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ローマ法・西洋法制史文献目録(平成6年 1994年)
  古代・ローマ法(単行本|論文) 西洋法制史(単行本論文 )  



古代・ローマ法
単行本(著編者別50音順)   [ 先頭 | 1993年 | 1995年 ]
著(編)者書名発行所
佐藤篤士先生還暦記念論文集刊行委員会編歴史における法の諸相(以下は佐藤還暦『歴史における法の諸相』と略称)敬文堂
柴田  光蔵ローマ格言を読み解く(1)玄文社
柴田  光蔵ローマ法フォーラム(6)――現代・ローマ・ローマ法(3)――玄文社
柴田  光蔵ローマ法フォーラム(7)――現代・ローマ・ローマ法(4)――玄文社
土井  正興スパルタカスとイタリア奴隷戦争法政大学出版局
平田隆一・松本宣郎(共編)支配における正義と不正――ギリシアとローマの場合――南窓社



論文(執筆者別50音順)   [ 先頭 | 1993年 | 1995年 ]
執筆者題名掲載誌・巻号
赤井  伸之旧約聖書に見る『奴隷』の諸相佐藤還暦『歴史における法の諸相』
赤井  伸之旧約聖書に見る町の長老たちとその果たした役割彦根論叢287・288
石川真人(コメント・和田卓郎)Alf.D.39.2.43.1‐2(2 dig.)について――ローマ法における法学的構成の一例――法学雑誌(大阪市立大)40‐2
石川  真人Gai.Inst.3.149について――ローマ法における法概念の性質――北大法学論集44‐6
石田 喜久夫(紹介)サヴィニー(小橋一郎訳)『現代ローマ法体系 第1巻』京都学園法学14
一柳  俊夫(書評)伊藤貞夫「アテネ人庶子の法的地位をめぐって――古代ギリシア史研究の一動向――」同「ポリス社会とパトロネジ」法制史研究43
伊藤   正ヘカトステー碑文再考――売却か賃貸借か――史学雑誌103‐7
岩村  益典pro suoという使用取得の原因について比較法史研究3
加藤  哲実古代ギリシアにおける習俗概念――アリストテレスを中心にして――法学新報(中大)100‐2
熊丸  光男lex Porciaとexililum佐藤還暦『歴史における法の諸相』
小菅 芳太郎パウルス文(D.18.4.21)の解釈史 序にかえて北大法学論集44‐6
酒枝 徹意訳G・アルフェルディ『ローマ帝国の危機とローマの宗教』(1)(2)論集(四国学院大)85,87
桜井 万里子前5世紀アテナイの市民とメトイコイ――政治モデルのダブル・スタンダード――東京学芸大学紀要第3部門(社会科学)45
柴田  光蔵ローマ法法源を読む(1)(2)(3・完)――「学説彙纂・第50巻第17節」を素材にして――法学論叢135‐1,135‐2,135‐3
柴田  光蔵ローマ法のイメージ(19)――ユニークなローマ国制(7)――法律のひろば47‐2
柴田  光蔵ローマ法往還記(17)〜(27)時の法律1466,1468,1470,1472,1474,1477,1478,1480,1482,1484,1486
芹澤   悟物上代位の「代位物」に関する若干のローマ法文について亜細亜法学28‐2
高橋  憲雄プラトンにおける国家比較法史研究3
瀧澤  栄治(資料)バシリカ法典第12巻第1章試訳(3)神戸法学雑誌44‐1
竹本   健ガイウス『法学提要』の編集史的研究(1)――方法論の確立を目指して――法政大学教養部紀要(社会科学編)91
谷口  貴都ローマ法における土地の譲渡方式(1)高岡法学5‐1・2
谷口  貴都卑俗期ローマにおける売買と所有権移転――レヴィ・カーザーの現実売買説の検討を中心に――佐藤還暦『歴史における法の諸相』
テオドシウス研究会訳テオドシウス法典(2)(3)専修法学論集60,61
飛世  昭裕パウルス文(D.18.4.21)の解釈史――註釈学派から人文主義法学まで――北大法学論集44‐6
仲手川 良雄ソロンとメガラの民主制比較法史研究3
新田  一郎ギリシア・ヘブライの理想国家像とローマ帝国――「ローマの平和」に関する一考察――金沢大学文学部論集(史学科編)13・14
原田  俊彦プーブリウス・フィロー法の歴史的意義佐藤還暦『歴史における法の諸相』 
藤田  義治前2世紀におけるローマの自由農民――カトーの『農業論』を中心に――史学雑誌103‐8
藤原  正則パウルス文(D.18.4.21)の解釈史 侵害不当利得法の現状――代償請求と利益の返還(Gewinnherausgabe)――北大法学論集44‐6
前沢  伸行ソロンの改革とアテナイの裁判制度人文学報(都立大)248
真下  英信(書評)仲手川良雄「イセーゴリアの意義――伝クセノフォン『アテナイ人の国制』I.12について」法制史研究43
松阪  佐一アリストテレスの法律と正義法政論集(名大)158
宮崎   亮(書評)橋場弦『アテナイ公職者弾劾制度の研究』歴史学研究661
吉村  朋代古典期ローマ法における贈与について――D.39,5の分析を中心に――広島法学18‐2



西洋法制史   [ 先頭 | 1993年 | 1995年 ]
単行本(著編者別50音順)   [ 先頭 | 1993年 | 1995年 ]
著(編)者書名発行所
有賀  貞訳L・ハーツ『アメリカ自由主義の伝統』講談社
有賀貞・大下尚一・志邨晃佑・平野孝編世界歴史体系 アメリカ史1(17世紀−1877年)山川出版社
イギリス中世史研究会編中世イングランドの社会と国家山川出版社
石田   眞近代雇用契約法の形成日本評論社
稲葉三千男訳モーリス・バレス『国家主義とドレフュス事件』創風社
大津 真作訳アンドレ・ジャルダン『トクヴィル伝』晶文社
岡田  泰男フロンティアと開拓者東京大学出版会
岡本   勝アメリカ禁酒運動の軌跡――植民地時代から全国禁酒法まで――ミネルヴァ書房
小倉欣一・大澤武男 都市フランクフルトの歴史中央公論社
金山  直樹時効理論展開の軌跡――民法学における伝統と変革――信山社
関西中世史研究会編西洋中世の秩序と多元性法律文化社
城戸   毅中世イギリス財政史研究東京大学出版会
喜安   朗近代フランス民衆の<個と共同性>平凡社
古賀  秀夫チャーチスト運動の構造ミネルヴァ書房
古賀秀男・岡本充弘・増島宏訳G・D・H・コール『チャーチストたちの肖像』法政大学出版局
小山  貞夫中世イギリスの地方行政 増補版創文社
酒田  利夫イギリス中世史三嶺書房
佐藤篤士先生還暦記念論文集刊行委員会編歴史における法の諸相(以下佐藤還暦『歴史における法の諸相』と略称)敬文堂
佐藤伊久男編ヨーロッパにおける統合的諸権力の構造と展開(以下佐藤編『統合的諸権力』と略称)創文社
佐藤  芳彦近代イギリス財政政策史研究勁草書房
