉若狭国三方郡新庄村の村方騒動」

第235回近畿部会(1984年12月16日)京大会館

  • 上野史朗氏「日本中世寺院法の刑事裁判の研究――とくに落書を中心として――」
  • 吉川直人氏「19世紀初プロイセン国制改革思想とその展開――改革理念と州等族代表制(landstandische Reprasentation)をめぐって――」

第236回新年会(1985年1月20日)くに荘

  • 山中永之佑氏「明治初期の講廃止令について」

第237回近畿部会(1985年5月19日)京大会館

  • 岩村等氏「明治6年の外国人訴訟規則について」
  • 河上倫逸氏「エールリッヒ個人史の可能性と資料状況――国制史と社会史の間で――」

第238回近畿部会(1985年6月16日)京大会館

  • 三成美保氏「14―16世紀の西南ドイツにおけるライプアイゲンシャフト――特に結婚制限について――」
  • 村上一博氏「明治民法施行以前の裁判離婚――下級審(京都「地裁」・大阪「高裁」判決)中心として――」

第239回近畿部会(1985年7月21日)京大会館

  • 石川一三夫氏「アメリカの法学雑誌にみる『日本人の法意識』観――その系譜と特徴のスケッチ――」
  • 松村勝二郎氏「成立期コモン・ローにおける不出頭理由について」

第240回近畿部会(1985年9月15日)京大会館

  • 栗原真人氏「家族史からみた婚姻継承財産設定の特徴について」
  • 所功氏「平安朝儀式書成立史論」

第241回講演会(1985年9月23日)京都ドイツ文化センター

  • ゲルハルト・ディルヒャー氏「法律家としてのヤーコプ・グリム」(Jacob Grimm als Jurist)(司会:河上倫逸氏、通訳:山根恵子氏)

第242回講演会(1985年10月2日)京都ドイツ文化センター

  • ユルゲン・ハーバーマス氏「道徳と人倫」(Moral und Sittlichkeit)(司会:平井俊彦氏、通訳:岩倉正博氏)

第243回近畿部会(1985年11月17日)京大会館

  • 稲元格氏「リューベック法における家財産に対する家族的拘束――最近親相続人の同意権を中心に――」
  • 後藤正人氏「現代交通権訴訟の一源流――明治前期の北海道を中心として――」

第244回近畿部会(1985年12月15日)京大会館

  • 居石正和氏「明治前期の道路行政と国庫補助――明治13年太政官布告第48号と車税問題――」

第245回新年会(1986年1月19日)くに荘

  • 内田智雄氏「広池博士の『直訴者の処分を論ず』について――足尾銅山鉱毒問題に対する――」

第246回シンポジウム〔ドイツ近代における意識と社会〕(1986年4月17~20日)京都ドイツ文化センター

  • 上山安敏氏「ドイツ近代意識の基層」
  • 勝田有恒氏「H.コンリングにおけるゲルマニスティクの成立」
  • B.ヒレブラント氏「法におけるポエジーの探求者――J.グリム――」
  • 山口知三氏「H.グリムにおける時代意識のアンビヴァレンツ」
  • 河上倫逸氏「歴史法学派のアンビヴァレンツ――J.グリムにおけるゲルマニスティク概念の転換」
  • R.バール氏「ヨーロッパから見た日本の法継受――和魂洋才、再検討の鍵と尺度」
  • K.クレッシェル氏「歴史法学派とゲルマニスティク」
  • 三島憲一氏「精神科学の制度化とその社会的基盤」
  • K.ルーイック氏「私法秩序の変革とゲルマニステン―ロマニステンの期待したもの」
  • 阿部謹也氏「被差別民の民話の宇宙像」

第247回近畿部会(1986年5月18日)京大会館

  • 岡徹氏「ボアソナード『仏国訴訟法講義』について」
  • 山中永之佑氏「内閣制度の成立について」

第248回近畿部会(1986年6月15日)京大会館

  • 瀧沢栄治氏「ローマ法における組合」
  • 大平祐一氏「駕籠訴・駆込訴の取扱」

第249回近畿部会(1986年7月20日)京大会館

  • 佐野誠氏「ゾームのχαρισυαとウェーバーのCarisma――その概念と法的・政治的意味――」
  • 藤原明久氏「明治8年司法改革と外交関係――『控訴上告手続』の外国人に対する適用について――」

第250回近畿部会(1986年9月21日)京大会館

  • 田中修實氏「中世の明法勘文について」
  • 黒田忠史氏「近世ドイツの裁判所身分――ツェレ高等上訴裁判所を中心として――」

第251回講演会(1986年10月9日)京都ドイツ文化センター

  • L.ベーム氏「三月革命期のドイツ諸大学――自由と統一の闘いにおける学生と教授の政治化――」

第252回講演会(1986年10月18日)京都大学経済学部特別講義室

  • M.ハーダー氏「父母は誰なのか――人工生殖医学の家族法上の問題点――」

第253回近畿部会(1986年11月16日)京大会館

  • 三成賢次氏「三月前期におけるケルン市制の近代化過程」
  • 牧英正氏「江戸幕府における差別の制度化」

第254回シンポジウム〔マックス・ヴェーバー研究の現在〕(1986年12月18日)京都ドイツ文化センター

  • W.シュルフター氏「カリスマの変形――マックス・ヴェーバー『支配の社会学』の再検討」
  • 大林信治氏「責任倫理と価値自由」

第255回近畿部会(1986年12月21日)京大会館

  • 石井三記氏「法の寝室――18世紀フランスの国王・法・法院――」
  • 新井勉氏「第9議会治安警察法案の廃案について」

第256回新年会(1987年1月18日)くに荘

  • 大竹秀男氏「津山藩の新法変格」

第257回近畿部会(1987年5月17日)京大会館

  • 後藤正人氏「生類憐れみ法の特質をめぐって」
  • 林毅氏「中世都市ケルンにおける夫婦財産制」

第258回近畿部会(1987年6月21日)京大会館

  • 中村哲夫氏「国民政府の民法制定について」
  • 石尾芳久氏「部落解放令前後の情況」

第259回近畿部会(1987年7月19日)京大会館

  • 和田卓朗氏「クライトマイヤ市民法典の体系的構造――その『人の法』の法学史上の地位を中心として――」
  • 坂本忠久氏「加賀藩の走百姓について」

第260回近畿部会(1987年9月20日)京大会館

  • 岩野英夫氏「26 Deutscher Rechtshistorikertag 1986に参加して――西ドイツにおける学界動向の一駒――」
  • 中埜喜雄氏「『天皇機関説』異聞」

第261回近畿部会(1987年11月15日)京大会館

  • 後藤武秀氏「明治初期の不応為罪について」
  • 塙浩氏「オランダ法史について」

第262回近畿部会(1987年12月20日)京大会館

  • 甚野尚志氏「西欧中世における『君主鑑』の系譜」
  • 出原政雄氏「自由民権家の地方自治論」

第263回新年会(1988年1月17日)御車会館

  • 前田正治氏「在方追放の性格について――鳥取藩『御追放帳』を通して――」

第264回近畿部会(1988年5月15日)京大会館

  • 赤井伸之氏「古代イスラエルの家族法――レヴィレート婚を巡って――」
  • 岩野英夫氏「資料『我が国に於ける法制史関連科目担当者の変遷(1873~1945)』を作成して」

第265回近畿部会(1988年6月19日)京大会館

  • 藤原明久氏「条約改正と日本裁判権の地位――明治15年条約改正予備会議を中心として――」
  • 松村勝二郎氏「グランヴィルにおける慣習について」

第266回近畿部会(1988年7月17日)京大会館

  • 林智良氏「共和政末期ローマの法学者Servius Sulpicius Rufusを巡って」
  • 奥村弘氏「名誉職制・公民権・等級選挙制――地域社会から見た明治憲法体制――」