鯖田  豊之ヨーロッパ封建都市講談社
猿谷 要監訳フェレル解説『図説アメリカ歴史地図』原書房
荘子  邦雄近代刑法思想史研究NTT出版
神寶  秀夫近世ドイツ絶対主義の構造創文社
須郷登世治編著英和対訳英国憲法史の解説中央大学出版部
鈴木  朝生主権・神法・自由――ホッブズ政治思想と17世紀イングランド――木鐸社
鈴木  純義ドイツ帝国主義財政史論法政大学出版局 
田中   浩ホッブズ研究序説――近代国家論の生誕―― 改訂増補版御茶の水書房
常本 照樹訳M・L・ベネディクト『アメリカ憲法史』北海道大学図書刊行会
中野   忠イギリス近世都市の展開創文社
二宮  宏之歴史学再考――生活世界から権力秩序へ――日本エディタースクール出版部
野崎直治編著概説西洋社会史有斐閣
林   達訳ジェームス・ケージー『西洋家族史』学文社
東畑  隆介ドイツ自由主義史序説近代文芸社
樋口  陽一近代国民国家の憲法構造東京大学出版会
松園   伸イギリス議会政治の形成――「最初の政党時代」を中心に――早稲田大学出版部
宮崎  揚弘フランスの法服貴族――18世紀トゥルーズの社会史――同文館出版
森末  伸行法思想史概説中央大学出版部
安原義仁・成定薫訳V・H・H・グリーン『イギリスの大学――その歴史と生態――』法政大学出版局
歴史学研究会編国民国家を問う青木書店
歴史学研究会編世界史年表岩波書店



論文(執筆者別50音順)   [ 先頭 | 1993年 | 1995年 ]
執筆者題名掲載誌・巻号
愛敬  浩二17世紀憲法論争とロック立憲主義思想(1)(2・完)――『統治二論』の憲法史的研究のための序論的考察――法研論集(早大大学院)70,71
相原 一介訳オットー・マイヤー「衡平法による国家の賠償義務――1904年3月19日のドレーズテンのゲーエ財団における講演――」社会科学研究(山梨学院大)13
相原 一介訳オットー・マイヤー「公所有権問題の現状――1907年3月6日のウィーン法学協会における講演――」社会科学研究(山梨学院大)14
青木  人志ボローニャ時代のペッレグリーノ・ロッシ関東学院法学4−2
青木   康議会外勢力の成長――18世紀末のイギリス政治――歴史学研究659
青野   透キケロにおける「法と道徳」同志社法学46−3・4
赤澤  計眞イギリス13世紀における新侵奪訴訟――エドワード1世時代の土地所有と土地訴訟――人文科学研究(新潟大)85
赤澤  計眞13世紀末期ランカシャーにおける権原開示訴訟イギリス中世史研究会編『中世イングランドの社会と国家』
明石  欽司ウェストファリア条約の研究(3)――近代国家・近代国家系成立過程の検証――法と行政(中央学院大)5‐1
赤松  秀岳ハーバーマスとサヴィニー――学説法(Wissenschaftliches Recht)とその可能性――熊本法学79
赤松  秀岳「概念法学」像の揺らぎについて――パンデクテン法学研究の新たな展開――熊本法学80
朝治  啓三13世紀ケムブリッジシァの陪審員関西中世史研究会編『西洋中世の秩序と多元性』
朝治  啓三バロンの反乱とケムブリッジシァの陪審員たちイギリス中世史研究会編『中世イングランドの社会と国家』
朝治  啓三(書評)國方敬司『中世イングランドにおける領主支配と農民』史林77−2
浅野   明16世紀後半モスクワ国家の西方進出――リヴォニア戦争前夜のロシアとスウェーデン――佐藤編『統合的諸権力』
浅野   明(書評)國方敬司『中世イングランドにおける領主支配と農民』山形大学史学論集14
浅羽  良昌B・フランクリンの土地銀行構想社会経済史学60−3
厚見 恵一郎中世秩序理念の解体と政治的現実主義(下)――マキアヴェリと政治の秩序(2)――早稲田社会科学研究48・早稲田人文自然科学研究45合併号
阿部  謹也(書評)上山安敏『魔女とキリスト教』比較法史研究3
新井 由紀夫15世紀イングランドにおけるジェントリと地域政治社会――仲裁をめぐって――イギリス中世史研究会編『中世イングランドの社会と国家』
荒木 隆男訳1874年ドイツ破産法草案理由書(9)――財団債権者(1)――亜細亜法学28‐2
有光  秀行「アングロ・ノルマン王国」論のゆくえイギリス中世史研究会編『中世イングランドの社会と国家』
五十嵐 武士(書評)明石紀雄『トマス・ジェファソンと「自由の帝国」の理念――アメリカ合衆国建国史序説――』歴史学研究658
石井  幸三ベンタム「誤謬の書」に関する覚書龍谷法学27−1
石井  幸三ベンタムの司法制度論,裁判論――ベンタム『憲法典』より――龍谷法学27−2
石井  三記神/王/justice――権力をめぐるシンボリズム法社会学46
石尾  賢二seisin概念について――メイトランドに依拠して――商大論集(神戸商科大)45‐4
板橋  重夫近代イギリスにおける宗教と国家(1)――バンゴール論争を中心に(上)――武蔵野女子大学紀要29‐2
市川  実穂(書評)朝治啓三「シモン・ド・モンフォールの妻」法制史研究43
市原  靖久≪brachium saeculare≫論・(2)――『グラティアヌス教会法令集』における「俗権への引き渡し」――法学論集(関西大)43−6
市原  靖久ヨーロッパ中世盛期カノン法思想の一断面――グラティアヌス教会法令集における「俗権への引き渡し」を素材として――法哲学年報1993
G・イッガース歴史思想・歴史叙述における言語論的転回思想838
伊藤  滋夫近世ノルマンディにおける直接税徴税機構――地方三部会とエレクシヨン制――史学雑誌103‐7
伊藤 宏之訳サー・ロバート・フィルマー『家父長制』(3)福島大学教育学部論集(社会科学部門)55
稲福 日出男ティボーの初期論文とキーフナーのティボー批判――「法典論争」への予備的考察――同志社法学46−3・4
稲元   格ノイミュンスター教区慣行における不動産法佐藤還暦『歴史における法の諸相』
稲元   格(書評)小倉欣一「中世フランクフルトの市民と自由」同「帝国都市フランクフルトの参審人裁判所とオーベルホーフ機能」法制史研究43
犬飼  孝夫(書評)明石紀雄『トマス・ジェファソンと「自由の帝国」理念――アメリカ合衆国建国史序説――』史境(筑波大)28
井上  浩一ビザンツ貴族の家文書――11世紀軍事貴族の場合――関西中世史研究会編『西洋中世の秩序と多元性』
井上  琢也「生ける死体」(Lebender Leichnam)と「ペルヒト」(Percht)の思想史(3)――ドイツ法史学あるいは民俗学の深層――国学院法学31‐4
井上   洋1850年代半ばのイギリスにおける行政改革運動――シティの行政改革協会の初期の活動を中心として――(1)法政論集(名大)155
井上  洋訳K・C・ウェア「19世紀イギリスの公務員制度」(上)群馬大学教育学部紀要(人文・社会科学篇)43