第267回近畿部会(1988年9月18日)京大会館

  • 蘆田東一氏「戦国家法の一問題」
  • 深尾裕造氏「中世末法曹の実像――B. BolneyとLincolns inn.の講師達――」

第268回近畿部会(1988年11月20日)京大会館

  • 稲元格氏「13世紀末リューベックの都市法史料における不動産関連条文について」
  • 大竹秀男氏「江戸時代の老人観と老後問題」

第269回近畿部会(1988年12月18日)京大会館

  • 七野敏光氏「魏王府秘書設置の官制史的意義について」
  • 田中修實氏「中世国人官途小考――備中守の事例について――」

第270回新年会(1989年1月15日)大阪郵政会館

  • 塙浩氏「北欧法叙論」

第271回近畿部会(1989年5月21日)京都教育文化センター

  • 伊藤孝夫氏「大正市民法学の社会的環境」
  • 石井三記氏「フランス革命における『古代』」

第272回近畿部会(1989年6月18日)京大会館

  • 野上博義氏「フランス七月王政期の『理性の主権』と憲法学――ロッシ憲法講義を通して見る革命後の時代――」
  • 後藤正人氏「鉄道民営化の法構造――北炭を中心として――」

第273回近畿部会(1989年7月16日)京大会館

  • 林紀昭氏・安竹貴彦氏「近世刑事法二題」
  • 中村義孝氏「フランス人権宣言200年」

第274回近畿部会(1989年9月17日)京大会館

  • 松田恵美子氏「唐律と日本律の縁坐の比較」
  • 三浦澄雄氏「シカル事件――フランクの法典と現実――」

第275回近畿部会(1989年11月19日)京都府立勤労会館

  • 黒田忠史氏「裁判費用と社会『構造』史」
  • 牧英正氏「近世大坂の借家請人制度」

第276回近畿部会(1989年12月17日)京大会館

  • 小笠原正仁氏「戦国末期の寺内町の諸問題――ルイス・フロイスの『日本史』を中心として――」
  • 田中実氏「貸主追奪担保責任と人文主義法学――Antoine Favreを中心に読みながら――」

第277回新年会(1990年1月21日)くに荘

  • 山中永之佑氏「日本近代地方制度史研究の課題」

第278回近畿部会(1990年5月20日)京大会館

  • 村上一博氏「旧民法公布以前の離婚判決と『破綻』主義」
  • 松村勝二郎氏「『グランヴィル』における土地法の構造(序説)」

第279回近畿部会(1990年6月17日)京大会館

  • 中村正人氏「清代刑法における正当防衛」
  • 山田勉氏「若松県の刑政」

第280回近畿部会(1990年7月15日)京大会館

  • 三阪佳弘氏「明治30年代初頭における裁判所統制――司法省・検事局・在野法曹の論理――」
  • 瀧沢栄治氏「ローマ法における支配人訴権actio institoriaについて」

第281回近畿部会(1990年9月16日)京大会館

  • 牧田勲氏「江戸の神輿と領主法規制――神輿舁をめぐる法と無法――」
  • 林毅氏「中世都市ケルンの遺言制」

第282回近畿部会(1990年11月18日)京大会館

  • 坂本忠久氏「近世後期における人足寄場の性格について」
  • 大平祐一氏「イギリスの日本研究とその物的条件」

第283回近畿部会(1990年12月16日)京大会館

  • 吉田徳夫氏「中世の触穢政策」
  • 平田公夫氏「ドイツ法史学とナチズム――Die Rechtsgeschichte im Nationalsozialismus(1989)の紹介――」

第284回新年会(1991年1月20日)コミュニティープラザ大阪

  • 井ヶ田良治氏「封譲渡証文Feoffmentを読む――売券の日英比較――」

第285回近畿部会(1991年5月19日)京大会館

  • 藤原明久氏「条約改正会議(明治19~20年)と日本裁判所構成法」
  • 三成賢次氏「近代ドイツ地方自治と『住民自治』」

第286回近畿部会(1991年6月16日)京大会館

  • 佐立治人氏「新羅文武9年の赦書について」
  • 塙浩氏「バルト3国の法史」

第287回近畿部会(1991年7月21日)京大会館

  • 石井三記氏「王権と儀礼――フランスにおける聖別式――」
  • 田中修實氏「室町―戦国期における律令法的擬制『国司』について」

第288回近畿部会(1991年9月15日)京大会館

  • 居石正和氏「参事院・法制局裁定と官僚制の形成」
  • 瀧沢栄治氏「バシリカ法典における準支配人訴権」

第289回近畿部会(1991年11月17日)京大会館

  • 三成美保氏「血族相続と家族――近世チューリヒ法を中心に――」
  • 後藤正人氏「近代日本成立期における民間の家族法構想」

第290回近畿部会(1991年12月15日)京大会館

  • 高久嶺之介氏「明治前期の村落における行政職・行政補助職――滋賀県神崎郡金堂村の事例――」
  • 松村勝二郎氏「コモン・ロー成立期における領主権について――ミルソム説を中心に――」

第291回近畿部会(記録なし)

第292回近畿部会(1992年7月19日)大阪市立大学

  • 「法制史学会近畿部会の今後の運営方針」

第293回近畿部会(1992年9月20日)大阪市立大学

  • 大平祐一氏「近世日本の目安箱」
  • 和田卓朗氏「近世におけるラント法の通用力」

第294回近畿部会(1992年11月15日)同志社大学

  • 中尾敏充氏「1902(明治35)年税務監督局・税務所官制の意義」
  • 七野敏光氏「中華人民共和国婚姻法の動向」

第295回近畿部会(1992年12月20日)大阪市立大学

  • 岩野英夫氏「世良晃志郎教授の「法制史」観について――西洋中世法をめぐる論争の整理のために――」
  • 山中永之佑氏「近世伊丹郷町における町政組織――惣宿老制の展開を中心に――」

第296回近畿部会(1993年1月17日)宝塚荘

  • 上横手雅敬氏「紀伊の武士」

第297回近畿部会(1993年4月18日)同志社大学

  • 石川一三夫氏「春日井事件――福沢諭吉と地方名望家――」
  • 石部雅亮氏「実用法学について――レラチオーンステヒニークを中心に――」

第298回近畿部会(1993年6月20日)大阪市立大学

  • 牧英正氏「大坂の法」
  • 稲元格氏「ノイミュンスター教区慣行における不動産法」

第299回近畿部会(1993年7月18日)同志社大学

  • 松田恵美子氏「清末の預備立憲について」
  • 田中雅一氏「南インドにおけるヒンドゥー寺院管理法の歴史的展開」

第300回近畿部会(1993年9月19日)同志社大学

  • 後藤正人氏「近代法成立期における世界平和構想」
  • 朝治啓三氏「13世紀イングランド・バロン反乱期の司法改革」

第301回近畿部会(1993年11月21日)大阪市立大学

  • 居石正和氏「府県制・郡制の成立過程」
  • 黒田忠史氏「弁護士過剰?――ドイツにおける150年の経験から――」

第302回近畿部会(1993年12月19日)同志社大学

  • 守屋浩光氏「藩政確立期における刑政の一側面――会津藩を中心として――」
  • 夫馬進氏「中国明清時代の訟師と訟師秘本」

第303回近畿部会(1994年1月23日)くに荘(新年会)

  • 奥村郁三氏「旧中国における法律学の存在形態」

第304回近畿部会(1994年5月21日)神戸大学

  • 高倉史人氏「明治44年の商法改正の意義――『法律取調委員会』及び『第27回帝国議会』の論議を中心に――」
  • 林智良氏「共和政末期ローマの執政官とその経歴――法学研究の後景――」

第305回近畿部会(1994年6月18日)同志社大学

  • 安竹貴彦氏「近世大坂の民事訴訟雑考」
  • 中村義孝氏「フランスの重罪陪審裁判制度史」

第306回近畿部会(1994年7月16日)大阪市立大学

  • 原田敬一氏「日本近代都市法制の形成――大阪を事例に――」
  • 石井幸三氏「ベンタムの裁判論」

第307回近畿部会(1994年9月18日)同志社大学

  • 三成美保氏「近世ドイツの嬰児殺」
  • 林紀昭氏「高句麗律の一検討」

第308回近畿部会(1994年11月20日)同志社大学

  • 油納芳生氏「ヘーゲルとイギリス――アダム・スミスへの道――」
  • 矢野達雄氏「伊予三藩における庄屋役地の形成と展開――庄屋抜地訴訟・無役地事件の歴史的前提――」

第309回近畿部会(1994年12月18日)同志社大学

  • 石部雅亮氏「日本における比較法、外国法教育の歴史」
  • 鈴木正幸氏「明治憲法第49条の政治過程」

第310回近畿部会(1995年1月22日)淀川会館

  • 牧英正氏「遊女の身請と性の倫理」

第311回近畿部会(1995年4月16日)同志社大学

  • 水本邦彦氏「日本近世の浦触について」
  • 川本正和氏「イスラム法におけるイクラール(iqrar)について」

第312回近畿部会(1995年6月18日)同志社大学

  • 伊藤孝夫氏「帝国大学と大学自治」
  • 潮見佳男氏「民法における学説継受――過去及び未来――」

第313回近畿部会(1995年7月16日)同志社大学

  • 瀧沢栄治氏「ローマの『銀行』制度と法」
  • 出原正雄氏「小野梓の政治思想――『君民同治』論とイギリス立憲君主制との比較――」

第314回近畿部会(1995年9月15日)神戸大学

  • 田中実氏「人文主義法学とその批判」
  • 曾根ひろみ氏「近世の連座法」

第315回近畿部会(1995年11月19日)大阪市立大学

  • 王晨氏「中国の行政訴訟と人権訴訟」
  • 後藤正人氏「義民顕彰をめぐる自治主義とファシズム――法体制との係わりにおいて――」

第316回近畿部会(1995年12月17日)大阪市立大学

  • 林真貴子氏「勧解制度の消滅とその意味」
  • 笹倉秀夫氏「比較ヴィクトリア時代論からの問題提起――近代市民社会論及び比較社会論に関して――」

第317回近畿部会(1996年1月21日)六甲荘

  • 大竹秀男氏「一小村の地租改正における官民有区別処分――現兵庫県川西市満願寺――」

第318回近畿部会(1996年5月19日)同志社大学

  • 高橋直人氏「バイエルン刑事法典における犯罪と刑罰――近代刑法成立史との関連から――」
  • 大石真氏「隠れた政府顧問『ブロック氏』」

第319回近畿部会(1996年6月16日)同志社大学

  • 川村康氏「宋代刑罰研究の課題」
  • 松浦好治氏「アメリカ法学と歴史」

第320回近畿部会(1996年7月21日)同志社大学

  • 三浦澄雄氏「ゲルマン時代の社会構造について」
  • 田端泰子氏「鎌倉期の離婚と再婚――式目・追加・裁許の世界――」

第321回近畿部会(1996年9月22日)大阪市立大学

  • 橋場弦氏「アテナイ民主政における贈収賄の問題」
  • 北村明美氏「原武史著『直訴と王権――朝鮮・日本の「一君万民」思想史』の紹介」

第322回近畿部会(1996年11月17日)同志社大学

  • 阪上真千子氏「フェデリーコ2世治下のシチリア王国について」
  • 高見澤磨氏「中国近代法史の試み」

第323回近畿部会(1996年12月15日)同志社大学

  • 林由紀子氏「金沢藩の服忌について」
  • 竹下賢氏「法哲学と法制史学における歴史観」

第324回近畿部会(1997年1月26日)くに荘

  • 牧英正氏「怨霊と触穢」

第325回近畿部会(1997年5月18日)同志社大学

  • 藤原明久氏「日本近代法史におけるフランス民法継受過程の再検討――連帯債務および保証債務を中心に――」
  • 小田淑子氏「イスラム法(シャリーア)の理念と歴史」

第326回近畿部会(1997年6月15日)同志社大学

  • 栗原真人氏「18世紀前半イギリスの刑事裁判――Old Baileyを中心にして――」
  • 辻本弘明氏「戦国大名の領国支配における『公儀』の創出過程をさぐる――下行帳の分析を通じて――」

第327回近畿部会(1997年7月20日)同志社大学

  • 後藤正人氏「近代日本における詩集の頒布発売禁止の嚆矢――児玉花外『社会主義詩集』をめぐる思想と行動――」
  • 任大煕氏「韓国における法制史研究の現状と展望」

第328回近畿部会(1997年9月21日)同志社大学

  • 瀧沢栄治氏「ローマの『簿記』と『文書契約』」
  • 中埜喜雄氏「北海道『久遠事件』の顛末――昭和5年発生の現職警察署長殺害事件――」

第329回近畿部会(1997年11月16日)以和貴荘

  • 山下恭氏「近世塩業労働者の格式について――安芸国竹原『浜奉行人格式定申渡帖』の分析――」
  • 牟田和男氏「魔女狩り現象とジェンダーの問題」

第330回近畿部会(1997年12月21日)同志社大学

  • 牧田勲氏「領主支配と村の自治」
  • 斎藤泰氏「帝国国制における原スイス永久同盟」

第332回近畿部会(1998年5月17日)近畿大学

  • 王晨氏「中国における契約法典の成立」
  • 伊藤孝夫氏「学連事件の検挙・裁判過程」

第333回近畿部会(1998年6月21日)本願寺津村別院

  • 服部良久氏「ドイツ中・近世農村社会における武装と暴力」
  • 藪田貫氏「「国触」考――日本近世の法と社会――」

第334回近畿部会(1998年7月19日)本願寺津村別院

  • 飛田清隆氏「江藤新平の行政訴訟制度創設と変遷」
  • 守矢健一氏「個人主義の痕跡――F.C.サヴィニー『占有の法』(1803)における法律構成の基本構造の史的分析――」

第335回近畿部会(1998年9月20日)以和貴荘

  • 仁木宏氏「都市社会の変容と都市法――戦国時代の京都と寺内町から――」
  • 稲元格氏「ドイツ中世都市の参審人裁判所」

第336回近畿部会(1998年11月15日)近畿大学

  • 田中亜紀子氏「明治33年感化法に関する一考察」
  • 新藤伸夫氏「イギリスにおける責任内閣制の成立」

第337回近畿部会(1998年12月20日)大阪市立大学

  • 安竹貴彦氏「「大阪町奉行所」から「大阪府」へ――幕末から明治初年における町奉行所与力・同心の同行を中心に――」
  • 井上浩一氏「ビザンツ帝国におけるローマ法の変容」

第338回近畿部会(1999年1月24日)コープ・イン・京都

  • 石井紫郎氏「神判と拷問の間について考える」

第339回近畿部会(1999年5月16日)同志社大学

  • 守屋浩光氏「近世集団訴願の法的性質」
  • 赤松秀岳氏「サヴィニーとフランス民法典――実証化するサヴィニー研究――」

第340回シンポジウム〔法学教育改革における法史学の可能性〕(1999年6月20日)同志社大学

  • 奥村郁三氏「最近の法学教育改革の動きについて――学術会議の動向をめぐって」
  • 伊藤孝夫氏・三成賢次氏・藤原明久氏・岩野英夫氏・大平祐一氏「わが国における動き――カリキュラム再編/ロー・スクール化/法史学――」