井上  雅夫カノッサ事件と王権の「神聖性」関西中世史研究会編『西洋中世の秩序と多元性』
井上  泰男(書評)宮松浩憲『西欧ブルジュワジーの源流――ブルグスとブルゲンシス――』歴史学研究659
井上  靖夫初期中世における治安について 続(1)紀要(共立女子短大)37
今井   宏(書評)小川晃一『英国自由主義体制の形成――ウィッグとディセンター』歴史学研究655
今井  弘道官僚制と市民――マックス・ウェーバー研究の視点から――思想844
今村  哲也ポリツァイをめぐる思想と学問(上)関東学院法学4−2
入江  幸二スウェーデンの強国時代(1611−1718)――国制の分析を中心に――史泉(関西大)80
岩佐  幹三イギリス民主主義,特にベンタムに学ぶ――原爆被爆者として生きる道標――金沢法学36‐1・2
岩野  英夫世良晃志郎のクレッテシェル批判を考える――西洋中世法の性格を捉える視角の明確化のために――同志社法学46−3・4
印出  忠夫南仏ナルボンヌ大司教座における「グレゴリウス危機」について――E.MAGNOU‐NORTIERの業績から――文化紀要(弘前大)39
上井  長久フランス法におけるsimulationの研究――ローマ法とフランス旧法――明治大学社会科学研究所紀要32−2
上野  芳久フランスにおける政体の変遷と刑事陪審制度(1) 國學院法政論叢15
植村  和秀フリードリヒ・マイネッケの歴史観(1)――人間中心主義の危機とその克服――産大法学28‐1
海原  文雄(書評)森泉章編『イギリス信託法原理の研究――F・W・メイトランドの所説を通して――』F・W・メイトランド(トラスト60・エクイティ研究会訳)『エクイティ』法制史研究43
宇野  重規フランス自由主義の諸相とアレクシス・ド・トクヴィル――個・政治・習俗――国家学会雑誌107−5・6
乳原   孝ブライドウェル矯正院の内と外――16世紀後半のロンドンにおける道徳の取締り――史林77−5
江川   温ロベール2世の王権と「神の平和」運動――1020年代初のブルゴーニュと北フランス――関西中世史研究会編『西洋中世の秩序と多元性』(法律文化社)
江川   温(書評)宮松浩憲『西欧ブルジュワジーの源流――ブルグスとブルゲンシス史学雑誌103‐4
遠藤  孝夫プロイセン「一般諸規定」(1872年)と初等教育の条件整備施策帝京大学理工学部研究年報(人文編)4
大内   孝独立前ヴァジニアの法曹制度について――独立期アメリカ法曹の形成に関する一つの覚書――東北法学12
大木  雅夫フランスにおける人文主義法学素描上智法学論集37−3
大木  雅夫法学におけるルネサンス――イタリア学風とガリア学風――ソフィア43−1
大木 雅夫訳ヨーゼフ・コーラー「比較史の方法について」上智法学論集38−2
大久保 憲章裁判官による契約への介入(2)――歴史的,比較法的,現代法的考察による解釈学的批判――佐賀大学経済論集27−2
大倉  正雄ウォルポール時代の税制改革論争(1)「宮廷」対「在野」社会科学(拓殖大)207
大澤   麦自然権としてのプロパティ(上)(下)――イングランド革命(1640−1689)における急進主義政治思想の展開――明治学院論叢法学研究54,56
太田  義器グロティウス『戦争と平和の法』に対する一視角――法による戦争規制の構図――社会思想史研究18
大津   浩フランス憲法史と公法解釈学説における「単一国家」型の地方自治原理の成立(2)法政理論(新潟大)27−1
大塚   桂ホッブハウスの自由論駒沢大学法学部研究紀要52
大塚   桂ラスキの地方制度論政治学論集(駒沢大)39
大野  達司ワイマール期国法学における方法と主体の問題(3)――ヘルマン・ヘラーの議論を中心にして――神奈川法学29−1
大野  秀夫(書評)栗原真人「秘密婚とイギリス近代(1)〜(4)」法制史研究43
大村  照夫ウィリアム・ペイリーの政治哲学――犯罪と刑罰について――名古屋学院大学論集(社会科学編)30−3
大森 雄太郎アメリカ革命とジョン・ロック創文359
岡部  悟朗(紹介)アーノルド・A・ロゴー『トマス・ホッブズ』(2)法学論集(鹿児島大)29−1・2
岡本  詔治イタリア都市計画法制の史的考察(上)――「私的土地所有権制限論」序説――島大法学37‐4
小川  晃一19世紀ウイッグの精神構造(1)(2)北大法学論集45−1・2,45−5
小倉  欣一ヨハン・フィッヒァルト小伝――近世都市フランクフルト・アム・マインの法律家――佐藤還暦『歴史における法の諸相』
尾崎  秀夫教皇インノケンティウス4世の政治理論における教皇権と世俗権史林77−1
押村   高法の精神,あるいは立法への懐疑――モンテスキューにおける歴史の効用――社会科学討究(早大)40−1
押村   高フランス政治思想史における「党派」の問題――J.‐J.ルソーとその周辺――青山国際政経論集29
押村   高モンテスキューの国際関係思想――18世紀ヨーロッパの構造的変動と国家理性観の修正(上)青山国際政経論集31
織田  元子イングリッシュ・ジェントルマン序説(1)――英国紳士論――大阪樟蔭女子大学論集31
小田中 直樹七月王制期フランスにおける社会経済政策の展開(上・中・下)――イル=エ=ヴィレヌ県における支配階層と民衆(3)――社会科学研究(東京大)46−1,46−2,46−3
小野  善彦16世紀後半のバイエルンにおける反宗教改革佐藤編『統合的諸権力』
小山   勉フランス近代国家形成と知の権力性の集権的制覇――第二帝政期における教育闘争をめぐって――法政研究(九大)60−3・4
柏野  健三英国における産業社会への移行と貧困救済方法の変容について岡山商大論叢30‐2
柏野 健三訳S.&B.ウェブ『英国地方行政』第7巻,『英国救貧法史』第1部『旧救貧法』,第4章「救済の方法」最終回岡山商大論叢30‐1
柏   經學J・S・ミルにおける『義認』と『聖化』福岡大学法学論叢39−1
片岡  寛光公務員制度の形成と発達早稲田政治経済学雑誌320
堅田  研一社会契約論の現代的意義――主権者の超越性と判断力――法研論集(早大大学院)70
勝田  有恒談合と指名競争入札――法文化史的アプローチ――一橋論叢111−1
勝田  有恒談合と指名競争入札制度――比較法文化論の観点から――比較法文化(駿河台大)2
桂木 隆夫訳ヒューム資料/イングランド史・第67章『カトリック陰謀』(試訳)成蹊法学39
金井 光太朗(書評)A・ハミルトン他(斎藤真・武則忠見訳)『ザ・フェデラリスト』歴史学研究655
加波眞一・松尾卓憲訳ヴォルフガング・ゼラート「帝室裁判所および帝国宮廷顧問会議における裁判官贈収賄」 法政論集(北九州大)21−4