第341回近畿部会(1999年7月18日)同志社大学

  • 陶安あんど氏「律と例の間――明代贖法を通じてみた旧中国法の一斑――」
  • 三阪佳弘氏「司法官人事制度――19世紀末日本とフランス――」

第342回近畿部会(1999年9月19日)同志社大学

  • 宇田川幸則氏「中国における公安機関による私人間紛争の解決」
  • 村田路人氏「非領国地域における触伝達の特質」

第343回近畿部会(1999年11月21日)本願寺聞法会館

  • 橋本誠一氏「弁護士鈴木信雄の人物史的研究――静岡県在野法曹史研究の試み――」
  • 深尾裕造氏「ブルータス伝説――見失われた文脈――」

第344回近畿部会(1999年12月19日)本願寺聞法会館

  • 畑尚治氏「近代ドイツにおける協同組合の成立――シュルツェ=デーリッチュの理念と立法――」
  • 林紀昭氏「「御定書ニ添候例書」成書試論」

第345回近畿部会(2000年1月23日)KKRホテル大阪

  • 石部雅亮氏「Otto Brunnerの”Das ganze Haus”」

第346回近畿部会(2000年5月21日)K.G.ハブスクエア大阪

  • 藩法研究会篠山班〔山田勉氏・牧田勲氏・橋本久氏〕「篠山の幕府寺社奉行資料」
  • 七野敏光氏「元初強姦犯殺害の一裁判案件について」

第347回近畿部会(2000年6月18日)K.G.ハブスクエア大阪

  • 辻正博氏「宋代編管制度雑考」
  • 黒田忠史氏「アメリカ型法曹養成制度の歴史的特性――「ロースクール」・「アトーニー」・「法律家協会」――」

第348回近畿部会(2000年7月16日)K.G.ハブスクエア大阪

  • 佐立治人氏「獄令犯罪条と公式令訴訟条との関係について(奥村先生の一系統説を前提としながらも、二系統説を再評価して)」
  • 高倉史人氏「昭和25年商法改正の意義と位置づけについて」

第349回近畿部会(2000年9月24日)K.G.ハブスクエア大阪

  • 石川一三夫氏「島崎藤村『夜明け前』と歴史学――評論と研究の変遷史――」
  • 林毅氏「ケルン市における1396年の「同盟文書」(Verbundbrief)――自治都市の民主的新憲法――」

第350回近畿部会(2000年11月19日)K.G.ハブスクエア大阪

  • 高島千代氏「秩父事件裁判に関する一考察」
  • 川村康氏「宋代中国における律と勅の関係について」

第351回近畿部会(2000年12月17日)K.G.ハブスクエア大阪

  • 小宮山直子氏「19世紀前半フランスの住宅問題に関する一考察――衛生にかかわる議論と法制をめぐって――」
  • 梅田康夫氏「「和与」と「悔還」の法理について――長又高夫氏の最近の研究を中心に――」

第352回近畿部会(2001年1月14日)関西学院会館

  • 三浦澄雄氏「ゲルマン社会像の変遷」

第353回近畿部会(2001年5月20日)K.G.ハブスクエア大阪

  • 的場かおり氏「近代プロイセンにおける議会主義と選挙制度――1849年の三級選挙法の制定過程と7月選挙をめぐって――」
  • 上山卓也氏「大坂代官と「大坂法」について」

第354回近畿部会(2001年6月17日)K.G.ハブスクエア大阪

  • 陶安あんど氏「中国法典形成史――法実証主義批判の試み――」
  • 藤原明久氏「明治前期における家督相続と戸主の地位――相続財産をめぐって――」

第355回近畿部会(2001年7月22日)K.G.ハブスクエア大阪

  • 飛田清隆氏「明治国家機構と行政裁判制度」
  • 平田茂樹氏「中国宋代の皇帝権力と科挙――座主門生から天子門生へ――」

第356回近畿部会(2001年9月16日)K.G.ハブスクエア大阪

  • 山形隆司氏「「大区小区制」成立期の区長と戸長・百姓惣代選挙――明治5年堺県下河内国の事例を中心に――」
  • 高橋直人氏「「刑事法学(Strafrechtswissenschaft)」の誕生――18世紀末ドイツにおける法学像の変遷――」

第357回近畿部会(2001年11月18日)K.G.ハブスクエア大阪

  • 中村正人氏「清律「犯罪存留養親」条補考」
  • 艾永明氏「唐朝の詔勅に対する監督制度」

第358回近畿部会(2001年12月16日)K.G.ハブスクエア大阪

  • 喜多三佳氏「清代の寡婦の地位についての一考察――夫馬進氏の論文をめぐって――」
  • 林智良氏「共和政期ローマの労働観と知的専門職の報酬――コッポラ説の紹介を中心に――」

第359回近畿部会(2002年1月13日)関西学院会館

  • 奥村郁三氏「日本令二題」

第360回近畿部会(2002年4月21日)同志社大学

  • シンポジウム「法科大学院と法学部における法制史教育──各専門分野(日本法史、西洋法史、ローマ法、東洋法史)からの報告──」
  • 岩野英夫氏「基調報告」
  • 大平祐一氏「日本法史」
  • 三成賢次氏「西洋法史」
  • 林信夫氏「ローマ法」
  • 川村康氏「東洋法史」

第361回近畿部会(2002年5月19日)京大会館」

  • 嘉本伊都子氏「国際結婚の誕生──法制史資料の社会学的分析の試み」
  • 上野利三氏「大宝律の復元、養老律の編纂時期・施行時期、唐倉庫令初条などの疑義について──拙著『前近代日本の法と政治』の紹介とその補足──」

第362回近畿部会(2002年7月21日)同志社大学

  • 李英美氏「朝鮮統監府における法務補佐官制度と慣習調査事業──梅謙次郎と小田幹治郎を中心に──」
  • 高村学人氏「フランス結社法における個人と集団」

第363回近畿部会(2002年9月23日)大阪大学待兼山会館

  • 河野良継氏「リスク社会の到来と責任原理の変容:英国近代における旅客運送人の人身事故事例の検討」
  • 陶安あんど氏「旧中国の法と「裁判」」

第364回近畿部会(2002年11月17日)同志社大学光塩館

  • 山中雅子氏「尾張藩の近江八幡支配について」
  • 井口文男氏「日本におけるサンティ・ロマーノ研究」

第365回近畿部会(2002年12月15日)同志社大学寧静館

  • 谷口昭氏「藩法史料デジタル化の諸問題──「IT時代の法史学」こと始め──」
  • 田中実氏「15世紀普通法学の法解釈方法論の一端──コンスタンティヌス・ロゲリウス『法解釈論』を手がかりに──」

第366回近畿部会(2003年1月25日)KKR京都くに荘

  • 井ヶ田良治氏「近世譜代大名領の裁判記録と進達書類の作成──丹後田辺藩を例として──」

第367回近畿部会(2003年5月18日)同志社大学光塩館

  • 渋谷聡氏「近世ドイツ帝国議会における席次争いについて」
  • 後藤正人氏「『時代閉塞』の法社会史──1911年『特別裁判事件』の研究課題──」

第368回近畿部会(2003年6月15日)同志社大学光塩館

  • 守屋浩光氏「藩法研究におけるIT応用について──実践例を中心に──」
  • 田中茂樹氏「妻問婚について──学際的接近──」

第369回近畿部会(2003年7月20日)同志社大学光塩館

  • 西村安博氏「鎌倉幕府の裁判における和与と私和与のあいだ──丹波國宮田庄訴訟関係史料に関する若干の検討──」
  • 野口芳子氏「グリム童話の魔女と魔女裁判の被告人──ジェンダーの視点から──」

第370回近畿部会(2003年9月21日)同志社大学光塩館

  • 赤倉貴子氏「戦前日本における精神障害者法──精神病者監護法と精神病院法の立法目的と運用実態の乖離──」
  • 阪上眞千子氏「ナポリ大学の創設──ヨーロッパ初の「国立」大学──」

第371回近畿部会(2003年11月23日)同志社大学光塩館

  • 七野敏光氏「元代における死刑執行手続き」
  • 稲元格氏「三つの都市法に見るドイツ中世都市法の基本的な特色──1270年頃のハンブルク法、リューベック法、マグデブルク法の比較──」

第372回近畿部会(2003年12月21日)同志社大学光塩館

  • 亀田俊和氏「建武政権の綸旨施行」
  • 上田理恵子氏「20世紀初頭ハンガリーにおける刑事陪審制の導入」

第373回近畿部会(2004年1月12日)KKRくに荘

  • 上山安敏氏「法制史の内と外──法制史を振り返って──」

第374回近畿部会(2004年5月16日)同志社大学光塩館

  • 佐々木健氏「特示命令における起源と射程の関わりについて──神聖な場所に関する特示命令を手掛かりに──」
  • 勝山清次氏「中世伊勢神宮における触穢と祭主」

第375回近畿部会(2004年6月20日)同志社大学光塩館

  • 松田敬之氏「近世期における宮方・摂関方殿上人──堂上取立をめぐって──」
  • 朝治啓三氏「一二五八年の国王評議会」

第376回近畿部会(2004年7月18日)同志社大学光塩館

  • 太田義器氏「グロティウスの国際政治思想」
  • 市川喜崇氏「日本における現代型集権体制の形成ー占領改革期を中心にー」

第377回近畿部会(2004年9月19日)同志社大学光塩館

  • 小野博司氏「日本近代憲法学における自由権解釈の変遷」
  • 三成美保氏「ナチス・ドイツの優生思想と生殖管理法制」

第378回近畿部会(2004年10月17日)同志社大学光塩館

  • 濱口瑞穂氏「人足寄場の創設と刑事政策の転換―近代的自由刑・矯正処遇の萌芽―」
  • 林 智良氏「ローマの弁護人について―シュルツ説の射程と関連諸概念の検討―」

第379回近畿部会(2004年12月19日)同志社大学光塩館

  • 早島大祐氏「発展段階論と中世後期研究」
  • 黒田忠史氏「法律専門職とジェンダー ―法史学的考察―」

第380回近畿部会(2005年1月23日)大阪府教育会館「たかつガーデン」

  • 山中永之佑氏「江戸時代における池敷・堤塘所持意識の諸態様──河内国丹南郡池尻村の三つの池を事例としてー」

第381回近畿部会(2005年5月15日)同志社大学光塩館

  • 上田健介氏「19世紀ドイツの内閣制度」
  • 田中茂樹氏「淡路国大田文における承久没官所」

第382回近畿部会(2005年6月19日)同志社大学光塩館

  • 伊藤孝夫氏「20世紀の経済法秩序再考」
  • 西村 稔氏「福沢諭吉と「文明」」

第383回近畿部会(2005年7月17日)同志社大学光塩館

  • 居石正和氏「山県有朋洋行時期の府県制編纂作業について」
  • 林 信夫氏「帝政後期ローマの法と社会──その評価・位置づけをめぐって──」

第384回近畿部会(2005年9月18日)同志社大学光塩館

  • 高橋直人氏「いわゆる「裁判官の恣意」について──バイエルン王国刑法典(1813年)の編纂過程における議論から──」
  • 林 紀昭氏「公事方御定書考証三題」

第385回近畿部会(2005年11月20日)同志社大学光塩館

  • 畠山 亮氏「戦国期喧嘩両成敗法の再定位」
  • 寺田浩明氏「水平に広がる法と垂直に突き刺さる法──清代中国における非ルール的な法のあり方」

第386回近畿部会(2005年12月18日)同志社大学光塩館

  • 比佐 篤氏「中期共和政ローマにおける対外政策と国制の変容」

第387回近畿部会(2006年1月29日)京都ガーデンパレス

  • 大平祐一氏「近世日本の訴願手続」

第388回近畿部会(2006年5月20日)京都大学法経北館

  • 田中茂樹氏「六波羅による法的紛争処理の事例──八幡宮寺領淡路国鳥飼別宮事件」
  • 中村正人氏「清律誤殺再考──刑罰軽減事由としての観点から」

第389回近畿部会(2006年6月17日)京都大学法経北館

  • 宮坂渉氏「古典期ローマ法における物の引渡し(traditio)について」
  • 矢野達雄氏「判例研究の法史学的研究方法とその適用―買戻しに関する大審院判決を中心に―」

第390回近畿部会(2006年9月16日)京都大学法経北館

  • 小倉宗氏「近世中後期幕府の上方支配」
  • 藤野奈津子氏「ローマ法における「無効」の再検討―Culpa in contrahendoをめぐって」

第391回近畿部会(2006年10月21日)京都大学法経北館

  • 山本弘氏「鎌倉幕府訴訟制度における「濫訴」」
  • 川村康氏「宋令の性格:学説整理を中心に」

第392回近畿部会(2006年12月16日)京都大学法経北館

  • 陶安あんど氏「再び秦律の労役刑と身分について」
  • 後藤正人氏「史蹟名勝天然紀年物保存法とその機能」

第393回近畿部会(2007年1月14日)大阪府教育会館「たかつガーデン」

  • 黒田忠史氏「法律専門職における国籍条件──ドイツと日本:「国民」(Nation)形成の光と陰の中で」

第394回近畿部会(2007年5月19日)大阪大学法経大学院総合研究棟

  • 佐藤団氏「12世紀のマクデブルク都市法──大司教ヴィヒマンの1188年の特許状と参審人」
  • 亀田俊和氏「鎌倉幕府施行システムの基礎的研究」

第395回近畿部会(2007年6月16日)大阪大学法経大学院総合研究棟

  • 松田恵美子氏「日本の法文化研究について―台湾の法文化研究との比較のために―」
  • 藤原明久氏「江戸前期支配違金銀出入と大坂分散法」

第396回近畿部会(2007年9月15日)大阪大学国際公共政策研究科大会議室

  • 高倉史人氏「昭和56(1981)年商法改正に関する一考察―利益供与禁止規定の立法過程を中心に―」
  • 三成賢次氏「エドゥアルト・ガンスの法史学 ― 『自然法と普遍法史』に関わる講義をめぐって―」

第397回近畿部会(2007年10月20日)大阪大学国際公共政策研究科大会議室

  • 林真貴子氏「「法の継受」に関する研究史の検討」
  • 石井三記氏「フランス革命期の国王裁判」

第398回近畿部会(2007年12月15日)大阪大学法経大学院総合研究棟

  • 三阪佳弘氏「近代日本の地域社会と弁護士――1900年代滋賀県地域の弁護士を題材として」
  • 川村康氏「宋代「健訟」瞥見」

第399回近畿部会(2008年1月14日)京都ガーデンパレス

  • 石川一三夫氏「美濃国可児地方の山論―明治初期の裁判―」

近畿部会・関西法理学研究会合同合評会(2008年2月2日)大阪大学法経大学院総合研究棟

  • 林智良氏・三成美保氏・戒能通弘氏「笹倉秀夫著『法思想史講義(上・下)』(東京大学出版会、2007年)」コメント

第400回近畿部会(2008年5月17日)京都大学法経本館3階小会議室

  • 久禮旦雄氏(京都大学大学院法学研究科博士課程)「天平期の王権と神仏――日本古代王権の正当性の論理をめぐって」
  • 藤井真生氏(三重大学ほか非常勤講師)「中世チェコにおける都市・都市法・首都――都市成立のメルクマールとしての都市法」