紙谷  雅子(書評)M・L・ベネディクト『アメリカ憲法史』月刊法学教室171
河上  倫逸ドイツ国民の概念――国籍〔国家所属性〕と民族所属性比較法史研究3
河上  倫逸Die Möglichkeiten einer Zeitgeschichte anhand von Anton Mengers Biographie und Zustand der Materialienforschung〔時代史としてのA・メンガー個人史の可能性と資料状況〕法学論叢134−3・4
河島  幸夫ドイツ宗教政党の歩み法学論集(西南学院大)26−3
川分  圭子(書評)小川晃一『英国自由主義体制の形成――ウィッグとディセンター――』史林77−2
北野 かほる中世末期イングランドの秩序維持政策――騒擾法Statute of Riotの成立過程――法制史研究43
北野 かほる1414年騒擾法の政策的意図――中世末期イングランド秩序維持政策補論――西洋史研究新輯23
城戸   毅中世末期ウェイルズにおける領主による課税イギリス中世史研究会編『中世イングランドの社会と国家』
木南   敦(著書紹介)Maeva Marcus(ed.)The Documentary History of the Supreme Court of the United State,1789‐1800,Volume four:Organazing the Federal Judiciary:Legistationアメリカ法1994−1
木下  和朗イギリス庶民院における調査委員会制度(1)(2)(3・完)――国政調査権に関する制度考察北大法学論集44−5,44−6,45−1・2
木村   仁雇用関係における競業避止契約の合理性季刊労働法170
近代契約理論研究会(山田八千子)近代契約理論の思想史的背景(3)成城法学46
近代契約理論研究会(森村進)近代契約理論の思想史的背景(4)成城法学47
櫛田  久代アメリカ革命後の統治機構改革――ヴァジニア州の場合――北大法学論集45−1・2
楠   義彦イングランド宗教改革と国教強制――エリザベス時代を中心に―― 佐藤編『統合的諸権力』
楠   義彦イングランドにおける「高等宗務官」と国教強制東北学院大学論集(歴史学・地理学)26
國方  敬司ロック「所有権」論とアメリカ・ピューリタニズム山形大学紀要(社会科学)25−1
久保  信本ジョン・ロックの自然法思想に関する一考察法学政治学研究(成蹊大大学院)13
熊野   聰(書評)三浦弘万「ゲルマンの民会をめぐる諸問題」同「ゲルマンの民会――その基本的性格と変遷」法制史研究43
熊野  直樹水林比較国制史論に関する一覚書libellus18
栗田  睦雄(書評)R・バートレット(竜嵜喜助訳)『中世の神判――火審・水審・決闘』月刊法学教室163
黒田  忠史ヨーロッパにおける『国家』観の変容と法『ECにおける国家と法』(甲南大学総合研究所叢書34)
黒田 忠史訳ヨハネス・ヴァイス「ヴェルナー・シュタークの宗教社会学――ウェーバー宗教社会学への一つの対論――」甲南法学34−3・4
黒田  忠史(書評)稲元格「『リューベック法』研究のための一つの覚書」同「19・20世紀におけるリューベック不動産法研究の展開」同「中世都市リューベックの法典類における不動産関係条文とその特徴」法制史研究43
桑野   聡ハインリヒ獅子公の都市シュヴェリン建設――12世紀の領域支配政策における都市の役割に関する一考察――比較都市史研究13−1
國分 典子訳W・E・アルブレヒト「ゲッティンゲン七教授事件の抗議および罷免――ゲッティンゲン七教授事件関連資料――」法学研究(慶大)67−7
小島  定訳A・B・チャヤーノフ『農業問題とは何か?』(1917年)行政社会論集(福島大)6−3
児玉  善仁西洋における医学学位制度の成立――(3−1)イタリアにおける医師組合と「医学部」――帝京大学文学部紀要(教育学)19
後藤  静思ハンス・ヴェルツェルの自然法論(1)東洋法学38−1
小林  良彰フランス絶対主義における法服貴族の役割経済集志(日大)63−4
小林  良彰フランス革命前夜の財政問題経済集志(日大)64−1
小林  淑憲『ジュネーヴ草稿』から『社会契約論』へ(1)東京都立大学法学会雑誌35−1
P・J・コーフィールドノリッヂ――中世都市存続の一事例――比較都市史研究13−2
小山   哲16世紀のポーランドにおけるテオクラシー的国家論――スタニスワフ・オジェホフスキーの晩年の著作をめぐって――史林77−3
今野  健一フランス第三共和制における共和主義教育の確立と国民統合――1880年代教育改革におけるライシテの意義――一橋論叢112−1
斎藤  絅子(書評)宮松浩憲『西欧ブルジュワジーの源流』社会経済史学60−3
斎藤   哲(紹介)ゾォイフェルトの『裁量論』Lothar Seuffert:Über richterliches Ermessen 1880島大法学37−4
斎藤  寛海15世紀のフィレンツェにおける権力構造――研究視点についての予備的考察――佐藤編『統合的諸権力』
斎藤   泰原スイス永久同盟の国制的意義佐藤編『統合的諸権力』
斉野  彦彌ドイツ近代刑法典の成立前史における故意・違法性の意識成蹊法学39
酒井  昌美フス戦争期ベーメンの都市等族身分の成立帝京経済学研究27−2
酒井  重喜チューダー朝における課税根拠の拡大(上)(下)――租税国家の進展と中世的二元性の抵抗――熊本商大論集40‐3,海外事情研究22−1
酒井  シヅ(書評)R.Baker,D.& R.Porter編『医のモラルの綱領化――18・19世紀の西洋の医道徳条文化についての歴史的,哲学的研究――』学鐙91−4
阪口  修平(書評)仲内英三「フリードリヒ・ヴィルヘルム1世時代のラントラート任命」同「フリードリヒ2世時代のラントラート任命(上)(下)」法制史研究43
酒田  利夫中世都市衰退論争のその後(下)青山国際政経論集29
佐久間  亮ヴィクトリア時代の刑法・刑罰体系と「政治文化」――「狂人犯罪者」の処遇を中心として――立命館文学534
桜井  健吾(翻訳と注釈)W・E・フォン・ケテラー『ドイツ帝国におけるカトリック教徒:政治綱領草案』(1873年)(1)(2)南山経済研究8−3,9−1
桜井   毅市場システムと国家(2)――マルクスの場合――武蔵大学論集42−1
佐藤 伊久男13世紀イングランドにおける教会と国家――裁判管轄権をめぐって――佐藤編『統合的諸権力』
佐藤 伊久男(書評)沢田裕治「中世コモン・ローにおける和解譲渡」法制史研究43
佐藤  彰一(書評)林毅氏の「批評」によせて法制史研究43
佐藤節子・赤間聡訳A・ヘェーガァシュトレーム著,K・オリィヴェクローナ編『権利,義務,契約の拘束力――ローマの法律観および自然法観を通して』(1)(2)青山法学論集35‐3・4,36‐1
佐藤  專次西欧中世初期における教会と宣誓立命館文学534
佐藤  專次アルベルト・フォン・メッツとティールの商人ギルド関西中世史研究会編『西洋中世の秩序と多元性』
佐藤  卓己(書評)チャールズ・E・マクラレンド(望田幸男監訳)『近代ドイツの専門職 官吏・弁護士・医師・聖職者・教師・技術者』史林77−3
佐藤  信夫民族と法比較法史研究3
佐野   誠初期カール・シュミットの法思想と風刺文――特に『影絵』(1913年)について――浜松医科大学紀要8
澤田  昭夫トマス・モアはユートピア的教会会議主義者であったか?――ひとつの憲政思想史的考察――経済学論纂(中大)34−5・6
沢田  裕治コンシダレイションのバーゲン理論について――英米コントラクト契約法史研究序説――法学新報(中大)100−2
沢田  裕治(書評)斎藤絅子『西欧中世慣習法文書の研究――「自由と自治」をめぐる都市と農村――』法制史研究43
澤登  佳人トマス・アクィナスの所有権理論と人民主権論白鴎法学創刊号
澤登佳人・谷口哲也フランス大革命期公教育立法の展開――ルソー,コンドルセおよびルペルチエの公教育思想と国民主権原理との関わりのなかで――白鴎法学2
志垣  嘉夫17・8世紀ブルゴーニュ地方の領主裁判役人――史料調査の中間報告――歴史学・地理学年報(九大)18
柴田  高好国家論(3)――国家と市民社会――東京経大学会誌188
渋谷   聡近世ドイツ帝国の等族制集会西洋史学172
下山  瑛二権威と「理性」と法(2)(3)――イギリス法における――
初宿  正典フランクフルト憲法の成立に与えたアメリカ合衆国憲法の影響――ドイツ憲法史研究への覚え書き――法学論叢134−3・4
R・シャルチエ今日の歴史学――疑問・挑戦・提案――思想845
神寶  秀夫自由帝国都市マインツの統治構造におけるツンフト佐藤編『統合的諸権力』
杉村  貞臣ビザンティン帝国王朝連続問題人文論究(関西学院大)43−2
杉村  貞臣ビザンティン帝国女帝の即位と退位『関西学院大学文学部60周年記念論文集』
鈴木  利章英国史学思想上のJ・H・ラウンドとH・ホール論争――The Red Book of the Exchequerをめぐって――イギリス中世史研究会編『中世イングランドの社会と国家』
鈴木  秀勇ホブズにおける・「契約(Pact,Covenant)」,および,「自然権」,「自然法」,の諸概念の分析(第T部・第T章――第]U章)第]章(V−D,1)――8))(V−D,9)――18))(W−A,1)――5))経済と経営(札幌大)25−1,25−2,25−3
鈴木  宜則トマス・ホッブスにおける社会福祉研究年報経済学(東北大)56
須藤祐孝・油木兵衛ルネサンス・フィレンツェ,イタリア,ヨーロッパ――マキァヴェッリの時代と生涯――(補遺――ii) 愛知大学法学部法経論集134
L・ストーン,P・ジョイス,C・ケリー,L・ストーン,G・スピーゲル歴史学とポストモダン思想838
G・スピーゲル歴史・歴史主義・中世テクストの社会論理思想838
関野  満夫ワイマール期の自治体財政経済学論纂(中大)35−3
関野  満夫プロイセン財政調整と大都市財政――ワイマール期ベルリン市の財政環境――経済学論纂(中大)35−4
高木  正道初期近代ドイツの刑吏(1)法経研究(静岡大)43−3
高草木 光一ルイ・ブラン『労働の組織』と七月王政期のアソシアシオニスム(上)――普通選挙と「社会的作業場」―― 三田学会雑誌87−3
高佐  智美臣民権から市民権へ〜新しい国籍・市民権概念の形成一橋論叢112−1
高橋   薫フランス十六世紀断章(4)駒沢大学外国語学部論集40
高橋  清徳(書評)石井三記「フランス革命期の法学教育・司法制度・法曹」法制史研究43 
高橋  秀行ドイツ技師協会と帝国特許法の制定 1871−1877年国民経済雑誌(神戸大)169−3
高橋  基泰16・7世紀イギリスにおいて検認された遺言書数:家族史研究と史料研究年報経済学(東北大)56−2
高畑  輝久1834年救貧法改正法についての歴史的考察法学58−4
高村 忠成訳ジョン・プラムナッツ『フランスの革命運動1815−71』(3)(4の1)創価法学23−1,23−2・3
瀧井  一博ローレンツ・フォン・シュタインの比較法学――法学的ゲルマニスティクから比較法史へ――比較法史研究3
田北  廣道中世後期都市デュレンにおける支配とツンフト(1)(2)――ガッフェル体制の成立とその意義――経済学研究(九大)59−5・6,60−3・4
田北  廣道(書評)森田安一『スイス中世都市史研究』比較法史研究3
田口  正樹13世紀後半ドイツの帝国国制(1)――ルードルフ1世の帝国領回収政策を中心に――国家学会雑誌107−7・8
田口  正樹(史料紹介)15世紀初頭ドイツ国王宮廷裁判所の手続北大法学論集44−6
田熊  文雄18世紀末〜19世紀30年代のツンフト論争文献について――近代ドイツ都市市民の社会的思想的特質をめぐって(2)――岡山大学文学部紀要21
武田 紀夫訳ラートブルッフ=グヴィンナー「犯罪の歴史」(2)東北学院大学論集(法律学)45
武村  洋子中世の婚姻――人口の「予防的抑制」に関して――松阪政経研究12−1
田中  憲彦ランゴバルドにおける法と王権佐藤還暦『歴史における法の諸相』
田中   優中世後期,近世初期ドイツにおける貧民救済と社会的規律化鹿児島女子短期大学紀要29
谷口  健治19世紀前半のバイエルン王国における営業制度史林77−2
谷原  修身コモン・ローにおける反独占思想(2)(3)東洋法学37−2,38−1
田畑  洋一イギリス公的扶助制度史社会学部論集(鹿児島経済大)13−2
玉置 さよ子西ゴート王国のカトリック改宗について関西中世史研究会編『西洋中世の秩序と多元性』
田村  章雄(紹介)アイスランド刑事法制史概説(1)(2)比較法雑誌27−4,28−2
丹下   栄カロリング期北フランス地方における生産・流通関係――サン・ドニ修道院の所領経営――佐藤還暦『歴史における法の諸相』
千葉  徳夫絶対主義時代のドイツにおける小国の理念と現実明治大学社会科学研究所紀要32‐2
千葉  徳夫近世ドイツ国制史研究の動向とG・エストライヒ――長尾龍一氏の批判に答えて――創文355
周   作彩アメリカ行政法における行政裁量問題(1)(2)――行政と司法の機能分担の観点から――法学研究(一橋大)25,26
都築   彰ヘンリ3世期における騎士強制と武装宣誓者史学雑誌103−4