第401回近畿部会(2008年6月21日)京都大学法経本館3階小会議室

  • 姫嶋瑞穂氏(神戸大学大学院法学研究科後期博士課程)「明治前期の監獄法改革~明治5年「監獄則」から明治14年「改正監獄則」へ~」
  • 七野敏光氏 (大阪経済法科大学)「元初刑事裁判手続と法司」

第402回近畿部会(2008年9月20日)京都大学

  • ミニ・シンポジウム「紛争・文書・公権力」
  • 久保秀雄氏(法社会学・京都大学大学院法学研究科後期博士課程)「文書解析の可能性―契約書から読み解く私的紛争処理の実態」
  • 図師宣忠氏(西洋中世史・三重大学等非常勤講師)「文書をとりまく世界―中世南フランスにおける交渉と合意―」
  • コメント・佐藤雄基(日本中世史・東京大学大学院人文社会系研究科博士課程)

第403回近畿部会(2008年10月18日)京都大学法経本館3階小会議室

  • 高谷知佳氏(京都大学大学院法学研究科准教授)「中世後期大和の都市賦課」
  • 高橋直人氏 (立命館大学法学部准教授)「19世紀ドイツにおける刑事法学の展開と大学教育―刑事法学および隣接分野(特に心理学・精神医学)の講義を中心に―」

第404回近畿部会(2008年12月20日)京都大学法経本館3階小会議室

  • 山口亮介氏(九州大学大学院法学研究科博士課程)「刑法事務(科・局)・刑法官・刑部省をめぐる制度の認識とその典拠」
  • 榎村寛之氏(斎宮歴史博物館学芸課長、博士(文学))「日本古代における神祇法意識の特質―神祇令から延喜神祇式へ―」

第405回近畿部会(2009年1月25日)大阪大学中之島センター

  • 石部雅亮氏(大阪市立大学名誉教授)「法の継受という概念について」

第406回近畿部会(2009年5月16日)京都大学法経本館3階小会議室

  • 陳 宛妤氏(京都大学大学院法学研究科博士課程)「植民地台湾初期における胎権の形成」
  • 小石川裕介氏(京都大学大学院法学研究科博士課程)「日本近代における事業法不在下での公益事業規制とガス報償契約」

第407回近畿部会(2009年6月21日)京都大学法経本館3階小会議室

  • 石岡浩氏(東洋大学非常勤講師)「三国魏文帝(曹丕)の「妖謗賞告」法の改正について」
  • 正本忍氏(長崎大学環境科学部准教授)「18世紀フランスの騎馬警察隊員 ―その採用と監督―」

第408回近畿部会(2009年9月19日)京都大学法経本館3階小会議室

  • 野村奈欧氏(京都大学大学院博士課程)「縁起から顕彰へ――神功皇后・秀吉イメージの流通史」
  • 中嶋謙昌氏(灘高等学校教諭)「室町期の鬮取とその意識――能《生贄》を中心に」

第409回近畿部会(2009年10月17日)京都大学法経本館3階小会議室

  • 矢切努氏(大阪大学大学院法学研究科博士後期課程)「戦前日本における地方財政調整制度構想とその政策的意義 ― 制度導入の政策思想を中心として ― 」
  • 波多野敏氏(岡山大学法学部教授)「フランス革命期における市民権の基礎」

第410回近畿部会(2009年12月5日)京都大学法経本館3階小会議室

  • 謝政徳氏(大阪大学大学院法学研究科博士後期課程)「植民地台湾の地方制度に関する一考察――大正9(1920)年の地方制度改革を中心に――」
  • 王泰升氏(台湾大学法学部教授)「再訪岡松參太郎學説與台灣日治前期民事法變遷:「習慣立法」模式的生成、消逝與「再興」」(「岡松参太郎の学説と台湾日本統治時期前期における民事法の変遷・再論─「習慣立法」モデルの生成・消滅・「再興」」

第411回近畿部会(2010年1月24日)京都大学法経本館4階大会議室

  • 所功氏(京都産業大学法学部教授)「平安前期の賜姓源氏と公卿政治の動向」

第412回近畿部会(2010年6月26日)京都大学法経本館3階小会議室

  • 遠藤泰弘氏(松山大学法学部准教授)「第二帝政期ドイツの連邦国家論―ラーバント、ギールケ、プロイス―」
  • 小柳春一郎氏(独協大学法学部教授)「明治期の国税滞納処分――民事執行制度との関連で」

第413回近畿部会(2010年9月18日)京都大学法経本館3階小会議室

  • 福田真希氏(名古屋大学大学院法学研究科博士課程)「フランスにおける恩赦の法制史的研究」
  • 高谷知佳氏(京都大学大学院法学研究科准教授)「中世奈良における都市・経済の支配」

第414回近畿部会(2010年11月20日)京都大学法経本館3階小会議室

  • 小野博司氏(四天王寺大学経営学部講師)「明治40年代における行政裁判法改正事業の意義」
  • カルロス・フェリペ・アムナーテギ=ペレジョー氏(チリ・カトリック大学法学部教授)「ラテンアメリカにおけるローマ法の継受について―チリにおける民法典編纂 過程を例として―」(原題)”Reception of Roman Law in Latin America. The example of the Chilean codification process”

第415回近畿部会(2010年12月18日)京都大学法経本館3階小会議室

  • 藤田大誠氏(國學院大學人間開発学部健康体育学科准教授)「近代国学と日本法制史」
  • 川村康氏(関西学院大学法学部教授)「開元と慶元の間――宋令の変容の実証的検討をめざして――」

第416回近畿部会(2011年1月23日)京都大学法経本館4階大会議室

  • 岩野英夫氏(同志社大学法学部教授)「『西欧中世における紛争解決のあり方』をめぐる我国の最近の研究動向雑感」

第417回近畿部会(2011年5月21日)龍谷大学セミナーハウスともいき荘第5研修室

  • 西川哲矢氏(大阪市立大学大学院法学研究科後期博士課程)「近世の内済における『取扱人』の意義と機能――摂河泉の水論史料を主な題材として」
  • 池田利昭氏(愛知県立大学外国語学部准教授)「中世後期ニュルンベルクにおける公的刑法と都市社会」

第418回近畿部会(2011年9月17日)龍谷大学深草キャンパス第5共同研究室

  • 小石川裕介氏(財団法人東京市政調査会研究員)「電気・ガス事業の法制史的概観――事業規制・事業主体と公共団体の関与をめぐって」
  • 三成美保氏(摂南大学法学部教授)「家族法システムの変容とジェンダー秩序――日独比較」

第419回近畿部会(2011年10月22日)京都大学吉田キャンパス法経北館3F第1演習室

  • 水野浩二氏(北海道大学大学院法学研究科准教授)「西洋中・近世の民事訴訟における職権と当事者・弁護士」
  • 佐々木健氏(京都大学大学院法学研究科准教授)「古代ローマ特示命令行政序説」

第420回近畿部会(2011年12月10日)龍谷大学セミナーハウスともいき荘第5研修室

  • 山口亮介氏(九州大学大学院法学研究院助教)「明治草創期「司法」制度構築の思想的背景」
  • 西英昭氏(九州大学大学院法学研究院准教授)「中華民国民法史研究の検討――親属編を素材に――」

第421回近畿部会(2012年1月22日)龍谷大学大阪梅田キャンパス研修室

  • 林紀昭氏(関西学院大学名誉教授)「下田蹈海失敗事件余話――人間松陰に迫る――」

第422回近畿部会(2012年5月19日)京都大学法経済北館第6演習室

  • 阪上眞千子氏(名古屋外国語大学准教授)「サン・マリーノ法史における女性――特に配偶者――の地位」
  • 児玉圭司氏(舞鶴工業高等専門学校講師)「明治前期における行刑指導の転換――国事犯への処遇を中心に――」

第423回近畿部会(2012年9月8日)京都大学法経済北館第6演習室

  • 稲垣知子氏(椙山女学園大学非常勤講師)「江戸幕府の婚姻法――宝暦13年法の意味と条件を中心に――」
  • ニール・ジョーンズ氏(ケンブリッジ大学上級講師)「信託とは何か―歴史的視野から見たユース、信託、そして信任すること」
    ※体調不良のため来日取りやめ・代読:深尾裕造氏(関西学院大学教授)

第424回近畿部会(2012年10月13日)京都大学法経済北館第6演習室

  • 松本涼氏(静岡大学非常勤講師)「13世紀ノルウェー・アイスランドの法文化:「正しき王」rex iustusと臣民の創出」
  • 守屋浩光氏(関西学院大学教授)「近世の漁場紛争解決についての一考察」

第425回近畿部会(2012年12月15日)大阪大学中之島センター講義室404

  • 林紀昭氏(関西学院大学名誉教授)「三浦澄雄先生所蔵文書調査中間報告─大内・毛利から細川へ」
  • 額定其労氏(京都大学大学院法学研究科博士後期課程)「清代モンゴルの裁判制度」

第426回近畿部会(2013年1月14日)京都ガーデンパレス

  • 岡徹氏(関西大学教授)「ローマ法の訴権競合」

第427回近畿部会(2013年5月18日)京都大学法経済北館第6演習室

  • 粟辻悠氏(京都大学大学院法学研究科助教)「古代ローマ帝政後期の弁護人について」
  • 久禮旦雄氏(日本学術振興会特別研究員(PD))「神祇令・神祇官の成立とその国家的意義」

第428回近畿部会(2013年9月28日)京都大学法経済北館第6演習室

  • 松本和洋氏(大阪大学大学院法学研究科博士後期課程)「『ブラクトン』研究序説―研究史の整理と課題」
  • 土志田佳枝氏(名古屋大学大学院法学研究科博士後期課程)「ボッフルモン事件―19世紀における渉外(国際)離婚事件と法律詐欺」

第429回近畿部会(2013年10月19日)大阪大学中之島センター3階 講義室303

【ミニシンポジウム「戦時法研究の可能性と課題」(共催:戦時法研究会)】

  • 小野博司氏(神戸大学大学院法学研究科准教授)「開会のご挨拶/趣旨説明」
  • 松本尚子氏(上智大学法学部教授)報告①「ナチス法研究の動向――日本戦時法研究との比較の観点から」
  • 出口雄一氏(桐蔭横浜大学法学部准教授)報告②「戦時法研究の意義と射程――日本近現代法史の観点から」
  • 中山竜一氏(大阪大学大学院法学研究科教授)コメント①
  • 三成美保氏(奈良女子大学研究院生活環境科学系教授)コメント②
  • 伊藤孝夫氏(京都大学大学院法学研究科教授)コメント③
  • 「全体討論」司会:小石川裕介氏(後藤・安田記念東京都市研究所研究員)

第430回近畿部会(2013年12月21日)京都大学法経済北館第6演習室

  • 江存孝氏(金沢大学大学院人間社会環境研究科博士後期課程)「清代における通姦事案に関する考察──淡新档案を主たる史料として」
  • 佐藤雄基氏(東京大学史料編纂所)「日本中世前期の在地裁判」
  • 西村重雄氏(福岡工業大学教授)「ローマ私法学と『全国民事慣例類集』との対話―わが国における西欧法継受の問題点」

第431回近畿部会(2014年1月13日)KKR京都 くに荘 比叡・鞍馬

  • 谷口昭氏(名城大学教授)「近世大名の転封と幕藩体制」

第432回近畿部会(2014年5月17日)京都大学法経済北館第6演習室

  • 畠山亮氏(龍谷大学法学部教授)「戦国大名武田氏領国における暴力規制の展開」
  • 木下光生氏(奈良大学文学部准教授)「近世日本の村社会における救貧対策の選別と排除」

第433回近畿部会(2014年8月28日)京都大学法経済北館第6演習室

  • 松本和洋氏(大阪大学大学院法学研究科・日本学術振興会特別研究員DC)「(研究ノート)『ブラクトン』英訳本脚注に見るコモン・ローと学識法の接触―刊行50周年へ向けて―」
  • マイケル・ロバーン氏(ロンドン大学LSE教授)「Sir Jeffrey Gilbert’s Treatise on the Law of England」

第434回近畿部会(2014年10月18日)京都大学法経済北館第6演習室

  • 川尻由紀氏(関西大学博士後期課程)「パンデクテン法学におけるlocatio conductio」
  • 中村正人氏(金沢大学人間社会学域法学類教授)「清代初期過失殺補論」

第435回近畿部会(日独法学交渉史研究会との共催シンポジウム「日独法学交渉史の再定位」)(2014年12月20日)同志社大学今出川キャンパス良心館 305号室

  • 大中有信氏(同志社大学大学院司法研究科教授)「開会の挨拶・シンポジウムの趣旨」
  • 小野博司氏(神戸大学大学院法学研究科准教授)「近代法継受におけるドイツ留学生の役割―山脇玄を中心に―」
  • 高橋直人氏(立命館大学法学部教授)「明治期におけるドイツ留学者の学位取得―岡田庄作、鳥居誠哉、大場茂馬を例として―」
  • ハンス・ペーター・マルチュケ氏(同志社大学大学院司法研究科教授)「日本人留学生のドイツにおける活動―神戸寅次郎と大久保利武」
  • 的場かおり氏(桃山学院大学法学部准教授)「1880年代におけるドイツ国法学の受容―末岡精一(1855~1894年)の学問的位置づけ―」
  • 田口正樹氏(北海道大学大学院法学研究科教授)「コメント1」
  • 石部雅亮氏(大阪市立大学名誉教授)「コメント2」

第436回近畿部会(2015年1月24日)三井ガーデンホテル京都四条 ガーデンホール

  • 櫻井利夫氏(金沢大学教授)「中世盛期バイエルンの貴族ファルケンシュタイン伯の城塞支配権―ノイブルク城塞を例として―」

第437回近畿部会(2015年5月16日)京都大学法経済北館第1演習室

  • 額定其労氏(京都大学白眉センター特定助教)「モンゴルにおける巻狩の組織と規範――伝統時期から現代まで」
  • 中網 栄美子氏(秀明大学学校教師学部講師)「帝国領事裁判と植民地裁判の狭間~韓国における理事庁裁判の位置づけ~」

第438回近畿部会(2015年9月19日)京都大学総合研究二号館法科第一教室

  • 高橋慎一朗氏(東京大学史料編纂所)「日本中世の都市における時間の管理」
  • 中谷惣氏(信州大学)「中世イタリアにおける司法原理の転換――法形式主義から自由裁量へ」

第439回近畿部会(2015年10月17日)京都大学法経北館 第1演習室

  • 久禮旦雄氏(三重大学・京都産業大学非常勤講師)「日本古代の律と神社-戦後の直木・瀧川論争を手がかりとして-」
  • 竹村民郎氏(国際日本文化研究センター共同研究員)「『国民のための歴史学』運動について」