都築   彰(書評)イギリス中世史研究会編『中世イングランドの社会と国家』史学雑誌103−12
鶴島  博和10−12世紀のイングランドにおける『国家』と『教会』――とくに教会人事と軍事の観点からみた「アングロ・イングリッシュ期」の教会国家体制研究序説――佐藤編『統合的諸権力』
鶴島  博和ロチェスタ・ドゥームズディ・ブック(Rochester Domesday Book)――その系統的解明と編集――イギリス中世史研究会編『中世イングランドの社会と国家』
鶴島  博和(書評)田中正義『イングランド中世都市論纂』社会経済史学60‐2
寺村 銀一郎中世スウェーデンの国制――王国議会の成立をめぐって――関西中世史研究会編『西洋中世の秩序と多元性』
戸上   一後期サクスン・イングランドの鋳貨製造人についてイギリス中世史研究会編『中世イングランドの社会と国家』
富田  矩正12・3世紀Mecklenburgにみる都市建設――植民者導入形態としての視点と整理――比較都市史研究13−1
永井  良和フランス第二共和政と選挙(1)社会科学(拓殖大)209
仲内  英三マックス・ヴェーバーの「神々の闘争」概念をめぐって(下)早稲田政治経済学雑誌317
仲内  英三マックス・ヴェーバーにおける「人格」の位置価早稲田政治経済学雑誌318
仲内  英三『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』の普遍史的解釈早稲田政治経済学雑誌319
仲内  英三18世紀プロイセン絶対王制下のラントラートの勤務状況――ラントラートの不祥事を中心に――早稲田政治経済学雑誌320
仲内  英三後期啓蒙主義史学の歴史認識――ヨハン・クリストフ・ガテラーを中心に――佐藤還暦『歴史における法の諸相』
長尾  龍一近代国家起源論メモ――エストライヒ『近代国家の覚醒』を読んで――創文352
中川  和彦チリ1855年民法典とアンドレース・ベリョ(1)(2)(3・完)成城法学45,46,47
長田  豊臣ギルディッド・エイジにおける国家――連邦裁判所のはたした役割りと機能を中心に――立命館文学534
中谷  功治8世紀後半のビザンツ帝国――エイレーネー政権の性格をめぐって――西洋史学174
中野  正剛未遂犯思想の形成史国学院法政論叢15
中野   忠近世イギリスの徒弟制――最近の研究動向から――早稲田社会科学研究49
中林  朋樹『立憲政治』(W・ウィルソン)の大統領政治をめぐって(法大大学院)13
中村  義孝ナポレオン刑事訴訟法の重罪陪審裁判立命館法学231・232
中村  義知モンテスキューの政治的空間と非政治的空間(7)(8)福岡大学法学論叢38‐2・3・4,39−1
中山  秀登ドイツ民法典婚約諸規定の成立過程――第1298条から第1302条まで――流通経済大学論集29−2
波平  恒男ハーバーマスのウェーバー解釈について琉大法学52
南   皇祐イギリスにおける地方税の変貌に関する研究経済と経済学(都立大)75
西    修アルバート・P・ブラウスタイン著『世界の憲法』解説と補遺法学論集(駒沢大)49
西   修訳アルバート・P・ブラウスタイン『世界の憲法』――その生成と発展(2)――法学論集(駒沢大)48
西尾  孝司ベンサム『憲法典に先行する第一諸原理』を読む神奈川法学29−1
西川  珠代『ベリアル裁判』に見る中世後期の訴訟像(2・完)法学論叢135−3
西田  洋二(書評)佐藤芳彦『近代イギリス財政政策史研究』西洋史研究新輯23
西村 隆誉志法源理論に関する一考察――近世法学形成史におけるキュジャスとドノー――佐藤還暦『歴史における法の諸相』
西村   稔マックス・ウェーバーと「教養」(1)(2・完)岡山大学法学会雑誌44‐2
丹羽   巖A・V・ダイシーと法の支配経営情報学部論集(中部大)8−1・2
糠塚  康江第三共和制の確立と共和主義的改革(1)(2)関東学院法学4−1, 4−2
ディーター・ネルサヴィニーの直感とカントの判断力比較法史研究3
野崎  直治『国王自由人学説』の衰退――ドイツ中世史学界の一動向――社会科学討究(早大)40−1
野崎  直治ペスト―鞭打ち苦行者―ユダヤ人虐殺――危機の時代としての14世紀――(1)(2)歴史と地理465,468
野田  龍一弁護士の成功報酬について――「訴訟ノ利益ノ幾部ヲ受クヘキ契約」と「係争権利ノ買受」福岡大学法学論叢38−2・3・4
野田  龍一フランスにおける弁護士成功報酬規制――その伝統と転換――福岡大学法学論叢39−1
萩原  金美(書評)R・バートレット(竜嵜喜助訳)『中世の審判――火審・水審・決闘――』ジュリスト1040
畑  奈保美ブルゴーニュ時代初期(14世紀末−15世紀初頭)におけるフランドル四者会議西洋史研究新輯23
畑   安次モレリの憲法思想同志社法学46−3・4
波多野  敏モノマニーと刑事責任――19世紀前半のフランスにおける刑法と医学(1)(2・完)京都学園法学14,15
服部  良久叙任権闘争期前後のドイツ東南部における貴族とラント京都大学文学部研究紀要33
服部  良久1082年5月12日の「マイルベルクの戦い」をめぐって関西中世史研究会編『西洋中世の秩序と多元性』
塙   浩訳K・L・カーストおよびK・S・ロウゼン「ラテン・アメリカの法的諸制度の歴史的発展」摂南法学11
塙   浩訳R・シャバヌ「フランス近代公法史要略――財政制度,宗教制度および軍事制度――」摂南法学12
馬場  健一1669年イングランド『子どもの請願』の学校体罰防止の言説戦略法政論集(北九州大)21−4
馬場   優ドイツ外交における独露再保障条約の意義(1)法学雑誌(大阪市立大)40−2
早川  良弥ザクセンにおけるヴェルフェンの家門意識関西中世史研究会編『西洋中世の秩序と多元性』
林  喜代美ホッブズの自然法論社会科学研究(徳島大)7
林    毅中世ドイツ市民の法創造的業績――W・エーベルの見解の検討――阪大法学44−1
林    毅西洋中世都市の理論的把握のために阪大法学44−2・3
林    毅ドイツ中世都市法研究の意義と問題点――ディルヒャー教授の論文の紹介を兼ねて――佐藤還暦『歴史における法の諸相』
林    毅(書評)牟田和男「東南ドイツの魔女裁判」法制史研究43
林毅・西村隆誉志・沢田裕治(学界回顧)西洋法制史法律時報66‐13
林   深山ESSAYS IN ANGLO‐SAXON LAW II&III:THE LAWS OF ANGLO‐SAXON KINGS:A study of Express Legislative Development in the Anglo‐Saxon Period:PART TWO AND THREE OBSERVATIONS ON NATURE OF ANGLO‐SAXON LAWS学習院大学法学部研究年報29
早島  瑛訳ゲオルク・G・イッガース「20世紀の歴史学――若干の考察――」社会経済史学60‐2
坂東  行和(書評)石井幸三「ベンタム『憲法典』第1巻について(1)(2・完)」法制史研究43
比嘉 康光訳アンドレアス・ドイチュ『裁判官・死刑執行人・拷問吏』(1)――中世ハル市の刑事司法――立正法学論集27−3・4
東出   功教皇官僚の給養と在イギリス聖職禄イギリス中世史研究会編『中世イングランドの社会と国家』
東出   功(史料所見)聖職者における教皇・国王への同時両属――1198年から1304年まで――北海道大学文学部紀要42−2
東出   功(史料所見)国王直属のクレーリクスとカペラーヌス――1216年から1272年まで――北海道大学文学部紀要42−3
樋口  弘夫イギリス社会改革の時代における社会政策の一局面――公衆衛生報告にそって――和光経済27−1
寿田  竜輔レオン・デュギー「近代国家の組織と個人の自由」――その訳と解説――成城大学経済研究125
平良木登規男参審制度について――その成立と発展の経緯法学研究(慶大)67−7
平田  耀子ソールズベリのジョンとトマス・ベケット――ソールズベリのジョンの書簡集を中心に――高千穂論叢29−1
廣井 大三訳アーサー・ニュスボーム『国際法の歴史』(4)大東法学4−1
福島  勝彦イギリス社会政策思想の転換点――スタージェス・バーン法の成立をめぐって――創価経済論集24−2
福田   誠後期サクソン・イングランドの水軍――スカンディナヴィア人傭兵の使用をめぐって――イギリス中世史研究会編『中世イングランドの社会と国家』
藤井  博文1002年の王位立候補者をめぐって――マイセンのマルクグラーフ・エッケハルト1世の場合――関西中世史研究会編『西洋中世の秩序と多元性』
藤尾  彰訳エーリッヒ・シュヴィンゲ「陪審裁判所をめぐるたたかい(3)(4)――フランクフルト国民議会にいたるまで――」法政理論(新潟大)26−3,27−2
藤木  久志(書評)山内進『掠奪の法観念史――中・近世ヨーロッパの人・戦争・法――』歴史学研究657
藤田  哲雄1874―1885年間イギリスにおける保守党内閣,自由党内閣期の地方行財政改革論叢(秋田短大)54
藤原 淳一郎1920年代米国電気事業(3・完)――連邦電力規制前史――法学研究(慶大)67−1
藤原  保信ジョン・ロックの政治理論(下) 早稲田政治経済学雑誌317
フランス近代法研究会訳サニヤック『フランス革命における民事立法』(2)(3)大東法学3−2,4−1
ユーグ・フルシロンフランス革命と家族法比較法史研究3
豊岳  信昭フランスにおける抗弁制限原則(Le Principe de l'Inoppsabilité des Exceptions)の歴史的展開――ジュネーブ条約の採択に至るまで――明治大学短期大学紀要55
細川  道久(書評)長田豊臣『南北戦争と国家』立命館文学533
堀  真清訳ハロルド・J・ラスキ「反ファシズムとヨーロッパ革命」西南学院法学論集27‐2
堀江  洋文エルトン史学と歴史研究――テューダー行政革命論争を中心として社会科学年報(専修大)28
本多  三郎1881年アイルランド土地法――グラッドストンのアイルランド政策(1)――大阪経大論集45‐1
本多  三郎二つのアイルランド土地法――グラッドストンのアイルランド政策(2)――大阪経大論集45‐2
本多  三郎1881年土地法の基本政策と自治構想――グラッドストンのアイルランド政策(3)――大阪経大論集45‐4
前原  正美J・S・ミル『経済学原理』における土地所有論と国家東洋女子短期大学紀要26
前山 総一郎皇帝フリードリヒ一世の統治と帝国諸団体――レガリア政策の理念と機構――佐藤編『統合的諸権力』
増井  三夫教区における社会的規律化空間――教区査察による公的生活圏の創出上越教育大学研究紀要13‐2
松浦  好治(書評)仲手川良雄編著『ヨーロッパ的自由の歴史』比較法史研究3
松浦  義弘(書評)遅塚忠躬,近藤和彦編『過ぎ去ろうとしない近代――ヨーロッパ再考――』史学雑誌103‐7
松尾  太郎近代アイルランド農地改革と住民の慣習的権利――アキル島の場合――経済志林(法大)61‐4
松尾  展成市民的改革以前のザクセンにおける都市制度(3)(4・完)岡山大学経済学会雑誌25‐3,25‐4 
松尾 展成訳ゲルハルト・シュミット『近世ザクセン国制史入門』(9)(10・完)岡山大学経済学会雑誌26‐1,26‐2
松村 勝二郎(書評)小山貞夫『絶対王制期イングランド法制史抄説』 法制史研究43
三浦  弘万フランク王権の伸張における役人層と聖職者層佐藤編『統合的諸権力』
三浦  弘万ヨーロッパ地域における古定住とその基本的性格静岡大学教養部研究報告(人文・社会科学編)30‐1
三坂佳弘・三成賢次・佐藤岩夫(研究動向)ポストモダンか近代法の再生か?法の科学22
道谷   卓公訴時効――歴史的考察を中心として―― 法学論集(関西大)43‐5
光永  雅明(書評)イギリス史における「1848年」小関隆著『1848年――チャーティズムとアイルランド・ナショナリズム』人間と社会(東京農工大)5
三成  賢次近代ドイツの都市行財政――19世紀後半ケルンの予算から――佐藤還暦『歴史における法の諸相』
三成  美保18世紀スイス=チューリヒ邦の都市と農村佐藤還暦『歴史における法の諸相』
三成  美保死後の救済をもとめて――中世ウィーン市民の遺言から―― 関西中世史研究会編『西洋中世の秩序と多元性』
南   利明民俗共同体と法(15)(16)(17)――NATIONALSOZIALISMUSあるいは「法」なき支配体制――法経研究(静岡大)42‐2,43‐1,43‐3
宮ヶ谷 徳三18世紀における都市・文明・文化――西川長夫『国境の越え方』をめぐるノート――国際文化学研究(神戸大)創刊号
宮田  光雄国家と宗教(中)(下の1)(下の2)(下の3)――ヨーロッパ精神史におけるローマ書13章――思想836,837,839,841
三好  洋子(書評)國方敬司『中世イングランドにおける領主支配と農民』史学雑誌103‐11
牟田  和男(書評)林毅「中・近世ケルン市における魔女裁判」法制史研究43
牟田  和男(書評)林毅「中世都市ケルンにおける教会の経済活動に対する規制」法制史研究43
村井  敏邦刑法と刑事訴訟法の交錯(1)〜(5)時の法律1471,1473,1475,1477,1479
村上   裕ヘルマン・コンリングと帝国裁判権(1)――史料『ドナウヴェルト論駁書』との比較から――関東学院法学3‐2