第440回近畿部会(2015年12月19日)京都大学法経北館 第1演習室

  • 松園潤一朗氏(一橋大学講師)「室町幕府の裁許における法と論理」
  • 三浦徹氏(お茶の水女子大学教授)「モロッコの皮紙契約文書(16-19世紀):不動産の移転と公証人」

第441回近畿部会(2016年1月23日)京都ガーデンパレス

  • 井上章一氏(国際日本文化研究センター副所長・教授)「日本の近代と戦争が、建築の形から見えてくる」

第442回近畿部会(2016年5月21日)京都大学法経済学部北館第5演習室

  • 塚原義央氏(早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程)「古典期法学者・ケルススの遺贈解釈–家財道具supellexの遺贈を中心に–」
  • 村上玲氏(大阪大学大学院法学研究科招聘研究員)「イギリスにおける憎悪扇動表現規制の展開」

第443回近畿部会(2016年10月1日)京都大学法経済学部北館第6演習室

  • 粟辻悠氏(関西大学)「弁護という伝統の断絶―「ローマ的」裁判の終焉における一側面」
  • 高田京比子氏(神戸大学)「13世紀ヴェネツィアにおける家族の枠組みー相続と嫁資」

第444回近畿部会(2016年10月16日)京都大学法経済学部北館第5演習室

  • 水越知氏(関西学院大学)「中国近世の冥官と地方官」
  • 高島千代氏(関西学院大学)「法務図書館所蔵の激化事件裁判関連史料―『長野縣國事犯村松愛蔵等ニ関スル一件書類』を中心に」

第445回近畿部会(2016年12月17日)京都大学法経済学部北館第5演習室

  • 林真貴子氏(近畿大学)「法専門職史研究の理論的射程――近代日本における法の継受との関連で」
  • 屋敷二郎氏(一橋大学)「帝政期ドイツの法学と法実務~夫婦財産法をめぐって」

第446回近畿部会(2017年1月21日)三井ガーデンホテル京都四条

  • 林信夫氏(京都大学)「「ローマ法」の記述のあり方と近時の古代ローマ社会研究」

第447回近畿部会(2017年5月20日)立命館大学衣笠キャンパス 末川記念会館 第2会議室

  • 児玉圭司氏(舞鶴工業高等専門学校)「明治日本の「監獄学」―その系統と論点の把握に向けて」
  • 小栁春一郎氏(獨協大学)「昭和30年代における法案の立案過程―原子力損害賠償法を素材として」
  • 栗原眞人氏(香川大学)「18世紀イギリスの奴隷貿易とマンスフィールド卿 -ゾング号事件の裁判から-」

第448回近畿部会(2017年9月16日)キャンパスプラザ京都 6階 第一講習室

  • 松本和洋氏(日本学術振興会特別研究員、京都大学)「ジョン・セルデンと『フリータ』――イングランドへのローマ法伝来研究の先駆け――」
  • 三田奈穂氏(成蹊大学)「明治期における包括的酌量減軽規定の導入と復讐禁止令との関係に関する一考察」

第449回近畿部会(2017年10月14日)キャンパスプラザ京都 6階 第一講習室

  • 森暁洋氏(関西大学大学院法学研究科)「15世紀の神聖ローマ帝国における国王裁判所をめぐる序論的考察――皇帝フリードリヒ3世の時代の解明に向けて――」
  • 後藤正人氏(和歌山大学名誉教授)「逃散一揆とその顕彰をめぐる法意識――南九州を中心に」

第450回近畿部会(関西中世史研究会との合同研究会)(2017年12月16日)京都大学文学部 第8講義室

【中世都市の法実践をめぐって:『訴える人びと――イタリア中世都市の司法と政治――』を題材に】

  • 佐藤公美氏(甲南大学)「総評」
  • 高谷知佳氏(京都大学)「短評」
  • 稲元格氏(近畿大学名誉教授)「短評」

第451回近畿部会(2018年1月21日)ハートンホテル心斎橋

  • 寺田浩明氏(京都大学大学院法学研究科教授)「文明を跨いだ法の語り方──中国法制史の講義経験を踏まえて」

第452回近畿部会(2018年5月12日)大阪大学 中之島センター 講義室602

  • 大泉 陽輔氏(京都大学大学院法学研究科)「特許法制はいかにして近代日本に根付いたか―特許法執行体制の分析」
  • 前田 星氏(北海道大学大学院法学研究科)「近世ドイツ魔女裁判における手続とその理論:ハインリヒ・フォン・シュルトハイス『詳細なる手引き』(1634年)を手掛かりに」

第453回近畿部会(2018年9月22日)キャンパスプラザ京都 6階 第1講習室

  • 清水悠氏(早稲田大学)「プーブリキウス訴権による改革の意義―古典期ローマ法における『買主としての使用取得』の機能解明の一端として―」
  • アイシェ・エンジュル氏(イスタンブール大学)「トルコにおける西欧法体系の継受とローマ法教育について」

第454回近畿部会(2018年11月17日)立命館いばらきフューチャープラザ(キャンパスB棟)4階 研究会室3

  • 片保涼介氏(立命館大学)「近世日本の贖刑論の一考察」
  • 鈴木康文氏(桃山学院大学)「ヘッセン選帝侯国の政治構造」

第455回近畿部会(シンポジウム「法の概念および日本前近代法の特質――水林彪・青木人志・松園潤一朗編『法と国制の比較史――西洋・東アジア・日本』を素材として」)(2018年12月9日)神戸大学梅田インテリジェントラボラトリ

  • 水林彪氏「シンポジウム企画趣旨」
  • 司会:福井康太氏、パネリスト:寺田浩明氏、高橋裕氏「第Ⅰ部 法の概念――寺田浩明論文および高橋裕論文を素材として」
  • 司会:水林彪氏、パネリスト:松園潤一朗氏、大平祐一氏、河野恵一氏、安竹貴彦氏「第Ⅱ部 日本前近代の法と裁判――松園論文および大平論文を素材として」

第456回近畿部会(2019年1月27日)ホテルサンルート梅田 陽光の間・光風の間

  • 西村重雄氏(九州大学名誉教授)「ユースティーニアーヌスー帝「学説彙纂」研究の現在と将来」

第457回近畿部会(2019年4月20日)京都大学吉田キャンパス法経本館1階11番教室

『日本法史から何がみえるか』『概説 日本法制史』合評会

  • 佐藤雄基氏、小石川裕介氏「書評『概説日本法制史』について」
  • 十川陽一氏、山本英貴氏、出口雄一氏「『日本法史から何がみえるか』について」

第458回近畿部会(2019年9月22日)キャンパスプラザ京都 6階 第1講習室

  • 渡辺理仁氏(一橋大学)「8世紀のビザンツ法典の『抜粋集』の性格検討―切断刑の導入に関する一考察―」
  • 川島翔氏(広島修道大学)「成立期オフィキアリスの法的地位についての一考察」

第459回近畿部会(2019年10月20日)キャンパスプラザ京都 6階 第1講習室

  • 河野恵一氏(立命館大学)「喧嘩両成敗法の紛争処理的側面について」
  • 後藤正人氏(和歌山大学名誉教授)「生類憐みの令と身分制―大坂町奉行の被差別民取調べを中心に」

第460回近畿部会(2019年12月14日)キャンパスプラザ京都 6階 第1講習室

  • 辻村亮彦氏(神戸学院大学)「開拓使における司法ーー開拓使文書を中心に」
  • 萩原守氏(神戸大学)「清代モンゴルの人身売買規制法」

第461回近畿部会(2020年1月26日)キャンパスプラザ京都 2階 ホール

  • 梅田康夫氏(元金沢大学教授)「日本における律令法の受容と実質化」
このページの先頭へ戻る