村上   裕目隠しされた正義の女神――セバスティアン・ブラントの『阿呆船』とローマ法継受――関東学院法学4‐2
文字   浩(資料)帝国カンマー裁判所法(1555年)(5)南山法学17‐3
文字   浩(紹介)国王カンマー裁判所の訴訟手続について(1)――O.Franklin, Das Königliche Kammergericht vor dem Jahre 1495, (1871).の紹介を中心にして――南山法学17‐4
求馬 久美子(紹介)K.O.v.Aretin, Das Reich. Friedensgarantie und europäisches Gleichgewicht 1648‐1806 北大史学34
森   征一バルトルスの慣習法理論における「同意」(序説)――イタリア中世都市国家の立法王権との関連で――法学研究(慶大)67−11
森   康博J.ロックの(君主)論経営学部紀要(東亜大)3
森   義信フランク時代の裁判風景(1)――職権的証人訊問と判決発見人――社会情報学研究(大妻女子大)2
森泉  章訳F・W・メイトランド『中世の政治理論』の「序文」(3)(4)――国家理論と法人理論――青山法学論集35−3・4,36−1
森田   勉ローレンツ・シュタインの中期の憲法――憲政論の確立法経論叢(三重大)11−2
森田   勉ローレンツ・シュタインの近代立憲主義論歴史学研究655
森村   進ジョン・ロック所有論の再検討(1)法学研究(一橋大)26
森本   矗中世におけるノリッチ司教座聖堂付属修道院領の経済構造について経済学論叢(同志社大)46−1
森本   矗15・6世紀におけるダラム司教座聖堂付属修道院の鉄の調達と市場経済経営研究(帝塚山大)2
森本  芳樹西欧中世初期荘園制の諸側面(3)(4)――最近5年間における農村史の研究状況――経済学研究(九大)59−5・6,60−1・2
森本  芳樹プリュム修道院所領明細帳に見える複数者保有マンスと分数マンスについて――古典荘園制における農民経済動態の解明のために――経済学研究(九州大)60−3・4
守矢  健一初期サヴィニーの法学方法法学協会雑誌111−8
守山  記生12世紀初期のフランドルにおける政治的変動関西中世史研究会編『西洋中世の秩序と多元性』
諸田   實フッガー家による騎士修道会領の地代請負い(「マエストラスゴ」)商経論叢(神奈川大)30−1
矢島  基美(書評)法服貴族――その実態と存在意義―― 宮崎揚弘著『フランスの法服貴族――18世紀トゥルーズの社会史――』ソフィア43−3
安武  真隆モンテスキューにおける共和政の理念と君主政――『法の精神』における「富」と「名誉」政治研究(九大)41
安元   稔中世末期エクセタア市のステイプル裁判所記録再考イギリス中世史研究会編『中世イングランドの社会と国家』
蜻  伸一宗教改革期における西南ドイツ都市の外交政策佐藤編『統合的諸権力』
山内   進(書評)若曽根健治「中世の慣習概念をめぐる諸問題」法制史研究43
山内   進(学会動向)「ヨーロッパ」の侵略と拡大を正当化した法観念を解明する一基礎資料の公刊――セプールベダ(染田秀藤訳)『征服戦争は是か否か』(岩波書店)の翻訳とその意義比較法史研究3 
山口  孝道マーヴェルの選挙区への書簡 1660−1663年富大経済論集40−2
山崎 充彦訳ヘルマン・ヘラー「フェルディナンド・ラッサール『労働者綱領』序文」同「ヘーゲル『ドイツ憲法論』序文」比較法史研究3
山下  重一晩年のジェイムズ・ミル(下)国学院法学31−3
山下  重一J・S・ミルとジャマイカ事件(1)国学院法学32−3
山下 重一訳J・S・ミル「アメリカの抗争・奴隷制権力」(1862年)国学院法学32−1
山下  威士(資料)「プロイセン対ライヒ」(7月20日事件)法廷記録(13)法政理論(新潟大)27−1,27‐3・4
山代  宏道ノルマン征服とイングランド教会イギリス中世史研究会編『中世イングランドの社会と国家』
山添  昌彦フランス初期商法上の破産計算の構造――サヴァリー法典会計規定の研究――松商短大論叢42
山田  園子普遍しょく罪説とイギリス革命(8)――『しょく罪されたしょく罪』を中心に――島大法学38−2
山辺  規子12世紀中頃ジェノヴァの遺言書にみる家族関西中世史研究会編『西洋中世の秩序と多元性』
山元   一《法》《社会像》《民主主義》(4)(5・完)――フランス憲法思想史研究への一視角国家学会雑誌107−3・4,9・10
山本  文彦15・16世紀ドイツの帝国財政と帝国の国家性佐藤編『統合的諸権力』
山本   尤M・ハイデガーにおける学問と政治――ナチズム関与問題を巡って比較法史研究3
横尾  元意チューダー王朝初期の支配者像の一考察北海道武蔵女子短期大学紀要26
吉田  弘訳1859年におけるレスター州スウォニントン共有地に関する個別捺印証書経済経営論集(神戸国際大)14‐1
吉武  憲司スティーヴン治世期国王行政と王妃マティルダイギリス中世史研究会編『中世イングランドの社会と国家』
吉野   悟比較法史の基礎としての自然法学の所有権概念――ハイネッケとヴォルフ――日本法学59−3
吉野   悟比較法史の基礎としての自然法学の所有権概念――グンドリンク・ダリエス・アッヘンヴァル――日本法学60−1
米谷  園江統治からみた近代――ミシェル・フーコーによる近代国家像創文354
ホセ・ヨンパルト教会法――国家法と国際法との比較――上智法学論集37−3
若曽根 健治徴表と拷問をめぐる中世イタリア法学者の学説・覚書熊本法学79
若曽根健治訳ハンス・シュロッサー『商品としての人間――価格革命と強国政治とにたいする反応としての南ドイツにおけるガレー船漕役刑(16世紀−18世紀)』熊本法学80
若曽根健治訳ルイス・カルレン「巡礼と法」熊本法学81
和田  敏朗ポティエの危険負担論佐藤還暦『歴史における法の諸相』
和田  英夫ダイシーとベルテルミー法律論叢66−1・2
渡辺  節夫フランス中世政治権力構造をめぐる基本的諸問題――最近の諸議論に対する若干のコメント――史学雑誌103−8
渡辺中・柏ア敏義・小橋昇・齋藤康輝・宮原均・柳眞弘共訳クリスティアン・シュターク『フランス革命とドイツ憲法』比較法制研究(国士館大)17
渡部  治雄初期「ドイツ」王国の統合と教会――司教人事政策の展開を中心に――佐藤編『統合的諸権力』
渡邊  文夫16世紀レスターにおける統治者層と貧困対策イギリス中世史研究会編『中世イングランドの社会と国家』



(大内孝・高畑輝久・吉原秋 編)











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